第6回日本近視学会総会において、16演題を発表

2024/05/20  株式会社 坪田ラボ 

2024 年 5 月 20 日

株式会社 坪田ラボ

第6回日本近視学会総会において、16 演題を発表

当社代表取締役 CEO 坪田一男および関連する研究チームは、2024 年 5 月 18 日(土)および 19日(日)にステーションコンファレンス東京で開催される第 6 回日本近視学会総会において 16 題の演題発表を行いました。

日本近視学会は、近視および病的近視の発症機序や治療に対する学術研究を推進し、近視による失明予防を進めている、医師、視能訓練士等 400 名程度、15 社の賛助会員(2023 年 3 月 31 日時点)を擁する組織です。

学会名
第 6 回日本近視学会総会
URL
https://myopia2024.may-pro.net/outline/index.html
会期
(現地開催)2024 年 5 月 18 日(土)~19 日(日)
(オンデマンド配信期間) 2024 年 6 月 3 日(月)~7 月 3 日(水)予定
会場 ステーションコンファレンス東京

今回発表する演題および発表者は以下の通りです。(発表順)

?5月 18 日(土)
「強膜小胞体ストレスへの介入による眼軸長制御とその臨床応用への可能性」 池田 真一
「COVID-19 流行前後の都内中学生における眼軸長と関連因子の検討」 四倉 絵里沙
「学童期の脈絡膜厚と関連する因子の検討」 橋本 青葉
「長期の近視誘導が網膜内層へ与える影響の評価」 楊 雅靜
「脈絡膜発生における血管内皮細胞の動態」 今西 哲
「脈絡膜 in vitro モデルによる血管形態スクリーニング」 栗原 俊英
「光遺伝学による上唾液核活性化は脈絡膜を厚くする」 馬 子妍
「強膜に効率よく遺伝子導入が可能な AAV 血清型の探索」 栗本 圭
「近視強膜における不完全なオートファジー誘導の可能性」 池田 真一

?5 月 19 日(日)
「1 週間の屋外活動と脈絡膜厚の変化」 小川 護
「屋内におけるバイオレットライト放射照度の視線方向依存性」 近藤 眞一郎
「紫光照射は照射後においても近視進行抑制効果をもたらす」 吉田 哲
「網膜色素上皮細胞の Yap による網膜機能および眼軸長制御の可能性」 陳 俊翰
「マウス脈絡膜における肥満細胞は近視進行に関与する」 施 ?
「乳酸菌 Lacticaseibacillus paracasei 投与による近視抑制効果」 坪田 一男
「脈絡膜局所のマクロファージ除去によりマウスの近視進行が誘導される」 侯 靖

今回の発表について、坪田一男は以下のようにコメントしております。

「近視は、失明の主要な原因の一つであり、その有病率の増加は世界中で深刻な社会問題となっています。坪田ラボおよび協力関係にある研究機関のグループは、このような社会的課題に対処するため、多角的なアプローチを用いて近視の予防と進行抑制に関する研究開発を進めています。今年の日本近視学会総会では、私たちの研究グループから 16 の研究成果を発表し、最先端の研究開発を紹介します。本総会は、近視に関する最新の情報交換の場であり、会員相互の研鑽を深める機会であると同時に、当社にとっては新たな研究のヒントやビジネスチャンスを見出す貴重な機会となっています。」

以上

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