カナダ・アルバータ州ハンギングストーン鉱区におけるオイルサンド開発事業(債務保証対象)の生産操業開始記念セレモニーへの参加について

2017年09月14日 

JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、石油資源開発株式会社(以下「JAPEX」)の子会社Japan Canada Oil Sands Limited (以下「JACOS」)が、カナダ・アルバータ州ハンギングストーン鉱区において実施中のオイルサンド開発事業の生産操業開始記念セレモニーに参加しました。JOGMECは、2014年2月に本事業を債務保証対象として採択しています。


テープカット(左端 明吉本部長、左から3人目 ノトリー首相、左から4人目 渡辺JAPEX会長)

 JOGMECが債務保証対象として採択したハンギングストーン鉱区におけるオイルサンド拡張開発事業は、JACOSがオペレーターとしてSteam‐Assisted Gravity Drainage法(SAGD法※)によるビチューメン(オイルサンド層から採取される超重質油)の開発を進めてきたものですが、8月3日(現地時間)に最初の坑井ペアにてSAGD法による生産操業を開始し、9月13日(現地時間)に現地で記念セレモニーが開催されました。セレモニーには、アルバータ州ノトリー首相をはじめとした各界関係者が多数出席し、JOGMECからは明吉研二 石油開発推進本部長が出席しました。

※SAGD法:5mの上下間隔で2本の並行した水平井(水平区間500~1,000m)を地下300m前後にあるオイルサンド層に掘削し、上部の水平井から連続的にスチームを圧入してビチューメンを加温し流動性を持たせ、重力によって流れ出たビチューメンと熱水を下部の水平井から連続的に生産する手法

 本鉱区におけるオイルサンド開発事業の発端は、1978年、旧石油公団と産業界62社の出資により設立されたカナダオイルサンド株式会社がその子会社JACOSを通じて、カナダのオイルサンド事業に参画したことに始まります。その後、ビチューメンの生産手法について様々な実証実験を重ね、1999年には、本鉱区の一部(3.75セクション地域)でSAGD法による試験生産、2003年に商業生産を開始し、今回、その周辺の拡張開発エリアで、本格的な生産操業の開始に至ったものです。なお、2005年の旧石油公団保有株式の売却等を経て、現在は、JAPEXが主導的な役割を担って、JACOSの事業を推進しています。

 また、JOGMECは、2017年4月25日、カナダ・アルバータ州ノトリー首相来日の機会に、同州との間で、石油・天然ガスに関する相互協力の覚書を締結しています。同州は天然資源が豊富なカナダの中でも、特に石油・天然ガス資源に恵まれており、世界有数のオイルサンドの埋蔵量を誇ります。JOGMECは2015年より同州にて超重質油部分改質技術の小規模実証試験に取り組んできており、引き続き、本覚書に基づき、石油・天然ガス、特に超重質油についての情報交換等を通じた相互協力を推進し、関係を強化しているところです。

来賓としてスピーチをする明吉本部長

■債務保証先会社の概要



■権益保有比率




■プロジェクト位置図





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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000309.html?mid=pr_170914

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