フランスが誇るラグジュアリークルーズ会社「ポナン」活動再開 極地への快適でエコな旅を実現するクリーンシップ 砕氷船『ル・コマンダン・シャルコー』就航

2021/10/26  PONANT 




フランス唯一のクルーズ会社ポナン(英:PONANT/本社:フランス・マルセイユ)は、2021年9月28日にPONANT 13隻目となる、世界初の高緯度極地探査船「ル・コマンダン・シャルコー」の就航式を行いました。就航式は、フランスの有名な探検家ジャン=バプティスト・シャルコーが出発した港湾都市ル・アーヴルにて執り行なわれました。

就航式には、探検家シャルコー氏の曾孫にあたるアン=マニプー・シャルコー氏、PONANT CEOエルヴェ・ガスティネル、船長のエティエン・ガルシア氏とパトリック・マルシッソー氏が出席いたしました。またゲストとして、シェフのアラン・デュカス氏や建築家のジャン・ミッシェル・ヴィルモット氏、映画監督のリュック・ジャケ氏らが出席しました。

■PONANT CEO エルヴェ・ガスティネル コメント
このプロジェクトの特徴は、乗客の皆様を北極や南極といった極地までお連れするということのみにとどまらず、安全に、そして私たちの持つ価値観やシーマンシップに従って航海することにあります。私たちの価値観において、自然への敬意を持つことは最重要視されています。人類にとって大切な自然や、私たちが旅をする海、脆いエコシステムからどれほどの恩恵を受けているかを考えると、なおさらです。特に極地は、最高の敬意と注意を払うべき場所です。私たちは日々このミッションに全力で取り組んでいます。

ル・コマンダン・シャルコー
ル・コマンダン・シャルコーは、クルーズ界の一員として持続可能なツーリズム実現のためにPONANTが掲げる公約に則り、環境に配慮したデザインと最先端の技術、電気と液化天然ガス(LNG)によるハイブリッド推進システムを搭載しています。安全性、快適性、環境保護へ最大限の配慮を払い設計されており、極地を自力航行するために廃棄物のリサイクルや下水処理などを行う最新の技術を導入し、船級協会のビューローベリタスからクリーンシップ認定も受けています。
また、123室のキャビンを備え、245名のゲストおよび215名のクルーの乗船が可能で、北極と南極のみならず北極点、ウェッデル海、ロス海、ピョートル1世島などのこれまで到達が困難だった極地への旅も可能となります。研究用の施設や設備も完備しており、極地の生態系を研究するための観測・調査・分析の基盤を科学界に提供いたします。

<会社概要>
会社名:PONANT
本社所在地:408 Avenue du Prado, 13008 Marseille, FRANCE
創立:1988年
公式HP: https://www.ponant.com/

<PONANT(ポナン)とは>
船乗りが始めたフランス唯一のクルーズ会社。3本マストで60名乗りの「ル・ポナン号」から始まり、2010年には世界で初めてラグジュアリークラスの客船で極地をクルーズすることを前提に建造された「ル・ボレアル号」を含む4隻の姉妹船を建造し、業界最大の南極送客数を誇ります。PONANTは持続可能なツーリズムへの責任あるクルーズの推進を約束し、保有するすべてのクルーズ船は最新鋭の環境に配慮したディーゼル・電気エンジンシステムを使用し、環境への配慮を行っています。
ラグジュアリーエクスペディション(探検・冒険)クルーズのグローバルリーダーとして、PONANTは北極から南極まで、魅力溢れるあらゆる地をご案内するとともに、我が家のようにくつろげるプライベートヨット感覚でカリブ海や地中海クルーズもお楽しみいただけます。

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