吉野復興大臣記者会見録[平成30年3月30日]

2018年03月30日  復興庁 

吉野復興大臣記者会見録[平成30年3月30日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成30年3月30日(金)9:50~10:00 於)復興庁会見室)

1.発言要旨
おはようございます。今日は3点御報告がございます。
1点目、一昨日、平成30年度予算が成立しました。
「復興・創成期間」の3年目となる平成30年度予算においては、心身のケア、産業・生業の再生などに向けたソフト支援事業や、福島の原子力災害からの復興・再生に注力をしております。
本予算を円滑かつ効率的に執行することにより、東日本大震災からの復旧・復興を実現してまいります。
2点目です。今般、「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」に基づく情報発信等のモデルとなるパンフレットを作成いたしました。
皆さんのお手元にあるこの「放射線のホント」というパンフレットでございます。タイトルを「放射線のホント~知るという復興支援があります。」とし、風評払拭や偏見・差別の解消が進むよう、放射線に関する正しい情報等を全国に向けて発信してまいります。
また、このパンフレットに対する様々な御意見を伺うこととしており、復興庁が4月以降来年度に実施する本格的な情報発信に生かしてまいります。詳細は会見後、事務方より説明がございます。
このパンフレットの一番最後のページ、30ページを見てください。ここの一番最後のところに、皆様方の御意見を受け付けるところがございますので、4月からテレビ、そして、インターネット等々を使った情報発信もしてまいりますので、初めてのことですので、よりいいものにするためにも、皆様方の御意見をお待ちをしているところです。
3点目、明後日1日に、福島県富岡町を訪問する予定でございます。福島県ふたば医療センター附属病院の開院式に出席をいたします。
新病院の24時間365日対応の救急医療の取組を中心に、診療設備を視察しながらお話を伺う予定でございます。
以上です。

2.質疑応答
(問)3点目の、明後日の富岡訪問に関連してなんですけど、福島県の原子力被災地域で富岡町、そして、浪江町、飯舘村、川俣町山木屋の避難指示が解除されてから、明日、明後日で丸1年という形になりますが、今回その1年の節目を迎えるに当たって、今後、復興庁として帰還促進に向けてどのように取り組まれるお考えでいらっしゃいますか。改めて御見解をお願いいたします。
(答)いわゆる生活再建。帰還をしても、例えば、浪江町では、生鮮食料品を買うお店がまだございません。そういう意味で、帰りたいんだけど、帰ることができないという方。各町村のアンケート、意向調査では、浪江町は、帰りたいんだけど帰ることができないという方が、かなり増えております。
そういう意味で、まず帰還をされた方々に、当たり前な生活をしていただけるようにする。この一環として富岡町に救急医療センターをつくったわけでございます。ここは2次救急でございますので、ドクターヘリのヘリポートもございます。そういう意味では、脳疾患、脳溢血等々はすぐ近くのところに飛んでいけるというところまで整備をしておりますので、生活再建のためにありとあらゆることをしていく、そういうつもりです。
ただ、震災前と同じ姿にならないと戻らないという方々もおりますので、そこは、帰還するかしないかは、もうこれは個人の判断でございます。
我々としては、町当局とともに、できるだけ多くの方に帰還していただけるように環境整備を整えていく、これが我々の務めである、このように考えています。
(問)今日、参院の方で法テラスの被災者無料相談の延長が可決の見込みですが、また、今日、閣議の方でも、大震災復興緊急保証も延長が決まったと聞きました。
こういった支援継続の受け止めと、あと、32年度以降はこういった支援はどういうふうにあるべきだとお考えか、お聞かせください。
(答)今日、参議院の方で法テラスが、そういう意味では、二重ローン対策、そして、法テラス、この二つのものが延長されたということで、本当に復興の役に立つ制度でございますので、本当に有り難く思っております。
もう一つ、これは福島県双葉郡だけの県会議員の定数の問題、これも与野党で合意がされているというふうに思います。そういう意味では三つの法律を成立をさせることができるということであれば、本当に役に立つ、特に、被災を受けられた方々にとっては法律相談、そして、二重ローン対策等々は、すごく役に立つものである、このように思っています。
(問)32年度以降は。
(答)32年度は、これは議員立法でございますので、私の方から云々ということは、今の段階では言えないと思います。そのときにまだ必要性があるという、いわゆるニーズがあるということであれば、当然続けていかなくちゃならないところだと思います。
そのときにどういう需要、要望があるかというのは、そのときで判断していきたい、このように考えています。
(問)パンフレットの件なんですけれども、結構分かりやすく、絵面も大きい形で載っていると思うんですが、改めて特徴というか、こういうところが売りというのがございましたら、お伺いできればと思います。
(答)パンフレット、本当にお褒めいただいてありがとうございます。今回は有識者、特に、コミュニケーションのプロの方々にお願いをしてつくったものでございます。
でも、このパンフレットをつくって、それで終わりというのが、今までのタスクフォース等々の動きでございましたので、私はこれをつくったところがスタートだと、この中身をどう国民に伝えていくかというところが一番大事なところであって、これができたということは、まずスタートラインに着いたんだという、そういう意識で風評払拭、リスクコミュニケーションについて、皆さん一生懸命汗を流してくださいというようなお話をしたところです。
(問)関連してなんですけど、今回は放射線のことで科学的にということで、結構明確な数値とかを出されて、説明されていると思うんですけど、その辺り、結構意識されてつくられているということでいいですか。
(答)そうですね。ある意味で断言しているといいますか、ずばっと言っているところが今回の特徴だと思います。これは有識者の方々の御意見を踏まえると、こういう形で分かりやすく、それも短い言葉で伝わるようにするためには、ある程度断言をしていく方が伝わりやすいということで採用させていただいているところです。
よろしくお願いします。

(以 上)

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