住友ファーマ株式会社とのTLG-005(パーキンソン病)プロジェクト終了及び今後の研究方針について

2024/05/22  株式会社 坪田ラボ 

2024 年 5 月 22 日
株式会社 坪田ラボ

住友ファーマ株式会社とのTLG-005(パーキンソン病)プロジェクト終了
及び今後の研究方針について


当社は本日開催された取締役会において、住友ファーマ株式会社(以下「住友ファーマ」といいます。)との TLG-005 パーキンソン病に関する独占的実施権を解消することを決議しました。

1.独占的実施権解消の理由

当社と住友ファーマは、TLG-005 に関する非臨床研究、および当社が実施した特定臨床研究の結果を基に、今後の事業化検討に向けた協議を進めてまいりました。特定臨床研究では重篤な有害事象は発生せず、治療効果に関しては一定の効果が確認されましたが、住友ファーマは、今回の特定臨床研究の結果のみで事業価値の算定が困難であると判断しました。このため、現段階で独占的実施権を解消することが両社の将来に資するとの合意に至りました。

2.今後の見通しおよび当社業績への影響

TLG-005 パーキンソン病については、本結果を受けて、今後新たなグローバル企業との提携を目指し交渉を進めてまいります。TLG-005 うつ病および軽度認知障害に関しては、引き続き住友ファーマとの共同研究について検討を続けます。

尚、現時点で業績に影響はございません。当社は引き続き研究開発に注力し、疾患治療に寄与する革新的な治療機器の開発に努めて参ります。

以上

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