イノベーションファンド25によるサグリ株式会社への投資実行

2024/08/08  株式会社 池田泉州ホールディングス 

2024年8月8日
株式会社池田泉州銀行
池田泉州キャピタル株式会社

~衛星データと地上データを活用し、農業基盤を整え、農業・農業従事のあり方を最適化します~
イノベーションファンド25による サグリ株式会社への投資実行について


池田泉州キャピタル株式会社(代表取締役 田中 耕)が運営し、株式会社池田泉州銀行(頭取CEO 鵜川 淳)等が出資する「関西イノベーションネットワーク投資事業有限責任組合(愛称:イノベーションファンド25)」は、2024年7月19日付で、サグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市、代表取締役坪井 俊輔)に対し、追加投資を実行いたしました。

イノベーションファンド25は、地域社会における新事業の創出等産業振興に寄与し、大阪・関西の地域経済の発展や雇用の確保に繋がると期待され、2025年大阪・関西万博が目指す「SDGsが達成される社会」や「Society5.0の実現」に貢献する技術・ビジネスモデルを持った企業を投資対象としております。

サグリ株式会社は、「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、衛星データとAIによる農地区画化技術をベースに様々な分析サービスを提供することで、農業の課題解決を目指す兵庫県創業のスタートアップ企業です。

2021年5月の初回投資以降、衛星データとAI技術・区画技術を掛け合わせたデータプラットフォーム構築を進めてきました。これにより農地の耕作状況や作付け状況、土壌分析、水管理の状況などを高精度で解析することが可能となり、農業生産基盤の確立や脱炭素化を推進し、持続可能な農業生産への転換を実現することが期待されています。当行グループはイノベーションファンド25を通じ、⑨「産業と技術革新の基盤をつくろう」、SDGs⑬「気候変動に具体的な対策を」、SDGs⑮「陸の豊かさも守ろう」の実現に貢献するサグリ株式会社を支援いたします。

【衛星データ×AIによる農地の区画化と分析サービスのイメージ】

(※)ポリゴン:農地の区画情報

【投資先概要】

社名 サグリ株式会社
代表取締役CEO 坪井 俊輔(つぼい しゅんすけ)
本社所在地 兵庫県丹波市氷上町常楽725-1
設立 2018年6月
事業内容 衛星データとAIを活用した農地状況可視化サービスの提供
URL https://sagri.tokyo/
ビジョン
「人類と地球の共存を実現する」
サグリはこれまで農地管理支援ソリューション「アクタバ」「デタバ」「ニナタバ」、農業現場の営農支援ソリューション「Sagri」を提供してきましたが、今後、民間企業向けの農地マッチングや脱炭素事業による事業拡大を進めていき、「人類と地球の共存を実現する」未来を創りたいと考えています。
SDGsの実現
備考 J-Startup KANSAI 選定企業

【ファンド概要】

名称 関西イノベーションネットワーク投資事業有限責任組合
(愛称:イノベーションファンド25)
ファンド総額 設立時12億円
有限責任組合員(LP)
※順不同
株式会社池田泉州銀行、岩谷ベンチャーキャピタル合同会社(岩谷産業株式会社より地位承継)、エネサーブ株式会社、大阪信用保証協会、塩野義製薬株式会社、ダイキン工業株式会社、日本生命保険相互会社、阪急阪神ホールディングス株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、ロート製薬株式会社
無限責任組合員(GP) 池田泉州キャピタル株式会社
投資対象
大阪・関西万博が目指す「SDGsが達成される社会」「Society5.0の実現」に貢献する技術・ビジネスモデルを持った企業
投資形態 普通株式、優先出資 等
設立日 2019年9月20日
存続期間 10年(最大2年まで延長可)

当行はプレスリリースに関連する SDGs17のゴールのアイコンを 掲載しております。

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