健康と福祉をテーマとした中部地域3団体によるインド、ベトナム、モンゴルにおける草の根活動報告会を10/1実施

2021/09/28  愛知学院大学 

愛知学院大学(所在地:愛知県日進市、学長:引田 弘道)は2021年10月1日、 JICA中部主催「すべての人に健康と福祉を」中部地域3団体による草の根活動報告会に参加いたします。


中部3団体による草の根活動とは、中部地域に拠点を持つ3団体「インド福祉村協会」「愛知学院大学」「医療法人 葵鐘会」が行っている草の根活動のことです。

草の根技術協力事業は、日本のNGO、NPO、自治体、大学、企業などがこれまでに培ってきた技術や経験を生かして、開発途上国の課題を解決する活動をJICAが支援し、共同で実施する事業です。

報告会では健康と福祉をテーマに、活動終了後の現地での様子や成果など、3団体の貴重な経験を報告します。3団体の活動内容を報告し共有することで、今後の活動に生かし、さらに「草の根技術協力に興味がある方」、「インド・ベトナム・モンゴルの現地の様子に興味がある方」、「健康や福祉について学んでいる方、お仕事に携わっている方」など、実際のリアルな現場の草の根活動の内容について知りたいと思っている人に向け情報を発信することを目的に実施します。

当日は、インドでの糖尿病予防のための生活指導を行った仕組み作りや、ベトナムの特別支援学校の教員や保護者に向け、日本で開発され広く実施されている「動作法」という心理リハビリテーションの手法を通した、指導員を育成する活動、モンゴルでは、妊婦に健康管理プログラム(栄養、運動、妊娠特有疾患の予防等)を指導した活動について説明いたします。

「すべての人に健康と福祉を」中部地域3団体による草の根活動報告会に関する概要


●日時   :2021年10月1日(金) 14:00~16:00 (受付 13:45~)



●会場   :Zoomウェビナー(JICA中部より配信)
●プログラム:
14:00 開会のあいさつ
14:10 インド福祉村協会、愛知学院大学 活動報告
14:50 休憩
14:55 医療法人 葵鐘会 活動報告
15:15 質疑応答
15:40 閉会のあいさつ アンケート
16:00 終了
●主催   : JICA中部
●参加団体 :インド福祉村協会、愛知学院大学、医療法人 葵鐘会
●登壇者  :認定特定非営利活動法人 インド福祉村協会 大竹 紘一常務理事
愛知学院大学 心身科学部 吉川 吉美教授
医療法人葵鐘会 海外事業部 兼 秘書課 次長 永谷 三紀氏
●申込方法 :右に添付のQRコード又は下記URLより事前申し込みが必要です(9月30日木曜日17時まで)
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_3YFUShhDSaSMuDEoYUDeeQ


QRコード


インド福祉村協会
愛知学院大学
医療法人 葵鐘会



認定特定非営利活動法人 インド福祉村協会 大竹 紘一常務理事
インドでは糖分の多量摂取や運動不足により、糖尿病患者が急増しています。その中でも特に農村地域の人々は、糖尿病予防の知識を持たず、症状が悪化しても適切な治療を受けられない状況です。現地病院職員が周辺地域の住民宅を巡回訪問し、食生活の改善や運動への取り組みなど、糖尿病予防のための生活指導を行い、仕組みを整えました。



学校法人愛知学院 愛知学院大学 心身科学部 吉川 吉美教授
ベトナムの特別支援学校の教員や保護者が障害を持つ子供たちの指導や養育に難しさを感じていることから、日本で開発され広く実施されている「動作法」という心理リハビリテーションの手法を教え、指導員を育成しました。障害を持つ子供たちの心と体の緊張を緩め、気持ちや行動の安定を図ることができるようにしました。


医療法人葵鐘会 海外事業部 兼 秘書課 次長 永谷 三紀氏
モンゴルでは、妊婦の栄養と運動不足による合併症の発症や妊婦自身の肥満等により分娩時のリスクが高まっています。妊婦が安心して出産できる体制を目指して、助産師や看護師の能力向上に取り組み、妊婦に健康管理プログラム(栄養、運動、妊娠特有疾患の予防等)を指導できるよう体制を整えました。

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