２０２２年１月２１日
ダイダン株式会社
施工現場におけるサステナビリティへの取組み
グリーン電力の導入とウェルネス作業所の構築 ダイダン株式会社（本店：大阪市西区、代表取締役社長：藤澤一郎）は、施工現場におけるサステナビリティへの取組みとして、北陸支店の建替え工事にグリーン電力を導入するとともに、工事作業所のウェルネス化を実施しました。
当社は長期ビジョン「Stage 2030」のもと、4月からスタートした中期経営計画において、サステナビリティへの取組みとして「脱炭素社会への貢献」および「健康・安全に配慮した働きがいのある職場環境」を重要課題としています。そして、“脱炭素化”に向け自社ビルのZEB化を進めるともにその普及拡大につとめ、“働きがいのある職場環境”に対して、ウェルビーイング推進委員会の活動のもと健康優良法人認定を取得してまいりました。
そしてこのたび、施工現場でのサステナビリティ課題へ対応するため、北陸支店の建替えプロジェクトにおいて、以下の二つを実施しました。
？施工プロセスの“脱炭素化”に向け、施工現場へグリーン電力※1）を導入
？働きがいのある“ウェルネス工事作業所”を目指し、バイオフィリックデザイン※2)に改修
※1：再生可能エネルギー由来で発電した電力契約
※2：人間は本能的に自然とのつながりを求めるという考え方を採り入れたデザイン。執務者の快適・健康性とともに 知的生産性向上に寄与するとされる
＜施工現場のグリーン電力化＞
施工現場の電力をCO2フリープランのグリーン電力に切り替え、建築および設備の施工時における脱炭素化を進めました。本電力契約は、FIT※3）電気に環境価値を持つ非化石証書を利用しており、実質的に再生可能エネルギー100%の電力になります。
小売電力事業者エバーグリーン・リテイリング株式会社電灯電力契約従量電灯C 15kVA動力電力契約低圧動力 24kW
※3：電力会社に再 生 可 能エ ネ ルギ ーで 発電 され た電 気 を一 定期 間、 固定 価格 で 買い 取る こ と を 義 務 づ け た 制 度
＜工事作業所のウェルネス化＞
当プロジェクトの作業所事務所はレンタルスペースのため、ウェルネスを進めるにあたり、既存建物に影響を与えない工法でバイオフィリックデザインの内装設計を行いました。内装は、芝浦工業大学との共同研究で疲労感を軽減する効果がみられた「木質内装＋緑視率5%」を基準に設計しています。また、タスク空調として当社開発品であるイス型空調「クリマチェア®」を配置しました。クリマチェアはヒーターとファンを搭載していて、個々のタスク空間を好みの涼しさ、温かさに調整可能となっています。
これらの取り組みにより、魅力的で働きやすい作業環境を実現し、知的生産性の向上に寄与することが期待されます。
＜北陸支店建替えプロジェクト特設ホームページ＞
https://www.daidan.co.jp/hokuriku-project/
ダイダンでは今後この取り組みを展開し、お客様の建物だけでなく工事現場においても脱炭素社会への貢献と魅力ある職場環境づくりを行い、持続的社会の実現に貢献してまいります。
【お問合せ先】
ダイダン株式会社
経営企画室 広報・IR担当 伊藤修一
〒102-8175 東京都千代田区富士見２－１５－１０
Tel.: 03-5276-4568
E-mail: PR@daidan.co.jp
itoshuichi@daidan.co.jp 