獣医学部新設に係る記録メモに関する知事臨時記者会見(2018年4月10日)の要旨について

2018年04月10日  愛媛県庁 

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更新日:2018年4月11日

獣医学部新設に係る記録メモに関する知事臨時記者会見(平成30年4月10日)の要旨について

日時:平成30年4月10日(火曜日)

17時00分~17時35分

場所:知事会議室

(知事)

緊急の記者会見で大変恐縮でございます。

今日は地元の記者の皆さんだけではなく、大勢いらっしゃいますので、ちょっとまず説明の前にですね、これまでのいきさつ、そして一つお願いがございますので、その点からお話しをさせていただきたいと思います。地元の記者の皆さんには何度も聞いた話になろうかと思いますけれども、ご容赦いただきたいと思います。

この大学の誘致というのは、今治市にとりまして本当に長年の悲願でございました。また、平成11年ぐらいだったと思いますけれども、愛媛県と今治市の間で、現在学園が建設されている土地の活用については、協力して進めていこうというふうな覚書を交わしているところでございます。

そんな関係から、当初は県内の大学あるいは県外の大学も含めて、積極的な活動をしていたと聞いておりますけれども、残念ながらそれが実現に至ることはありませんでした。そんな中で、平成18年頃に、獣医学部の話が来まして、当時の状況を振り返ってみますと、口蹄疫であるとか鳥インフルエンザの問題であるとか、いろんな課題が生じている。そういう中で、こうした問題に対応する獣医師の不足が非常に大きなテーマとなっていました。当時の状況は、今も変わっていないと思います。

西日本において、獣医師を養成する学校が少ないということ、そして、全国的にみて、獣医学部の定員が常にオーバーしているという現状、こういったことを鑑みると、愛媛県だけではなく西日本での獣医師の不足の解消、そしてまた、定員オーバーに伴うところの大学の設置というのは、非常に現実味があるということで、当時から構造改革特区という制度を活用しまして、15回にわたって申請を続けてまいりました。

しかしながら、この15回全てが却下ということで、あらためて獣医学部新設に至るまでの岩盤というのがいかに固いものなのかということを、愛媛県、今治市、関係者みんなが感じていたところでございます。そういう中、愛媛県としては、なかなかこの岩盤を切り崩すのは難しいのではないだろうかと一時判断しまして、今治市に対しまして、サッカースタジアムに切り替えたらどうかという提案をさせていただきました。残念ながらこの提案は、今治ではちょっと難しいということでありましたので、どうしようかというふうなことを考えていたときに、内閣府からの助言というものがありまして、新たに国家戦略特区というものができているので、そちらの方を活用してみてはどうかというふうなことを助言としていただくことになりまして、そしてこの申請に至った経緯がございます。これが大まかな今日に至るまでの獣医学部新設のいきさつでございます。

そこでお願いがあるんですけれども、4月1日から新たな学校が開設されていますが、私どもの立場としては、長年の悲願であった今治市の願いがかなったということで、獣医学部がオープンしたことは歓迎しています。そしてまた、既に法律的に制度をクリアして専門家の審査も経て、国が認可を下していますから、それに基づいて開学をし、既に大勢の学生たちが、勉強に励み始めています。きっとこの子どもたちが、将来、我々が悩んでいた西日本エリアにおける獣医師不足を補ってくれるような人材に育つと心から願っていますし、今、現実、制度というものをクリアして(開学している)と私どもは受け止めていますので、勉強している学生たちのことについては、ぜひ皆さんにもご配慮をいただきたい、このことだけはよろしくお願い申し上げたいと思います。

さて、そんな中、昨日のテレビニュース、そして今日の新聞報道等で、メモの存在というものがクローズアップされました。昨日の段階、今日の朝の段階で全体像をつかむことができなかったので、早朝自宅から各部局の方に全体像をつかむための調査を開始してくれという指示を出しました。その結果、この文書については、これは愛媛県では、職員がいろんな会議に出席をいたします。今回の会議のように、結論が何か出たという会議ではありませんから、こんな会議の内容でしたということは、場合によっては報告するようになっています。

当時この会議に出席した職員が、まさにその口頭報告のために作ったメモというものが、この文書の実態でございまして、この文書というものは保管義務がありませんから、今日の担当部局の調査でも、文書そのものは愛媛県庁内には、この段階では確認できていません。無いということであります。しかし、一人一人の担当職員に私も直接訊きました。新聞に出ているこの文書はどうなのかという確認をしたところ、当時、その担当職員が出席した会議の口頭説明のための備忘録として書いた文書であるということが判明をいたしましたので、皆さんにご報告をさせていただきたいと思います。以上です。

(愛媛新聞)

文書を作成した職員は、その文書にどのようなことを書いたと言っているのか。

(知事)

全部の記憶は定かではないんですけれども、少なくとも文書の形式ですよね、それからその文書の中身、これは書いた本人が一番分かりますから、これは自分で書いたものですということでしたので、そのまま判明した分については、今報告させていただいています。

(愛媛新聞)

朝日新聞の1面に文書の中身が書いてあったが、あれは全て担当職員が自分で書いたものということか。

(知事)

いや、それは全てであるかどうかは確認できてません。出ている範囲のところについては間違いなく担当者本人が備忘録として書いたことが間違いないということでありました。

(愛媛新聞)

では、柳瀬さんが「首相案件」と発言したことも、本人は認めているのか。

(知事)

というか、県の職員は何も文書をいじる必然性は全くないわけで、ともかく出席した文書、その中身については、私からとやかくコメントすることはいたしません。情報公開条例もありますから。

ただ、言えることは、県庁職員は本当に真面目な職員ですから、しっかりと出席したものの報告のために、記述したというのは間違いないと思っています。

(愛媛朝日テレビ)

文書には「首相案件」という発言があったと記載されているとの報道だが、そのことについては、どう考えているのか。

(知事)

先ほど申し上げましたように、中身についてはそれぞれの、これもあの愛媛県の立場でずっと言い続けてきたことですが、情報というのはすべからくオープンにすべきだと、愛媛県の方針としましても、正直に、そしてまた愛媛県庁の職員の活動、あるいは言動については、全てオープンにするという姿勢を貫いてきたことは、地元の記者の皆さんもおわかりいただけると思います。

ただ、それはそれぞれの機関が同じ立場でやるというのが前提になっていますから、それぞれの機関の発言等については、愛媛県と同様に、正直にお話しされるべきだというふうに思っています。

(テレビ朝日)

この面会について、知事は当時、どういう報告を受けたのか。

(知事)

正直に言いまして、まあ3年前のことなので、全部覚えているかというとこれは覚えてません。ただ、非常に国の方が、我々15回やってはねられて、助言があって出して、非常に積極的、前向きに取り組んでいただいているという感触は得ていましたね。

(テレビ朝日)

「首相案件」という言葉はあったのか。

(知事)

これも、そんなに気にもしていなかったですから。というのは、なぜかというと、国自体が僕らの立場から見れば一体なんですね。ですから、このメモもひょっとしたらですね、この獣医学部の新設については、省庁をまたがった案件でありますから、例えば、もちろん文部科学省もそうでしょうし、獣医学部ですから農林水産省もそうですし、国家戦略特区ということでありますから、内閣府、地方創生、こういったところもいろいろな機関が絡んできますので、当然その思いを伝えるために、僕も、それから担当者もいろんな時に説明に行くわけですよね。その時に、こんな状況になっていますということで、このメモを活用して、置いてきた可能性というのは否定できないと思っています。

(テレビ朝日)

口頭報告のための備忘録として存在したということだが、その時の報告として、ここにあるように、「自治体がやらされモードでなく、死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件」、この手の報告はあったのか。

(知事)

ですから、条例の趣旨に基づいて、このメモは、真面目な職員が報告のために書いたということはストレートにお伝えします。その中身、相手先のことについては、それぞれの立場で言っていただきたいと思っています。

(テレビ朝日)

15回はねられていた新設の内容について、この報告を知事はどのように受け止めたのか。

(知事)

国家戦略特区で、固い岩盤が崩れるかもしれないと。我々はともかく先ほど申し上げましたように、獣医師確保で悩んでいた立場でもある。西日本にも拠点がない、しかも全学部が定員オーバーである。なぜこれができないんだという立場だったので、非常に可能性が見えたという前向きな気持ちで捉えています。

(テレビ朝日)

去年、柳瀬審議官はじめ国会に呼ばれる事態になっていたわけだが、なぜその時にこの話がこうして報告できなかったのか。こうした形でオープンにすることができなかったのか。

(知事)

情報公開条例というのは、相手先のことについては制限がかかるんですね。ですから、さっき申し上げましたように、地元の皆さまよく分かっていただいていると思うんですが、県の職員が4月2日に誰と誰が行きましたというのは、全部公開しているんです。ですから愛媛県の関わったものは、愛媛県の職員の担当者の発言等は全部オープンにしていますから、これは本来それぞれの機関が同じようにやれば、なんてことない話ではないでしょうか。

(テレビ朝日)

加計学園の新設を巡って、総理の関与については、知事はどういうふうに受け止めているのか。

(知事)

分かりません。本当に分かりません。コメントしようがないです。審査、それから認可の決定、ここは全く我々は関与していないですから、これはお願いする立場で、それが認められて新設したら、さあどうしようか、今回認められて良かったなと、悩みが一つ解決するかもしれないねという受け止め方ですから、そこの国の状況については、私はうかがい知ることはできません。

(あいテレビ)

備忘録ということで、その職員も今は所持していないという。

(知事)

ないです。もう3年くらい前のはないですね、さすがに。

(あいテレビ)

今回、なぜ出てきたと考えているのか。

(知事)

さっきも申し上げましたとおり、それぞれの関係部署、我々からすれば国は一体なんですけれども、またがる案件ですから、当然のことながら、複数の機関に熱意を伝えたり、説明に行ったりしければいけないと思います。そういう時に、例えばこの前の4月の会議ではこんな状況になっていますので、ぜひよろしくという形で使った可能性は否定できないと思っています。

(あいテレビ)

メールか何かで渡したと。

(知事)

いやいや、直接行った時の資料としてです。それは説明するときの資料としてですね。

(あいテレビ)

そういったメモを国の担当者に渡すというのは、特に珍しいことでは。

(知事)

いや、そういうことはありますよ。

(NHK)

メモについては、データ形式でも残っていないということか。

(知事)

ないです。

(NHK)

メモによりますと、当時、柳瀬総理大臣秘書官と面談したということだが、これは職員の備忘録であっても、知事としては、そこは県の職員が柳瀬秘書官と会ったという認識なのか。

(知事)

相手先のことについてコメントはできないです。ただひとつ、私から言えることは、愛媛県庁の職員は、本当に真面目です。しっかりと仕事をしてくれています。正直にいろんな報告もしてくれていますから、私はそれを信じています。

(NHK)

備忘録として書かれたメモの内容に、誤りはないと考えていいということか。

(知事)

職員の上げてきた書類は、私は全面的に信頼しています。

(NHK)

文書には、国家戦略特区に関しての提案を受けているという内容があるが、実際にその面談というのは、調査の結果、どのような面談だったのか。

(知事)

当時のことは全て細かく記録しているかというのは、それは担当者も無理だと思いますけれども、まさにその時のやりとりというのはメモしたんだろうなと思いますけれども、中身について、私からコメントすることはできないです。

(NHK)

現状では、はっきりしない部分もあると思うが、実際にメモを作成した職員や同行した職員も含めて、あらためてどういう内容だったのか、事実確認をする考えはあるか。

(知事)

というか、県の立場は、全部オープンにしますので。次は、それぞれの機関が同じようにやれば、全部見えるということじゃないでしょうか。

(愛媛新聞)

担当職員は、省庁で説明する際に、この備忘録を配ったと言っているのか。

(知事)

これは、私もひょっとしたら可能性はあると思いますし、説明するときに、誰がどうのこうのというのは分からないですね。

(愛媛新聞)

職員本人は、何か言っていないのか。

(知事)

言ってないです。そこは聞いてないです。

(愛媛新聞)

市民団体の方が、4月2日の文書に関して、破棄したという回答を受けたと言っているが、その備忘録は、公文書に当たらないということで、情報公開請求では出していなかったということか。

(知事)

いや、今うちに無いんですよ。無いものは出せないですから、それは変わっていないですよね。

(愛媛新聞)

その備忘録を破棄したのは、いつなのか。

(知事)

メモ関係は、それぞれ、保存義務もないので、どういう扱いしているかというのは分からないですね。僕なんかでも、いろんな書類が山のようにありますから、不必要と判断したものは、廃棄してしまいますので。メモなんか割と早く廃棄しますね。これはもう個人差がありますから分かりません。

(読売新聞)

今回の件で国側から公表をしないでくれとか、そういった何らかの働きかけというのはあったのか。

(知事)

全くないです。

(読売新聞)

それに関して調整をしたりとか。

(知事)

そういうのは僕はできないです。そうじゃなかったら、県庁組織の信頼そのものが失われてしまいますから。信なくば立たずと。それをベースにしていますので、常に職員にそういう姿勢であれと言っていますから、しっかりと正直に対応したいと思っています。ただし、制度等がありますので、その範囲の中において、しっかりと対応するということです。

(読売新聞)

柳瀬さんは、今日も記憶の限り会っていないという発言をしているようだが、そのことについては何か。

(知事)

コメントできないですね。

(愛媛新聞)

4月2日について、去年の知事の説明で、地域政策課長と当時の主幹と東京事務所の職員が同行していたとのことだったが、このメモは誰が作成したものだったのか。

(知事)

これはですね、そういった名前を出しますと、皆さんの取材等も殺到するでしょうし、やはり職員、真面目に仕事やってる方ですから、仕事に集中していただきたい。だから、私が責任者として、全部表に立ちますので、名前は、ここでは申し上げることができません。

(テレビ朝日)

知事に報告した職員本人が書いたものなのか。

(知事)

そうです。

(テレビ朝日)

そのメモを共有していた人物というのは、何人くらいいるのか。

(知事)

どうなんですかね。担当するところでは回覧してると思いますので、当時、こんな状況だったということで。誰々ということは、ちょっと分からないですね。

(テレビ朝日)

知事は、その書類を見せられて報告を受けたのか。

(知事)

もしかしたら間違っているかもしれませんが、この件に限らず、通常、こうした会議内容でこんな状況でしたという場合は、口頭で説明をされます。それで、もうちょっと詳しく教えてくれと、メモか何かないのと言って見る時もあります。だからその時は見たかも知れません。ちょっとそこは、なんとも言えないですね。はっきりと自分の中にその絵がよみがえってきていないので。ただ、可能性はあると思いますね。

(テレビ朝日)

「首相案件」という非常に強い言葉が載っているわけで、目にしたにしろ、しないにしろ、そういう感触を受けて、知事はこの話を進めていたということでよいか。

(知事)

首相案件というよりは、当時、国全体の案件と思っていますから。我々は。

だから、その案件が誰々というのは、あまり意識していなくてですね、国全体で必要性、我々の長年にわたる思いというものを受け止めて、実現に向かって岩盤規制を崩すというふうな動きをしていただいているのかなというふうには受け止めていました。

(テレビ朝日)

文書の真偽も含めて、今焦点になっているわけで。どの省庁に渡ったのか、その後というのは確認していないのか。

(知事)

分からないですが、自分の記憶の中にあるのは、例えば文科省もお願いに行った記憶がありますし、農林水産省も行った記憶がありますし、それから内閣府、地方創生も行った記憶がありますし、そこは間違いなく行っていますね。

(NHK)

今後、そういった機関に協力を得られれば、その文書の内容を確認できると思うが、そういう考えはないのか。

(知事)

国のことは分からないですね。我々、何か悪いことをしたと、全然、なんでこうなるのかよく分からないですけれど、一生懸命、熱意を伝えて、その思いを受け止めていただいて、そこから先の手続きは分かりませんけれども、岩盤規制を崩していただいたというふうなことで感謝をしているという立場でございます。

(朝日新聞)

今日、知事が職員一人一人から話しを聞いたとのことだが、だいたい何人くらいから話を聞いたのか。

(知事)

担当は、その時は少なかったですから。3人ですね。部長を入れて4人か。

(朝日新聞)

その4人のうちの何人かが、こういうメモを残したという話をしたということか。

(知事)

これは残したというか、自分の文章ですねと。自分が書いたメモですねっていうことだけの話です。

(朝日新聞)

そのうちの1人が、そういった話をされたと。もう1点、省庁にも渡すようなメモということで、これはメモという扱いで良いのか。公文書にはならないのか。

(知事)

ならないですね。会議なんかの議事録で公文書になる場合はですね、例えばこういう会議でこういう決定がされたとか、そういう時は残っているときもあるかと思いますけれども、こういった状況説明とかそういうときはメモですね。だから、普通は口頭で説明を受けています。

(朝日新聞)

知事としては、状況説明を示した書類は、公文書ではないという位置付けだということか。

(知事)

そうですね。僕自身もそういったメモを作りますから。

(朝日新聞)

それはいわゆる情報公開の対象にはならないのか。

(知事)

と思います。廃棄してしまいますから。確認するための備忘録ですね。間違えないように確認しておくと。

(テレビ愛媛)

廃棄されたデータというのは、パソコンに残されている可能性についても、全部調べたのか。

(知事)

今日1日しか経っていないので、さっき申し上げたように、この時点でということでありますから、もちろんこれで調査全部何も無しですよと言うつもりもありませんし、引き続き調査できるところがあればやってですね、何かが出て来たら、今までの方針どおり、またお知らせするというのが愛媛県のスタンスです。

(テレビ愛媛)

データを復元できる可能性というのは。

(知事)

僕もちょっと復元はやったことがないので。そういうことがどの程度可能なのか。ただ、県庁というのは、システムによってデータというのは作られていますから、(過去のバックアップデータは)ある一定の期間がくると完全消去されてしまって、さらにそれに新しいものが上書きされる仕組みになっているので、そのあたり、ちょっと自分は専門家ではないので分からないですね。

(共同通信)

あらためて、今回見つけた備忘録として職員が記載した文書には、「首相案件」というふうに記載されていたということで間違いないのか。

(知事)

いや、僕はちょっと分からないですね。覚えてないです、そこは。さっき言ったように、国全体が本当にいい方向でまとまってやってくれているんだなという記憶は残っていますけれども、その時に、その言葉を目にしたかどうかというのは、自分の中には記憶は無い、よみがえっては来ないですね。

(共同通信)

聞き取りの中で、担当職員から「首相案件」と書いたというふうな話はあったのか。

(知事)

さっきから申し上げているように、その職員が書いた備忘録のメモであるということは確認できています。それが全てです。

(共同通信)

確認というのは、朝日新聞の報道で出たものの。

(知事)

はい。その文書が、書いた方が、書いたものということは、担当者から直接聞きました。

(東京新聞)

今日の朝日新聞の写真を見ると、柳瀬さんと面会した記録、そして藤原さんと面会したという記録も少しだけ写っていたかと思うが、今回、その担当職員が作成した備忘録には、柳瀬さんだけではなく藤原さんと面会した件についても記載したということなのか。

(知事)

いや、そこは、僕はちょっとまだ確認できていないですね。

(南海放送)

このメモの存在というのは、今のところ県庁内には無いということだが、新聞に掲載されているので、どこかにはあるということだが、それを実際に探して、入手しようということは、調査内容に入っているのか。

(知事)

何も我々、何も悪いことをしていないので、何かそういうふうに言われるのはちょっとつらいんですけれども。ただ熱意を伝えるために状況をメモして、それをこういう状況なんですということを、対象の方、国の機関に伝えるということで活用されたものですから、ちょっとそれ以上ということにはならないですよね。

(愛媛朝日テレビ)

先ほど県の立場ではオープンにするという話だったが、今後、国会でこの文書の内容の真偽について、野党の追及が激しくなると思うが、相手の機関、内閣府、相手先の方で、今回の真偽について、情報をオープンにすべきだと考えているのか。

(知事)

これも地元の会見、議会の答弁でもずっと申し上げてきたように、愛媛県は愛媛県の立場で、自分たちの関係するものについては全部オープンにすると。とにかく開学は大歓迎ですし、学生たち頑張ってもらいたい、本当に獣医師の確保につなげたいという思いが強いので、そこに影響が出ないようにするためにも、正直に国の方で丁寧に説明していただきたいということは、申し上げ続けてきたことですから、この姿勢は変わりません。

(愛媛朝日テレビ)

影響が出ないためにもということだが、どのような影響を懸念しているのか。

(知事)

ちょっとその辺が、今日の朝からのニュースも拝見したんですけれども、えっ、ということもあったので、今日まとめて愛媛県の立場を説明させていただきましたので。やはり、いろんな見方で、誤解された報道等になってくるとですね、やはり学生たちにもプレッシャーにつながる可能性もあるので、その辺は心配しています。

(朝日新聞)

メモを作成した職員は、内容について、ここは自分が書いた記憶はないとか、そういった言い方で否定したりということはなかったという理解でよいか。

(知事)

そうです。

(朝日新聞)

4人の職員から話を聞いたということだが、作成者以外の3人も、同趣旨の内容のものが共有されていて、自分たちも見たと、そういうふうに話をしているということか。

(知事)

当然そういったメモはあったんだろうなと。ただ、これが間違いないという、一言一句間違いないというようなところは、それは無理だと思います。書いた方が、これは自分で書いたメモですねということだけは間違いないので、それは正直に判明した分については、皆さんに報告しないといけないと思っています。

(東京新聞)

新聞に掲載された写真を基に、「これはあなたが書いたんですか」ということで。

(知事)

そうです。

(テレビ愛媛)

今回のメモが各省庁に配られたことで、それは獣医学部開学への追い風になったと思うか。

(知事)

それは分からないですね。ただ、うちはもう本当に10年案件でありましたから、前知事時代からの宿題でもあったので、本当に熱意を伝えるためにもですね、今こういう状況なんですというのを関係者に伝えるというのは、当然のことだと思っています。

(TBSテレビ)

メモを書いた職員というのは、「首相案件」と書いたのであれば、首相の強い意向なり首相の動きなりを強く認識していたということなのか。

(知事)

いや、それは聞いてないですね。そういう質問までは、してないですから分かりません。

(毎日新聞)

引き続き今後も調査していくということだが、具体的には、どのような調査内容を検討しているのか。

(知事)

今日1日、どたばたで、朝から職員もいろんな資料とかチェックをしてくれているので、漏れているところがないかとか、そういうことだろうと思っています。

(朝日新聞)

今回のメモは、愛媛県庁内では、どういう説明の場で使われたのか。

(知事)

例えばの話ですが、ある大きな会議とかに出た職員が、僕のところで、この前この会議に行ってきました、こんな話でしたっていうのは、口頭で説明されるようになっています。で、僕の方が、関心がある場合は、もうちょっと詳しいことないのと言ってメモを見るってことはありますね。だから、ケースバイケースです。

(朝日新聞)

今回のこのメモに関しては、知事の方から説明してほしいということで、それで作成した職員から出てきたメモということか。

(知事)

いや、もうなんかストレートで、これ出てるメモって誰か書いたのかなって言ったら、この文章は私の文章ですね、備忘録として書いたものですねという、もう普通のやり取りですね。だって、何も隠す必要もないし。

(朝日新聞)

そのメモ自体を基に、知事は説明は受けたということで。

(知事)

そうです。

(朝日新聞)

それが、いつどういう場だったかというのは。

(知事)

そういう説明、決裁って、まとめてやりますから。1回に大体、愛媛県の場合は8件から10件、一気にその時間に集中して決裁をしますので、その内の一つですから。一つだけを全部細かく覚えているかと言ったら、それは自信ないです。

(朝日新聞)

どの決裁文書に関するメモかというのは、知事の方では、今はちょっと分からないということで。

(知事)

いや、ちょっと分からないですね。

(朝日新聞)

文科省とか農水省とか、地方創生とか、この辺りで、このメモというのは、どういった形で使われたのか。

(知事)

分かりません。はっきり言って全然。相手の機関でどう扱っているのか、すぐ捨てるとか、それはもう機関によって違うと思いますから、分かりません。

(朝日新聞)

愛媛県庁として、何らかの形でこのメモを各省庁に提出したのだと思うが、それはどういったまき方だったのか。

(知事)

分からないですね、それは。

(朝日新聞)

例えば、知事が各省庁に説明に行った時に、併せてこのメモを持って行ったとか。

(知事)

その可能性は否定しません。あったかも知れません。ただ、どこで誰に確実に渡したかというのは、記憶をたどっても鮮明には覚えていないので。普通に言われてる「記憶はございません」とは違いますから。本当に(記憶が)ないですから。ただ、当たり前なんですけれども、熱意伝えるために、こうしたメモを活用して説明をしたということは、あり得る話だと思います。

(朝日新聞)

使った可能性が高いくらいの話ということか。

(知事)

そうですね。

(朝日新聞)

知事が各省庁に獣医学部の説明をする際に、使用したと考えられると。

(知事)

まあ、県の立場からすれば今治を応援する立場ですけれども、ぜひお願いしたいというふうなことを、先ほど言ったように、我々から見たら国の機関は一体ですから、どこへ行っても同じように熱意を伝える。その中で、今、こういう話が進んでいるようなので、そちらでもよろしくというふうな形で使うのは、極めて自然じゃないかなと思いますけれど。

(朝日新聞)

先ほどの質問の繰り返しになるが、各省庁への説明に使うような、そういう書類が、いわゆる公文書ではなくて、メモだというのは、なかなか理解しづらいかなと思うが。

(知事)

どっちにしても公文書も保存は1年で全部廃棄してしまいますので、3年前のものというのは、ほとんど残ってないですね。ですから、我々は、やはり決まり事、この会で何かが決まりました、こういうのはきっちりと残さないといけませんから、当然の事ながら公文書として記録しますけれども、その過程の状況説明とか、そういう段階においては、今はこんな段階なんですよというふうな報告になりますから、備忘録という形で口頭で説明するというふうな形にしてます。

(NHK)

あらためて、この面談の内容について、職員はこれは自分で書いたものであると。その内容について、知事は職員の書いたものを信じると言った。一方、一部報道では、政府高官からは、愛媛県側が勝手に書いたものだとしているということもありますし、また柳瀬さんは、そもそも発言自体については、あり得ないという強い口調で否定しているが、それに対する受け止めは。

(知事)

僕は、直接お会いしたこともないですし、どういう発言をされたかも知らないので、国の方は、もう正直に言われたらいいんじゃないかなというふうに思います。

ただ、我々の立場としては、これは愛媛県の職員が、報告のために残した備忘録であることは間違いないというふうに申し上げます。

(NHK)

まだ国会での議論が続きそうな状況だが、その中でどういう対応を求めていきたいか。

(知事)

ともかく今の段階、今までもそうですし、ともかく学園の認可というのは、私どもはしっかりとした手続きを経て、しかも専門家の委員会でチェックをし、これだったら大丈夫だという判断をした上で、認可をいただいている、適正なものだと思っていますから、全く問題ないのではないかなというふうに感じています。

(NHK)

県の職員が作成した内容について、否定されているということに対しては、どういうふうに説明をしてほしいと思うか。

(知事)

まだその否定を聞いていないので、分からないです。

(読売新聞)

職員の報告を受ける立場の方というのは、知事以外にもいるのか。

(知事)

案件によると思いますね。

(読売新聞)

今回がどうだったのかというのは。

(知事)

ちょっと、分からないです。

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