福島第一原子力発電所の状況について(日報)

2021/12/05  東京電力ホールディングス 株式会社 

福島第一原子力発電所の状況について(日報)

2021年12月5日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【サブドレン他水処理施設の状況】

【地下水バイパスの状況】

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・3号機の原子炉注水設備において、地下水流入量の抑制による建屋滞留水発生量の減少に伴い、淡水生成可能量も減少していくことから、片系による原子炉注水量2.5m/hから片系による原子炉注水量1.7m/hへの注水量低減操作を以下のとおり行う。
[原子炉注水量変更実績]
(11月10日午後2時28分)
炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.3 m/h → 1.7 m/h
[原子炉注水量変更予定]
(12月9日)
炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.7 m/h → 0 m/h
給水系原子炉注水量 : 0 m/h → 1.7 m/h
・2号機の原子炉注水設備において、CST炉注水系制御盤修理、ならびにCST炉注水ポンプ、流量調整弁、および配管の点検に伴い、原子炉注水系統をCST炉注水系から高台炉注水系への切り替え、および原子炉注水量の変更を行う。
[原子炉注水量変更実績]
(12月2日午後5時5分)CST炉注水系統から高台炉注水系統に切り替え
CST炉注水系統原子炉注水量 :2.4 m/h → 0 m/h
高台炉注水系統原子炉注水量 : 0 m/h → 3.5 m/h
[原子炉注水量変更予定]
(12月10日)高台炉注水系統からCST炉注水系統に切り替え
CST炉注水系統原子炉注水量 : 0 m/h → 2.5 m/h
高台炉注水系統原子炉注水量 :3.5 m/h → 0 m/h
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。
・2号機使用済燃料プール(以下、「SFP」という。)循環冷却系においては、2号機SFP循環冷却設備電動弁他点検等に伴い、12月6日午前0時から12月16日午後11時までの期間、当該設備の運転を停止予定。
12月3日午前5時現在のSFP水温度は、19.0℃であり、放熱を考慮し、停止期間終了時点で約34.9℃と評価。

【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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