【参加無料】インディペンデントに活動する音楽アーティストのための特別講座がスタート!「音楽プロモーション」から「法律・契約」「AI」までを学べるB-Side Schoolが8月1日に開講

2024/07/04  一般社団法人 B‐Side Incubator 




いま、インディペンデントに活動する音楽アーティストを取り巻く環境は大きく変化しています。2010年代以降、音楽配信サービスや各種SNSの普及により、アーティストがレコード会社やマネジメント事務所に所属せずとも活躍できる環境が整っていきました。

スケールの大きい活動をするインディペンデント・アーティストが増える一方、楽曲の制作からプロモーション、資金調達、法律・契約の実務など、さまざまな役割を自身で担う必要が出てきています。「持続的な音楽活動のためのチームをどのようにつくるのか」「音楽を届けたい層にどうやって届けるのか」「法律や契約の知識をどのようにつけていくのか」──アーティストが抱えるこのような問いや課題に応えるために、一般社団法人B-Side Incubatorでは、次世代を担うインディペンデント・アーティストが自律的かつ持続的に活動するための特別講座「B-Side School」を開講します。

全11回のプログラム内では、オンラインではテーマごとに専門の講師による講義を、オフラインでは音楽プロデューサーのstarRoとマイカ・ルブテがメンターを務め、「長期的にどのようなアーティストになりたいのか」を考えるワークショップを実施します。インディペンデント・アーティストとしてのさらなる飛躍を後押しする学びの場に、ぜひご参加ください!
本講座における3つのポイント
1.第一線で活躍する講師陣による、実践的なレクチャー
本スクールでは、「音楽プロモーション」「MV」「マネジメントチーム」「コレクティブ」「メンタルヘルス」「資金調達」「法律・契約」「AI」といった各トピックについて、専門家から学べる機会を提供します。

2.アーティストとしてのキャリアを長期目線で考えるワークショップ
オフラインのワークショップ参加者向けに、音楽プロデューサーのstarRoさんがメンターとなり、アーティストとしての長期的な活動計画を考える機会を提供します。

3.「インディペンデント・アーティスト」を中心とするコミュニティ
音楽ジャンルやプレイヤーそれぞれの属性にとらわれず、「インディペンデント・アーティスト」を中心とするコミュニティに参加できます。
プログラム



第1回(8/1):ワークショップ「なぜインディペンデントなのか? それぞれが理想とする音楽活動のあり方を考える」
メンター:starRo(音楽プロデューサー/B-Side Incubator理事)、つやちゃん(ライター/B-Side Incubator理事)、岡田弘太郎(B-Side Incubator代表理事)

第2回(8/15):「聞いてもらいたい人に楽曲をどうやって届ける?──活動規模ごとの音楽プロモーションの方法を考える」
講師:西村謙大(株式会社CotoLab. 代表取締役CEO)

第3回(8/29):「アーティストの世界観をどのようにビジュアルで表現する?──気鋭の映像作家と考える、これからの映像コミュニケーション」
講師:大平彩華(アニメーション作家)

第4回(9/12):「コレクティブで活動することの意味って何だろう?──w.a.uと考える、次なる音楽シーンの立ち上がり方」
講師:︎ Kota Matsukawa / voquote(クリエイティブ・レーベル/コレクティブ 「w.a.u」CEO、ファウンダー、プロデューサー)、つやちゃん(ライター/B-Side Incubator理事)

第5回(9/26):「アーティスト活動を支えてくれるマネジメントチームをどうつくる?──CANTEENの実践とともに考える」
講師:遠山啓一(CANTEEN代表)

第6回(10/10):中間ワークショップ「自身のアーティスト活動に活かせるポイントをまとめる」
メンター:starRo(音楽プロデューサー/B-Side Incubator理事)、マイカ・ルブテ(音楽プロデューサー/シンガーソングライター/B-Side Incubator理事)、つやちゃん(ライター/B-Side Incubator理事)、岡田弘太郎(B-Side Incubator代表理事)

第7回(10/24):「インディペンデントに活動する上で知っておきたい法律や契約の知識って?──音楽表現を支える法的サポートを、Law and Theory発起人と考える」
講師:水口瑛介(アーティファクト法律事務所 代表弁護士)

第8回(11/7):「活動を持続化するために、自身の心やメンタルをどうケアする?──創作活動における不安とのつきあい方を考える」
講師:starRo(音楽プロデューサー/B-Side Incubator理事)

第9回(11/21):「創作活動において『お金』とどう向き合う?──さまざまな資金調達のアプローチを知る」
講師:武田信幸(LITE/行政書士)、 宮田ʼレフティʼリョウ(音楽プロデューサー/OIKOS MUSIC 代表取締役)

第10回(12/5):「音楽表現や創造性を拡張するために、AIをどう活用する?──Neutone徳井直生と考える、AI時代のアーティスト像」
講師:徳井直生(アーティスト/研究者)

第11回(12/19):最終ワークショップ「アーティストとしてのこれからの活動プランをまとめる」
メンター:starRo(音楽プロデューサー/B-Side Incubator理事)、つやちゃん(ライター/B-Side Incubator理事)、岡田弘太郎(B-Side Incubator代表理事)

※各回の開催時間は、すべて19:30-21:00となります。
※第1回、第6回、第11回のワークショップに関しては、オフライン開催となります。それ以外の各回はオンライン開催です。
受講申し込み
■参加方法
以下のPeatixの応募フォームから申し込みをお願いします。
https://b-side-school.peatix.com
※参加人数に上限があるため、同一企業/団体内であっても視聴用URLの共有は避けていただければ幸いです。各自でのお申し込みをお願いします。

■参加費
無料

■参加人数



オンライン講座+オフラインワークショップチケット(全11回)参加:40名
オンライン講座チケット(全8回)参加:最大500人
※オンライン講座はZoomウェビナー機能を用いて開催します。
※オンライン講座の場合は、参加者のお顔やお名前等の個人情報が他の参加者に伝わることはありません。申込時も、本名ではなく活動時に使用されているお名前や、匿名での参加も可能です。

■申込期間
2024年7月4日(木)~2024年7月18日(木)
※オフラインのワークショップは最大収容人数が40名のため、応募者多数の場合は抽選となります。抽選結果は7月22日(月)までにお送りします。
※オンライン講座の各回については、抽選はありません。

■場所
第1回、第6回、第11回のワークショップに関しては、オフライン開催。それ以外の各回はオンライン開催です。
ワークショップの参加場所は、申込者に別途お送りします。
※渋谷を予定

■参加対象者
・インディペンデントに活動する音楽アーティスト
・インディペンデントに活動する音楽アーティストを支えるマネジメント、レーベル、ディストリビューター、メディア、ライブハウス/クラブなどの運営に関わる方々
・将来的に音楽に関わる仕事に就きたいと考えている方々
などの方々を主な対象としております。上記に当てはまらない方々の参加も歓迎します。

■主催
一般社団法人B-Side Incubator
講師陣のご紹介
インディペンデント・アーティストの持続的な活動をサポートするために、様々な専門領域で活躍する方々が講師として参加します。



starRo
音楽プロデューサー/一般社団法人B-Side Incubator理事
横浜市出身、秋田県仙北市を拠点に活動する音楽プロデューサー。 2013年、ビートシーンを代表するレーベル「Soulection」に所属し、オリジナル楽曲から、フランク・オーシャンやリアーナなどのリミックスワーク、アーティストへの楽曲提供なども行なう。16年に1stフルアルバム『Monday』をリリースし、The Silver Lake Chorus「Heavy Star Movin’」のリミックスがグラミー賞のベスト・リミックス・レコーディング部門にノミネートされるなど、オルタナティブR&B、フューチャーソウルなどのシーンを中心に注目を集める。音楽活動の傍ら、自身の活動経験、海外経験を活かし、インディーズ支援団体「SustAim」を立ち上げ、執筆やワークショップを通して日本のインディペンデント・アーティストの活性化のための活動にも従事。23年には、秋田県仙北市の地域おこし協力隊に任命される。リトリートや音楽を軸に仙北市の魅力を伝え、同時に仙北市に住む人びとと深く関わるようなプロジェクトを展開。そうした一連の活動を通じて、社会におけるアーティストの役割や持続的な活動スタイルを探求する。





マイカ・ルブテ(Maika Loubte)
音楽プロデューサー/シンガーソングライター/一般社団法人B-Side Incubator理事
東京在住のSSW/音楽プロデューサー/DJ。幼少期から十代を日本パリ香港で過ごす。先進的なエレクトロニックミュージックを基軸としながら、テクスチャーをはぎ取ったオーセンティックな「歌」そのものを重要視している。少人数のマネジメントチームとともにインディペンデントに活動しながらも、国内外のアーティストとのコラボレーションやサウンドプロデュース、リミックスなど多岐にわたり活躍する。20年10月リリースのシングル「Show Me How」はマツダ「MAZDA MX-30」のCMソングに起用された他、agnes b.・SHISEIDO・GAPなどのブランドとのコラボレーションも果たす。20年には「MUTEK.JP 2020」にてパフォーマンスを披露、24年には「DE-SILO EXPERIMENT 2024」にて研究者とのコラボレーションにより制作した楽曲「心象volcano」を発表するなど、実験的な表現活動を続けている。2023年、最新アルバム「mani mani」リリース。



つやちゃん
文筆家/一般社団法人B-Side Incubator理事
音楽誌や文芸誌、ファッション誌などに寄稿。メディアでの企画プロデュースやアーティストのコンセプトメイキングなども多数。活動初期のアーティストの発掘、育成をコンセプトとするオーディションやアワードに審査委員として参画。著書に『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(DU BOOKS)、監修に『オルタナティヴR&Bディスクガイド』(DU BOOKS)など。



岡田弘太郎
一般社団法人B-Side incubator代表理事
一般社団法人デサイロ代表理事。『WIRED』日本版エディター。クリエイティブ集団「PARTY」パートナー。そのほか、アーティスト・マネジメントやスタートアップの編集パートナーなどを経験。アーティストや研究者、クリエイター、起業家などの新しい価値をつくる人々と社会をつなげるための発信支援や、資金調達のモデル構築に取り組む。『WIRED』日本版のカンファレンスやデサイロ主催の「DE-SILO EXPERIMENT 2024」では、本団体に理事として参画しているstarRo、マイカ・ルブテを筆頭に多分野のインディペンデント・アーティストとプロジェクトを展開。WIRED.jpでは、クリエイターやアーティストが持続的かつ自律的に活動するための新しい経済圏の構築を考える連載「For Creators」を担当。1994年東京生まれ。慶應義塾大学にてサービスデザインを専攻。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」選出。



西村謙大
株式会社CotoLab. 代表取締役CEO
大学卒業後、外資系製薬会社でMR職を経験。退職後、2016年1月に株式会社CotoLab.を創業。「START ME UP AWARDS 2016」のキュレーター賞受賞。現在はプレイリスト&カルチャーメディア「DIGLE MAGAZINE」の運営、楽曲URLを一括管理できるマーケティングツール「B.O.M」の提供、アーティスト・音楽事業者向けのプロモーション・マーケティング支援を行っている。



大平彩華
アニメーション作家
福岡県出身。ノスタルジックアニメーションを主体とした作品を中心に制作し、これまでTove Lo、m-flo、CHAI、BAD HOP、JP THE WAVYなど多くのメジャーアーティストやHIPHOPアーティストのMVやアートワークを手掛ける。インスピレーションである日本のノスタルジックなアニメや漫画、ギャルカルチャーを世界に発信している。また、自身がCOファウンダー兼ディレクターを務めるNFTプロジェクト『新星ギャルバース』が世界最大NFTプラットフォームopenseaで24時間ランキング1位を記録し話題を集める。



Kota Matsukawa / voquote(コウタ マツカワ / ヴォコート)
クリエイティブ・レーベル/コレクティブ 「w.a.u」CEO、ファウンダー、プロデューサー︎
神奈川県横浜市出身。東京を拠点とするプロデューサー、ビートメイカー、ベーシスト。〈w.a.u〉ファウンダーのひとり。所属アーティストのreinaをはじめ、さらさ、VivaOla、Wez Atlasなど、数々のアーティストのプロデュースを手がけている。ダンスミュージックプロジェクト・voquoteとしても活動。




遠山啓一
CANTEEN代表
ロンドン大学SOAS校においてカルチュラル・スタディーズで修士号を取得。帰国後、Ogilvy Japanに戦略プランナーとして勤務する傍ら、国内外で都市文化や音楽に関するリサーチ・プロジェクトを展開。2019年にCANTEENを設立。現在Tohji、ralph、kZmなどを含む20組以上のアーティストに対して、マネジメント/レーベル・サービスを展開している。またアートギャラリーを手がける「CON_」、クリエイティブ制作チーム「volvox」、イベント制作の「Danii」を共同創業するなど、音楽に限らず、都市文化/クリエイティブ・ビジネスに関する事業開発を継続的に行っている。




水口瑛介
アーティファクト法律事務所 代表弁護士
東京都国立市生まれ、東京大学法学部卒。音楽、スポーツ、ファッション、インターネットなどに関連するエンターテインメント・クリエイティブ分野や知的財産法分野を中心とする業務を行っている。音楽家に無料法律相談サービスを提供する団体「Law and Theory」を2018年に設立し、音楽とそれを取り巻くカルチャーにリスペクトを持った複数名の弁護士とともに、音楽家からの相談に日々対応している。



武田信幸
LITE/行政書士
2003年結成のインストロックバンドLITEのギタリストでありリーダー。結成当初からアメリカ・ヨーロッパでのツアーを行うなどグローバルに活動しつつ国内においても主要フェスへの出演経験を持つ。2015年には行政書士資格を取得。起業家に向けた新規調達のコンサルティングを専門としつつ補助金にも精通。アーティストや音楽関連事業者に向けた補助金の申請支援も行うなどアーティストサイドとビジネスサイドをクロスしたパラレルキャリアを歩む。



宮田ʼレフティʼリョウ
音楽プロデューサー/OIKOS MUSIC 代表取締役
編曲家、作詞家、作曲家、音楽家、マニピュレーター。Superfly、BE:FIRST、sumikaなど著名アーティストへの楽曲提供、Official髭男dismなどのライブ演出・実演サポートと多岐にわたる音楽活動を実施。2018年より海外作家とのco-writing活動、2020年にクリエイターズユニオン「REVEL MUSIC」旗揚げ、2022年に「OIKOS MUSIC」を共同創業。



徳井直生
アーティスト/研究者
AIを用いた人間の創造性の拡張を研究と作品制作の両面から模索。アーティスト、デザイナー、AI研究者/エンジニアなどから構成されるコレクティブ、Qosmo(コズモ)を率いて作品制作や技術開発に取り組むほか、23年7月設立のNeutone(ニュートーン)では、AIを用いた新しい「楽器」の開発を手がける。21年1月には、これまでの活動をまとめた『創るためのAI - 機械と創造性のはてしない物語』(BNN)を出版し、21年度の大川出版賞を受賞した。博士(工学)。 https://naotokui.net/
団体概要



一般社団法人B-Side Incubatorは、インディペンデントに活動する音楽アーティストを支えるコミュニティです。インキュベーション/スクール/シンクタンクの3つの機能を通じて、アーティストを取り巻くエコシステムの形成と、クリエイターエコノミーの活性化に取り組みます。
■Web
https://bside-incubator.com
■ニュースレター
https://bsideincubator.substack.com/
■X(旧Twitter)
https://twitter.com/bside_Incubator
■Instagram
https://www.instagram.com/bside_incubator/

プログラムへのお問い合わせについては、下記メールアドレスにご連絡ください。
B-Side Incubator運営事務局:
E-Mail:contact@bside-incubator.com





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