サイボウズ3社合同によるIoT業務改善コンテストの受賞者を発表!

2022/12/21  サイボウズ 株式会社 

kintone・obniz・MESHを用いて問題を解決した作品を公開

サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下サイボウズ)は、ソニーマーケティング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粂川滋 以下、ソニー)、株式会社 obniz(本社:東京都豊島区、CEO:佐藤雄紀、以下obniz)と合同で開催した『手軽でも効果抜群!IoTで業務改善コンテスト 2022』の受賞作品を決定し、コンテストの公式サイトで公開しました。




■概要
『手軽でも効果抜群!IoTで業務改善コンテスト 2022』では、サイボウズのノーコード/ローコードツールの「kintone(キントーン)」、手軽にセンサーなどを扱うことができるソニーのIoTブロック「MESH(メッシュ)」、obnizのソフトウェアとハードウェアをシンプルにつなげることができる「obniz Board(オブナイズボード)」または「obniz BLEゲートウェイ」を連携することで実現できる作品を募集しました。審査基準である「オリジナリティ」「デザイン性」「貢献度」「完成度」「プレゼンテーション」をもとに厳正な審査を行った結果、コンテストに寄せられた作品の中から合計4作品の授賞を決定しました。最優秀賞が1作品、kintone賞、obniz賞、MESH賞として各1作品が選ばれています。詳細は公式サイトで発表しているのでぜひご覧ください。

公式サイト:https://page.cybozu.co.jp/-/dxcontest-2022

■作品紹介
▼最優秀賞:【簡単スマート管理システム】スマぽち(nonodeb さん)

最優秀賞:スマポチイメージ

作品概要


スマぽちは部屋の人数状況の把握とエアコンの管理を行うシステムです。入退出時にボタンを押すことで部屋の使用人数を外部からでも把握できます。使用状況と部屋の体感温度からエアコンの自動管理も行います。


受賞者コメント
スマぽちは自分たちの研究室をより使いやすくするために開発しました。
kintoneやobniz、MESHを使うことで1週間で開発でき非常に驚いています。連携も簡単だったので、開発自体も楽で楽しかったです。今後も応用ができそうでさまざまな可能性を感じることができました。

一番目指していた賞がもらえて嬉しかったです。
The・プチ業務改善という作品ができたと思います。
いろいろなものを触ることができたのが楽しく、今後もモノ作りも続けていきたいです。

▼kintone賞:血縁(若狭企画 さん)

kintone賞:血縁イメージ

作品概要
ついつい年齢があがると血圧の数字自慢をしてしまうものです。その世界をSNS化しました。血圧データは自動で投稿されるため投稿ネタが無いということはありません。自慢と戒めが入り乱れたSNSで新たな生活を。

受賞者コメント
ツイッターとかだと文字を打たないといけないが、文字を打たないSNSってどういうものが作れるのだろうと思って作ってみました。
今回市販のMESHやobniz、kintoneを使い、自分で作ったところは結構少なめでここまでSNSができるというか、管理画面も含めて全部簡単に作れて面白かったです。

▼MESH賞:【共創×モチベーションアイテム】Accomplish(TEAM Fantasy さん)

MESH賞:Accomplish

作品概要
取り組んでいた作業を「やりきった」と感じたらボタンを押しましょう!赤べこが動き出します。Accomplishは、赤べこを皆で前に進める共創体験と各個人のタスクの細分化とやる気の引き出しを実現します。

受賞者コメント
業務改善というテーマでありながら、IoTという枠を業務改善だけでなくもっとポジティブな方向にもっていきたいという想いがありました。そこに、会津の赤べこをかけあわせてちょうど良いものができたのではないかなと思っています。
この作品は実際にコワーキングスペースで使っていただいています。

▼obniz賞:どこでも「イイね!」ボタン(Suzuki Akiko さん)

obniz賞:どこでも「いいね!」ボタン

作品概要
その場所、その時にイイね!できるボタン。たとえばたくさんのブースが並ぶ展示会場で、あなたのタイミングでボタンを押しましょう!そのとき目の前にあるものに対し、「イイね!」を投票することができます。

受賞者コメント
このようなモノ作りをすごい好きな人たちが集まる中で評価されたのが嬉しく思います。 自分が電子工作を学ぶときにブログなどを見て勉強してできるようになってきたので、自分から発信できるようになってきたのも嬉しいです。

■審査員コメント
obniz
obnizを活用したコンテストは電子工作であることが多いのですが、今回はMESHデバイスとkintoneを活用することで実際に現場で活用できるレベルの作品が出てきたなと感じています。こういった業務改善はDXと呼ばれるトレンドの1つですが、ありものでは解決できない実際の現場課題を自分たちで解決できるというのは素晴らしいことだと思います。参加チームももちろんですが、作品を見た人にも「何だできるじゃないか」と感じてもらえたなら嬉しいです。

MESH
受賞された皆さま、おめでとうございます。応募された皆さまもありがとうございました。現場の身近な問題に取り組まれたオリジナリティあふれる作品が多く、とても悩みましたが楽しく審査させていただきました。今回受賞された作品は、どれも使ってみたいと共感できるものでした。ニーズに合わせてカスタマイズできそうな応用性が感じられたことも良かったと思います。ぜひ作品をご覧いただき「現場とクラウドをつなげた業務改善が自分たちでもできそう」と感じていただけたらうれしく思います。

kintone
製品を3つ利用する必要がある少しハードル高めのコンテストにもかかわらず、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。勉強のため対象製品を触ってみようと考えて応募いただいた作品から、新たなサービスとして立ち上げられるのでは?といった作品まで非常に幅広く、熱意がこもっており、こちら側でもとても楽しく見せていただきました。引き続きkintoneでの業務改善はもちろんですが、各社のハードウェアも組み合わせた幅広い業務改善にチャレンジしていただければ嬉しく思います。

■受賞式の様子
また、2022年12月19日にコンテストの表彰式を行いました。各受賞作品の選出の理由、受賞者の喜びの声、視聴者からの質疑応答に加えて、obnizとMESHの開発者が語るトークセッション「ローコードでIoTも内製化できる社会へ」も開催いたしました。アーカイブ動画が公式サイト上で視聴いただけますのでぜひご覧ください。
受賞式の様子:最優秀賞受賞者のコメント


アーカイブ動画:https://youtu.be/CZk907Z2FCY

■kintone、obniz、MESHについて
デジタル化が進み、IT技術を駆使した効率化、利便性が高まっています。しかし、システム化を推進することが難しい領域や、ライフハックに興味を持っていてもハードルを感じている人たちも少なからずいます。そのような方にも、技術者に限らず多くの方々に親しんでいただける製品によって、手軽にIT技術で問題を解決する体験をしていただくことができると考えています。
MESH、obniz、kintoneの各製品

■obniz(オブナイズ)とは
「obniz」は、IoTシステムを構築する上で障壁となる、ハードウェア、ネットワーク、クラウドを独自技術でつないだ、汎用性の高いIoTプラットフォームです。ハードウェアとソフトウェアをシンプルにつなぐことができるobnizの製品やサービスは、個人での自由なモノづくりのほか、建設・医療・介護・教育・観光などの産業分野でも幅広く活用されています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://obniz.com/


■MESHとは
「MESH」は、電子回路やプログラミングの特別な専門知識がなくても、センサーやクラウドを連携した仕組みを自らの手で実現できるツールです。無線でつながるセンサーなどのMESHブロックと、ビジュアルプログラミングが手軽に行えるMESHアプリで構成され、子どもから大人までどなたでも仕組みをつくることが可能です。それぞれの課題に合わせたIoTのプロトタイプや人材育成、STEAM教育などにご活用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。
https://meshprj.com/

■kintoneとは
サイボウズ株式会社が提供する、業務アプリ開発プラットフォームです。営業の案件管理、お客様からの問い合わせ履歴の管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、従業員の業務日報など、お客様の用途に合わせた業務アプリの作成が可能です。アプリケーションはノンプログラミングで開発できます。また、社内SNSのようなコミュニケーション機能を活用することでスピーディな情報共有が可能になり、業務効率化を実現します。
詳細はこちらをご覧ください。
https://kintone.cybozu.co.jp/

※商標・著作権表示に関する注記については、こちらをご参照下さい。
https://cybozu.co.jp/logotypes/other-trademark/

他の画像

関連業界