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小林外務報道官会見記録 (2月28日15時30分) - ●冒頭発言 ●第17回日本国際漫画賞授賞式 ●第4回帰国留学生総会の開催 ●ウクライナ支援

2024/02/28  外務省  

記者会見

小林外務報道官会見記録

(令和6年2月28日(水曜日)15時30分 於:本省会見室)

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冒頭発言

第17回日本国際漫画賞授賞式

【小林外務報道官】私(小林外務報道官)からは、やわらかい話が2点ございます。
まず一つ目ですが、日本国際漫画賞、昨年の12月26日に、上川外務大臣から発表しましたが、3月5日に、第17回授賞式を飯倉公館で行います。
最優秀賞は、既に発表しましたけれども、台湾からの1作品、優秀賞はスペイン、ベトナム、香港からの3作品ということで、この受賞者、計4名の方々を御招待し、実行委員長である上川大臣から表彰する予定です。

第4回帰国留学生総会の開催

【小林外務報道官】それから二つ目ですが、3月5日~6日に、第4回帰国留学生総会を開催します。これは、日本に留学した経験のある方々が各地に戻られて、様々な分野で活躍しておられますけれども、日本生活の経験を元に、日本文化、日本に関する情報などについても深い理解と関心を持っておられます。留学に関心のある方々への助言も含め、幅広く、在外公館の事業、それから日本の関心を高めるための協力もしていただいており、日本にとっても非常に重要な方々です。
これまで、各地の留学同窓会が、国内で様々なネットワーキングをしてこられましたが、日本で留学生総会を行うことで横のつながりを持って、活動や知見を交換し、また、日本の今にも触れていただく機会をつくるということを、2021年以降、実施してきています。
今回は、対面で25か国の代表者が参加して、オンラインでも配信・参加いただく形になっており、5日の開会式では、岸田総理からビデオメッセージをいただいて、柘植外務副大臣が開会挨拶をされることになっています。
私(小林外務報道官)からは以上です。

ウクライナ支援

【読売新聞 谷川記者】ウクライナ支援について伺います。昨日、コルスンスキー駐日大使が記者会見で、日本に期待する支援として、第一に防衛装備、第二に経済支援、第三に復興支援だと述べました。特に、ミサイルを迎撃する防空装備の供与に期待を示していますが、受け止めと、更なる防衛装備面での支援を検討するか、見解をお願いします。

【小林外務報道官】ロシアのウクライナ侵略は、これまでも申してきておりますが、欧州のみならず、アジアを含む国際社会全体の根幹を揺るがす暴挙であり、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、国連憲章を始めとする国際法に違反するものです。
日本は、ロシアによるウクライナ侵略開始以来、G7を始めとする同志国と連携をして、力による一方的な現状変更の試みを許さず、ロシアの侵略を止め、一日も早く公正かつ永続的な平和をウクライナに実現するために、対露制裁とウクライナ支援を強力に推進してきています。
質問にありました、我が国の防衛装備の海外移転につきましては、国連憲章を遵守するとの平和国家の基本理念と、これまでの平和国家としての歩みを堅持しながら、我が国の防衛装備移転管理政策として、厳格かつ慎重な対処を行ってきているところです。そのような中で、ロシアによる侵略を受けているウクライナを最大限支えるべく、我が国はこれまで、防弾チョッキや防護衣・防護マスク、小型のドローン、民生車両等の装備品等を支援してきています。
防衛分野を含め、日本として、適切な形でG7を始めとする国際社会と連携して、今後も可能な限りの対ウクライナ支援を行っていく考えです。