連結子会社に対する債権の取立不能のおそれに関するお知らせ

2024/02/02  極洋 

2024 年 2 月 2 日

株 式 会 社 極 洋

連結子会社に対する債権の取立不能のおそれに関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、当社の連結子会社である極洋フィードワンマリン(株)を解散することを決議いたしました。これに伴い、同社に対する債権の一部について取立不能のおそれが生じましたのでお知らせいたします。

1.当社連結子会社の概要

(1)名称
極洋フィードワンマリン(株)※1
(2)所在地
愛媛県南宇和郡愛南町久良392-2
(3)代表者の役職・氏名
代表取締役社長 本 慎也
代表取締役専務 佐野 亘
(4)事業内容
マグロその他水産物の養殖及び販売
(5)資本金
90 百万円
(6)設立年月日
2012 年 11 月 1 日
(7)純資産
△1,898 百万円(2023 年 3 月 31 日時点)
(8)総資産
567 百万円(2023 年 3 月 31 日時点)
(7)大株主及び持株比率
フィード・ワン(株)50%、(株)極洋 50%
(いずれも間接所有を含みます)
(8)当社との関係
資本関係
当社が間接所有を含めて50%を出資しております。
人的関係
当社取締役及び従業員が当該会社の役員を兼務しております。
当社従業員が役員として出向しております。
取引関係
当該会社から製品を仕入れております。
関連当事者
該当状況
当社持分は、100 分の 50 以下でありますが、実質的に支配しているため連結子会社としており、関連当事者に該当いたします。
※1 : 2012 年の設立当時の当該会社名は極洋日配マリン(株)

2.経緯

当社及びフィード・ワン(株)では、クロマグロの安定的な供給を継続していくため、完全養殖を目的とした当該会社を設立しました。その後、世界的な漁獲規制などにより天然資源の回復傾向が見られるなど、事業環境が大きく変化したことから、当該会社の合弁パートナーであるフィード・ワン(株)と事業の最適化について検討した結果、当該会社が一定の役割を終えたとの共通認識に至りました。今後は得られた知見を両社にて発展的に活用していく方針をもって、解散することといたしました。

3.債権の種類及び金額

貸付金 1,365 百万円(連結純資産※に対する割合2.9%)
※直前連結会計年度末日時点

4.日程

(1)解 散 決 議 日
2024 年2月2日
(2)解 散
日(予定)
2024 年3月 31 日
(3)清算開始日(予定)
2024 年6月上旬
(4)清算結了日(予定)
2024 年8月下旬

5.今後の見通し

当該債権につきましては、過年度において貸倒引当金を計上しており、個別及び連結の業績に与える影響は軽微であります。

クロマグロに関しては従来通り、子会社のキョクヨーマリンファーム(株)及びキョクヨーマリン愛媛(株)で天然稚魚を成魚に育成する養殖事業を展開してまいります。完全養殖については、これまで培ってきたデータ、経験を活かし、種苗生産から出荷までの事業効率性が高いエリアで、継続していく予定です。

以上

他の画像

関連業界