8月24日より「二次元派展」が都内2会場にて開催。今アジアが最も注目する現代アーティストおよそ30名が参加!

2022/08/08  エヌ・アンド・エー 株式会社 

会場:代官山ヒルサイドフォーラム、N&A Art SITE

二次元派展実行委員会は、2022年8月24日(水)から約1か月、都内2つの会場で「二次元派展」を開催いたします。この数年、SNSをきっかけに東アジアで爆発的な人気を獲得している日本のアーティストたちがいることを、多くの日本人はまだ知りません。彼らとそれを取り巻くアートシーンを本展覧会で初めて「二次元派」と名づけ、およそ30名のアーティストによる100点を超えるアート作品によって、日本のアートの現在地、そしてアジアの若者に共通する感性や時代感覚を読み解く試みです。



【概要】
2020年頃から中国を中心とする東アジアのアートマーケットでは、「二次元(二维)」という言葉が喧伝されるようになりました。この「二次元」が意味するものは、日本のゲームやアイドル文化、“可愛い” 価値観、若者のカルチャーやファッションなど、より広い意味での “日本らしさ” の総称です。
ここ数年はSNSのネットワークを通じて、アジアの若手コレクターたちを中心に、二次元的な世界観をもつ日本のアーティストの作品が爆発的な人気を獲得し、今や非常に大きなムーブメントを形成するようになりました。しかし、それらのアーティストたちは日本ではあまり認知されず、いまだ体系的に論じる土俵が確立されていないのが現状です。
約20年に渡り東アジアの現代アートシーンを間近に見続け、現代美術史を研究してきた沓名美和は、奈良美智や村上隆にはじまる今日の日本現代美術の変遷を検証し、本展を通して、現在のポップカルチャーに根差した新しい表現者と、彼らを取り巻く文化・現象に焦点をあてます。

【参加アーティスト】(29名、五十音順、敬称略)
天野タケル、大澤巴瑠、奥田雄太、小田望楓、さめほし、金澤シュウ、カネコタカナオ、木原健志郎、木原幸志郎、きゃらあい、サワダモコ、杉田万智、suma、中居ベル、野澤梓、西村昂祐、橋本ユタカ、BYNAM、東麻奈美、宏美、フカミエリ、Hogalee、まつもとこうじろう、森洋史、山口真人、山口歴、山口つばさ、Rooo Lou、渡邊涼太
※参加アーティストは変更の可能性もございます。

【展覧会概要】
展覧会名 | 二次元派展
会場・会期 |
●第1会場 代官山ヒルサイドフォーラム
2022年8月24日(水)~8月28日(日)会期中無休
11:00 – 20:00(最終入場は閉場時間の30分前まで。ただし最終日は19:00閉場)
住所 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
※8月23日(火)夕方にプレスプレビューの開催を予定しています。後日ご案内申し上げます。

●第2会場 N&A Art SITE
2022年8月24日(水)~10月1日(土)*日月休場
12:00 – 17:30
住所 東京都目黒区上目黒1-11-16
※第2会場は会期中に展示作品の入れ替えを行います。詳細はウェブサイトで発表いたします。

入場料 | 無料
主催|二次元派展実行委員会
キュレーション |沓名美和
協賛| Eggor Japan(株)ほか
協力 | ブリリアントカルチャートーキョー、Japan Art Information、ヒルサイドテラス、(株)Art sensor、シーダ(株)、Study:大阪関西国際芸術祭、エヌ・アンド・エー(株)ほか
ウェブサイト| https://2jigenha.com

※開催内容は、都合により変更になる場合がございます。最新の情報はウェブサイトをご覧ください。

【関連イベント】
参加アーティストや専門家を招いたトークイベントを予定しています。
日程:2022年8月26日(金)夜 予定
会場:代官山ヒルサイドフォーラム
ホスト:沓名美和(本展キュレーター)

※作品販売について
一部の展示作品は、展覧会各会場にて販売いたします。

【広報用画像】
(実際の出展作品とは異なる場合がございます。広報用画像は掲載画像以外にも多数ご用意がございます。)


奥田雄太《Abstract Bouquet 220523 (Blue Gradation x Pink)》2022/AcrylicAcrylic, pigment ink on canvas/91 x 91 x 3 cm
小田望楓 @2022 Mifuu Oda


橋本ユタカ 《Study for Null Portrait of someone #079》2022/Acrylic on canvas/145.5 x 112 cm
サワダモコ
 東麻奈美《MERRY GO ROUND K》2022/oil on canvas/145.5 x 112 cm
BYNAM《Portrait of Elvis Presley》2022/Acrylic on canvas/120 x 90 cm
 森洋史《Chudon!》2019/acrylic paint, polyurethane paint, silver mirror paint,UV screen printing, wooden panel/72.7 x 72.7 x 3 cm
山口真人《MUSIC PSP》2022/Acrylic on wood panel/62 x 58 x 4.5 cm

【キュレーター】
沓名美和(KUTSUNA MIWA)
現代美術史家、アーティスト、キュレーター。
多摩美術大学客員教授、魯迅美術学院現代美術学科教授、清華大学日本研究所訪問学者、REBIRTH ASIA代表、ボアオ文化産業フォーラム日本理事。
多摩美術大学、韓国弘益大学大学院卒業。中国清華大学にて博士号を取得。現在は清華大学日本研究所にて東アジア文化芸術の専門家として外交行事にも携わる。2020年から日本の現代美術を中国に紹介するSNS番組「日本芸術情報網JAI」の代表理事とモデレーターを兼務。中国魯迅美術学院にて、中国の美大としては初めて「ものを作らないことに引き込む」というテーマで環境とアートについて講義を行っている。

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