「四強」激突第1ラウンド 連覇へ前進か、昨年のリベンジか! 豊島将之 JT杯覇者 対 渡辺 明 名人 10月16日(土)丸善インテックアリーナ大阪

2021/10/15  公益社団法人 日本将棋連盟 

今年の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下JT杯)準決勝第一局(大阪大会)は、昨年の本棋戦の優勝者、豊島将之JT杯覇者 対 2年ぶりの優勝を目指す渡辺明名人戦。対局の模様はABEMAでも15時10分から終局まで生中継される。準決勝第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/Aeza9RHXHcDkns



豊島将之 JT杯覇者 




 渡辺 明 名人


両者の対戦成績は、過去35戦して渡辺名人の21勝14敗。ただし最近10戦を見ると両者5勝5敗のイーブンとなっている。最近10局の戦型は、角換わり腰掛け銀が最多の3局。矢倉と相掛かりが2局ずつ。相居飛車から後手が角道を止めたその他の戦型が計3局となっており戦型予想は困難を極める。角換わり腰掛け銀、矢倉、相掛かりのいずれになっても驚きはない。渡辺名人は、豊島JT杯覇者から2019年に棋聖、さらに2020年に名人とタイトルを続けて奪取している。しかし、「JT杯」では豊島JT杯覇者が過去2戦2勝。いずれもその後優勝しているが、今回もその再現となるか。今年の「JT杯」は現在の将棋界「四強」と言われている4人がベスト4に勝ち上がった。その第1ラウンドとなる本局は、今後の将棋界の動向を占う意味でも非常に注目される一番となる。



大盤解説は稲葉陽八段。兵庫県西宮市出身、井上慶太九段門下。2017年に名人戦の挑戦者となる。デビュー当時、豊島JT杯覇者、糸谷哲郎八段らと「関西若手四天王」と呼ばれていたのは有名な話である。本シリーズにも出場経験があり、早指し・公開対局の難しさを熟知した解説に注目していただきたい。
(写真)左から解説/稲葉 陽 八段 聞き手/北村桂香 女流初段 読み上げ/藤井奈々 女流初段

【JTプロ公式戦トーナメント表】


※タイトル・段位は2021年10月15日現在のものです。シリーズ途中に他棋戦の結果により変更となる場合がございます。
※豊島JT杯覇者は竜王、渡辺名人は名人・棋王・王将、藤井三冠は王位・叡王・棋聖のタイトル保持者です。

【ABEMAでの生中継スケジュール】


※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットから
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【開催趣旨】
2021年度「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」
本シリーズは、今年で42回目の“見て学ぶ”「JTプロ公式戦」と、20回目の“指して学ぶ”「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化」および「青少年の健全育成」に貢献したいとの想いから開催してまいります。
■タイトル / 将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会
■主  催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(東京・大阪は日本将棋連盟のみ)
■後  援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
■協  賛/ JT、テーブルマーク
<大会情報等の詳細は公式ホームページをご覧ください> https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

お問合せ
「将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6038東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟(株)I&S BBDO内

※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。

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