富裕層向け「邸宅設計プロジェクト」が10周年~「チーフデザイナー」がお客様に理想の邸宅を~

2024/06/25  住友林業 株式会社 

 住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎 本社:東京都千代田区)は7月1日より富裕層のこだわりに応える「邸宅設計プロジェクト」を拡大します。2014年に開始した本プロジェクト※1は10月で10周年を迎えます。この10年で従来の高級物件の枠を超えた邸宅を求めるお客様が増加。当社はお客様のニーズに応えるため、デザイナーの育成に力を入れてきました。社内基準をクリアした設計担当者を「チーフデザイナー」と新たに認定。全国の支店に配置し、お客様へ理想の邸宅を提供します。■「邸宅設計プロジェクト」の概要
- 洗練された感性と設計力を兼ね備えたチーフデザイナーを中心に、普遍的な美しさと伝統・文化的品位を感じるデザインを追求し「インクルーシブデザイン」※2や「バイオフィリックデザイン」※3などを取り入れた唯一無二の邸宅を提案します。112名のチーフデザイナーと建築デザイン部の11名が対応します。
- チーフデザイナーは高い設計力とリーダーシップを持ち合わせ、お客様の要望やこだわりに応える住まいを提案します。邸宅設計の実績や対応能力、後進育成などの基準で2年ごとに見直します。
- コンセプトやデザインの特徴を紹介するWEBサイト※4を新設しました。邸宅設計をコンセプトにスクエアな立方体を基本デザインとする商品「BF GranSQUARE(ビーエフ グランスクエア)」や邸宅実例、デザイナー育成制度も確認できます。
- 今後もチーフデザイナーを増員し全国の主要都市に本プロジェクトの住宅展示場を新設するなど一層の充実を図ります。


チーフデザイナーが設計した駒沢第二展示場(東京都世田谷区)

※1. https://sfc.jp/information/news/2014/pdf/2014-10-08.pdf
※2. プランニングの初期段階にお客様ひとりひとりの要望やライフスタイルを丁寧にヒアリング。プランニングのプロセスをお客様と共有することで価値観や感性まで満たすプラン提案。
※3. 木・光・風といった自然の要素を木質部材を中心とした様々な素材とバランスよく配分し、屋外とのつながりを持たせた空間デザイン。
※4. 邸宅設計プロジェクトのWEBサイトhttps://sfc.jp/ie/lineup/teitaku/
   「邸宅設計」「BF GranSQUARE」「THE WORKS(実例集)」のカタログも請求できます。■背景と経緯
- 本プロジェクト開始当初は上質な自然素材を活かしたプレミアムな空間を提案してきました。この10年でお客様の多様化とともに一人一人の住まいに対する価値観やライフスタイルが変化し、充実した時間を過ごすための空間づくりがより強く求められるようになりました。こだわりの邸宅を求めるお客様は増加し2023年の販売価格6,000万円以上の受注棟数は2014年と比べて3倍となりました。こうした環境の変化へ対応するため本プロジェクトを拡大しました。

- 2014年の本プロジェクト開始以降、設計力の向上をはじめ接客スキルの強化や伝統文化への理解を深めるなど、設計担当者向けの研修制度を拡充しました。人財育成の成果が現れ、本プロジェクトに向けて審査を通過した設計担当者をチーフデザイナーと認定しました。 住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」では住友林業のバリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで、森林のCO2吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期にわたり固定し、社会全体の脱炭素に貢献することを目指しています。今後もZEH、ZEB、LCCM住宅、ネットゼロカーボンビルを推進し、建てる時と暮らす時の両面でのCO2排出量削減で脱炭素化を加速させます。


他の画像

関連業界