繊維再生技術を有する米国TYTON BioSciences社への出資について

2019/08/29  丸紅 株式会社 


2019 年 8 月 29 日
丸紅株式会社

繊維再生技術を有する米国TYTON BioSciences 社への出資について

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、丸紅米国会社を通じて、生地等の繊維製品を繊維原料に再生する技術を有する米国TYTON BioSciences 社(以下、「TYTON 社」)に出資しました。

TYTON 社は、綿・ポリエステル製品をポリエステル原料とセルロース繊維原料に再生する技術を開発しました。TYTON 社の技術は、化学薬品の使用を極力抑えた加水分解の手法を用いることで環境負荷を低減させるとともに、繊維再生効率も高いことから、廃棄物削減・サーキュラーエコノミー(*1)に寄与する画期的なものです。

世界経済の成長に伴い様々な商品の低価格化の進行と供給量の増加が続く中で、衣料品をはじめとする繊維製品についても、焼却や地中埋蔵による廃棄処分が大きな社会的問題となっています。

同社への出資を機に、丸紅グループが有するグローバルネットワークを活用することにより、再生された原料を、糸、生地、衣料製品へと加工し、最終的には消費者へとお届けします。また、こうしたサプライチェーンの過程において、縫製工場で発生する端材や消費者が着用した古着などを回収し、再びTYTON 社にて原料に再生するという、サステナブルなサーキュラーエコノミーを実現するビジネスモデルの構築に取り組みます。

丸紅グループとTYTON 社は、両社が持つ機能・ネットワークを掛け合わせることにより、年々環境意識の高まっていく消費者の嗜好や、そのような消費者に商品を提供するSPA(*2)等関連企業のニーズに応えると同時に、衣料製品の廃棄問題等の社会・環境課題の解決に貢献していきます。

(*1)サーキュラーエコノミー(循環型経済)

資源を採取・廃棄する一方通行の経済システムではなく、資源を循環的に利用する経済システム、または製品・部品・資源を最大限に活用し、再生・再利用し続けるビジネスモデルを指す。

(*2) Specialty Store Retailer of Private Label Apparel(製造小売業)

商品の企画から製造、販売までを一貫して手掛ける小売業態。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.marubeni.com/jp/news/2019/release/20190829J.pdf

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