2022 年 8 月 16 日
当社舶用デュアルフューエル機関「6DE20DF」初号機の出荷 ７月３０日、日本郵船株式会社様ご発注、株式会社大島造船所様ご建造 95,000D/W 石炭専用船向けに デュアルフューエル機関「6DE20DF」初号機を出荷いたしました。
本船に搭載される「6DE20DF」機関は、条件に応じて天然ガスを燃料とするガスモードと、液体燃料を使用するディーゼルモードの切り替え運転が可能なデュアルフューエル機関で、ガスモードでは CO2を約 28%削減するのみならず、SＯx を約 99%削減、NOx を約 90%削減および PM（粒子状物質）(約 100%削減)までも同時に低減が可能な環境にやさしい高性能なエンジンです。
本船は、天然ガスを燃料とする世界初の大型石炭専用船として建造される予定です。
同機関のシリーズであるデュアルフューエル機関「6DE28DF」は、すでに自動車運搬船向けに３隻納入しており、運航実績を積み重ねております。また、同じくデュアルフューエル機関「６ＤＥ35DF」「8DE35DF」は、コンテナ船向けに 2022 年 6 月に初号機を出荷いたしました。
当社は、二元燃料化が進展している自動車運搬船ならびに大型コンテナ船向けを中心に約 150 台のデュアルフューエル機関を受注いたしました。
今後も引き続き、地球環境保全を重要な経営課題のひとつとして捉え、提供する商品やサービスを通じて、温室効果ガス削減や、資源の有効利用等に取り組み、豊かな自然環境を守りながら、人々の暮らしの安心安全を支えてまいります。
以上
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