【浜松町駅西口開発計画・芝浦プロジェクト】 

2022/05/18  野村不動産ホールディングス 株式会社 

歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化を目的とした浜松町駅エリアの整備計画について


 株式会社世界貿易センタービルディング(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮崎 親男)、野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:松尾 大作)、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:深澤 祐二)、東京モノレール株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤 悦郎)、鹿島建設株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:天野 裕正)の5社は、浜松町駅西口開発計画、及び芝浦プロジェクトに合わせ、浜松町駅エリアの整備(以下「本計画」)を推進しています。
 浜松町駅は、主要交通機関が集積する利便性の高いターミナル駅であり、羽田から東京の玄関口としての機能を果たしています。昨今、駅周辺では複数の大型再開発プロジェクトが進行しており、今後は更に駅利用者・来訪者・就労人口が増加し、都心部の拠点の一つとしてこれまで以上に重要な役割を担っていくこととなります。
 


 本計画では、駅周辺エリアを広域的につなぐ歩行者ネットワークの構築、及び浜松町駅の交通結節点としての機能強化を図り、利便性の高い魅力ある都市環境を整備してまいります。

【整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)】


【浜松町駅周辺エリアの位置関係】
1. 北口歩行者ネットワーク
 
浜松町駅北口を中心に、竹芝・汐留方面、芝大門方面の各エリアをつなぐ歩行者ネットワークを形成します。線路を跨いで東西を繋ぐ自由通路はJR浜松町駅・東京モノレール浜松町駅の北口に新たに整備される改札(3階レベル)からフラットにアクセスできます。(2026年度使用開始予定)



2. 南口歩行者ネットワーク
 
浜松町駅南口には既存の自由通路に加え新たな自由通路を整備し、混雑緩和やバリアフリーへの対応を図ります。これにより、浜松町二丁目エリアと、芝浦エリアをつなぐ歩行者ネットワークを強化します。(新たな自由通路は2024年度使用開始予定。その後既存の自由通路を改修し、2026年度全面使用開始予定。)


3. 竹芝・汐留方面と芝浦方面をつなぐ歩行者空間の整備
 浜松町駅東側には、旧芝離宮庭園に沿って歩行者専用道路を整備します。これにより、竹芝・汐留方面と、芝浦方面が緑豊かな空間でつながります。浜松町駅から芝浦プロジェクトにかけて庇を設置することにより、雨に濡れずアクセス可能となります。


4. 中央広場を起点とした交通結節点の機能強化
 
浜松町駅中央改札前にひろがる「中央広場」と、「ステーションコア」と呼ばれる歩行者ネットワークを一体整備することで、JR山手線・京浜東北線、東京モノレール、都営地下鉄、バスターミナル、タクシーの各交通機関とのスムーズな乗換を実現します。

【整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)】



※本プレスに使用した画像・名称等については、計画段階のものであり、今後変更となる可能性があります。


「浜松町駅西口開発計画」について
 株式会社世界貿易センタービルディング、鹿島建設株式会社、東京モノレール株式会社、東日本旅客鉄道株式会社が共同で推進する東京都市計画都市再生特別地区の特定事業。世界貿易センタービルディング(東京都港区浜松町2-4-1)及び東京モノレール浜松町駅(東京都港区浜松町2-4-12)の建替事業として、2026年度竣工の世界貿易センタービルディング本館・ターミナルと2029年度竣工の東京モノレール浜松町駅舎の建設を予定。
 2021年7月12日 「浜松町二丁目4地区」都市計画変更手続きの開始について
 (参考URL)https://www.wtcbldg.co.jp/info/images/20210712.pdf
 2021年10月22日 モノレール浜松町駅の建替工事に着手します
 (参考URL)http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20211022.pdf

■「芝浦プロジェクト」について
 野村不動産株式会社と東日本旅客鉄道株式会社が共同で推進する国家戦略特別区域計画の特定事業。浜松町ビルディング(東京都港区芝浦1-1-1)の建替事業として、2025年2月竣工のS棟と2030 年度竣工の N 棟からなるツインタワーの建設を予定。
 2021年9月28日 「芝浦一丁目プロジェクト」 10月1日に着工
 (参考URL)https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2021092801898.pdf

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