スペインで最も歴史のある児童文学賞「ラサリーリョ賞」受賞作、"多様性"を扱う新感覚SDGs絵本が日本初上陸!ビクター・ベルモント作、金原瑞人氏が翻訳を手がけた『ねえねえ、なに見てる?』5月22日発売!

2024/05/22  株式会社 河出書房新社 

少年トーマスが考える「ほかの人たちには、まわりがどんなふうに見えているんだろう?」 ーーみんながかけている「目に見えないメガネ」からの風景を想像すると、こんなに楽しい! 美学者・伊藤亜紗さん推薦!


『ねえねえ、なに見てる?』河出書房新社
株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役小野寺優)は、スペイン発のSDGs絵本『ねえねえ、なに見てる?』(税込1,793円)を2024年5月22日に刊行いたします。

『ねえねえ、なに見てる?』は2023年にスペインで出版された『I tu,com ho veus?』(英題:『EYE OF THE BEHOLDER』)の日本語版です。色覚異常(color blind)により、色の見えかたがほかの人とは異なる少年トーマスの視点から、「おばあちゃんからはどういう風に見えるんだろう?」「音楽家からはどういう風に見えるんだろう?」「(飼い犬)オレオからはどういう風に見えるんだろう?」……それぞれの"見えかた"を想像する絵本です。

●トーマスの家族の食卓
『ねえねえ、なに見てる?』河出書房新社
●トーマスから見た家族の食卓 「みんなは、まわりがどんなふうに見えてるんだろう!」
『ねえねえ、なに見てる?』河出書房新社
●ママから見た家族の食卓 「科学者だから、科学的にまわりを見てるのかも!」
『ねえねえ、なに見てる?』河出書房新社
●マルタおばさんから見た家族の食卓 「画家だから、キュービストとよばれる画家たちのことをしょっちゅう話す。」
『ねえねえ、なに見てる?』河出書房新社
本書の英語版タイトルにある「EYE OF THE BEHOLDER」は、「人それぞれ見え方はちがう」という意味のことわざです。私たちみんながかけている「目に見えないメガネ」からは、どんな風にまわりが見えているのでしょうか?一人ずつ違う風景を考える楽しいきっかけになる、スペイン発のSDGs絵本『ねえねえ、なに見てる?』発売にぜひご注目ください。

■新刊情報
『ねえねえ、なに見てる?』河出書房新社
書名:ねえねえ、なに見てる?
絵と文:ビクター・ベルモント
翻訳:金原瑞人
仕様:A4判/40⾴/上製
発売日:2024年5月22日(月)
対象年齢:3歳くらいから


税込価格:1,793円(本体価格1,630円)
ISBN:978-4-309-23155-6
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309231556/

■著者紹介
ビクター・ベルモント
イラストレーター、デザイナー。経営工学を学んだのち、視覚芸術の世界へ。ビジュアルに関心を持ち、美術学校アルテディエスとミヌスクラ・イラストレーション学校で学ぶ。本作は2021年、スペインでもっとも歴史のある児童文学賞ラサリーリョ賞を受賞した。

■訳者紹介
金原 瑞人(かねはら・みずひと)
1954年、岡山県生まれ。翻訳家。法政大学社会学部教授。訳書にトーベン・クールマン『リンドバーグ:空飛ぶネズミの大冒険』、ジェラルディン・マコックラン『不思議を売る男』、アレックス・シアラー『青空のむこう』、モーム『月と六ペンス』『人間の絆』、ヘミングウェイ『武器よさらば』、カート・ヴォネガット『国のない男』など多数。著書に『翻訳エクササイズ』『翻訳はめぐる』など。

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