【大阪文化服装学院】大阪中之島美術館で展覧会『Z世代のクラフトマンシップ展~ファッション×サステナビリティのお勉強』開催

2023/03/07  学校法人 ミクニ学園 

~ コロナ禍の3年間、さまざまな企業との協働企画から生まれたサステナブルなクリエイションを展示~

デザイナーおよびファッション人材を育成する大阪文化服装学院(以降OIF、学校法人ミクニ学園 理事長・校長:岩崎一哉 所在地:大阪市淀川区三国本町)は、大阪中之島美術館(所在地:大阪市北区中之島)にて、学生達がファッションとサステナビリティについて考え、さまざまな企業と協働で取り組んできた企画から生まれたクリエイションを一同に集めた展覧会を開催。廃棄衣料のアップサイクルから、フィッシュスキンを使用した作品、3Dモデリングなど最新テクノロジーを活用した作品まで、様々なアプローチによるサステナブルなクリエイションをご覧に入れます。この展覧会が、ファッション産業の持続可能な未来を考えるきっかけとなる願いを込めて。



学生生活のすべてがコロナ禍にあったZ世代の若者達。

輝かしい未来に向かい、今を楽しみ、大声で笑い合い、弾け、遊ぶ。そんなことも許されない「暗黒の時代」を過ごしてきました。しかしマイナスなことばかりではなく、一旦立ち止まることで、新しい考え方や暮らし方についての発見があったり、サステナブルな思考の高まりによりデジタルの活用方法を模索したり、マインドセットを変えることで、新たな時代を切り拓くことができました。
そんな中、服飾専門学校であるOIFの学生達が新しい価値観によって生み出すファッションとは?
彼らにとってのサステナビリティとはなんなのか?

この展覧会では、コロナ禍の3年間、学生達がファッションとサステナビリティについて考え、さまざまな企業と協働で取り組んできた企画から生まれたクリエイションを一同に集め発表致します。
Z世代の熱いものづくりへの思い「クラフトマンシップ」が生み出す「ワクワク」「ドキドキ」するクリエイションと服飾専門学校が取り組むべき「サステナビリティの可能性」をご覧ください。

■開催概要
会期:2023年3月14日(火)~ 3月19日(日)
開場時間:10:00 ~ 17:00(入場は16:30まで)
場所:大阪中之島美術館 2階 多目的スペース(大阪市北区中之島4-3-1)
https://nakka-art.jp/
観覧料:無料
主催:大阪文化服装学院
後援:大阪府

■特別協力
株式会社島精機製作所(和歌山市) https://www.shimaseiki.co.jp/
エムトレード株式会社(兵庫県明石市) https://www.mtradeltd.com/
株式会社FMB(東京都渋谷区) https://fmb.tokyo/
株式会社シンクシー(富山県氷見市) https://www.tototoleather.com/
株式会社TFL(東京都渋谷区) https://tfl.tokyo/
株式会社ヤマサワプレス(東京都足立区) http://yamasawapress.jp/
ユニタスファーイースト株式会社(兵庫県姫路市) https://uniters.co.jp/
株式会社七彩(京都市南区) https://www.nanasai.co.jp/
※敬称略・順不同

■披露するコンテンツ
1.ニット ホールガーメント(R)×3D技術の可能性
無縫製により無駄な裁断をせず、必要な分量の糸だけで制作できるニット機器「ホールガーメント横編機」を活用した作品。ファッション業界で注目の3D CADソフト「CLO」を活用して作成したデジタル衣装「3Dモデリング」と連動したインスタレーション。
協力企業:株式会社島精機製作所/株式会社TFL/株式会社FMB

作品製作:グループブランド「UN」(ファッション・クリエイター学科ニットコース&3Dモデリストコース3年)
*ホールガーメントは株式会社島精機製作所の登録商標です

2.皮革素材の可能性
リアルレザー(本革)とフェイクレザー(人工皮革)どちらがサステナブルなのか? 本来廃棄される食肉用動物の皮を利用した、耐久性の高い本革の作品。その中でも色むらや傷物と言われる皮革を使用。
協力企業:ユニタスファーイースト株式会社

作品製作:グループブランド「studio blueman」(ファッション・クリエイター学科3年)

3.フィッシュスキンの可能性
日本では食用として魚がたくさん消費されているが、骨や皮などの9割が廃棄されている。まだ世の中に浸透していない素材「フィッシュレザー」を活用した作品を制作。
協力企業:株式会社シンクシー(ブランド「tototo」)

作品製作:岡田太陽(スーパーデザイナー学科4年)

4.ユーズドデニムの可能性
ヤマサワプレスがロサンゼルスで買い付けた大量の廃棄デニム<リーバイス(R) 501(R)>のユーズドストックを利用してアップサイクルしたクリエイティブ作品。
協力企業:株式会社ヤマサワプレス

作品製作:市川龍一(スーパーデザイナー学科4年)

5.廃棄着物の可能性
生産者の情熱が詰まった魅力的な製品を収集するエムトレードから提供された廃棄される着物を利用したアップサイクル作品。
協力企業:エムトレード株式会社

作品製作:中本美衣奈(スーパーデザイナー学科4年)

<Appendix>
■大阪文化服装学院(OIF)について
創立76年の歴史を持つ、西日本最大級のファッション専門学校。「ファッションで社会に貢献する」という経営方針のもと、近年は海外のファッションスクールとの連携を高め、国際的に活躍できる人材の育成に注力。また、世界的にDXへのニーズが高まるなか、デジタルコンテンツへの投資も積極的に行い、「国際感覚」と「デジタルスキル」を融合し、新たな価値を生み出す創造力を養成している。「日本で最も高い成果をあげ、アジアを牽引する発信力を持ち、世界から信頼されるファッション教育機関であり続ける」ことをビジョンに掲げている。
学校法人ミクニ学園 大阪文化服装学院
所在地:大阪市淀川区三国本町3丁目35-8
理事長:岩崎 一哉
TEL:06-6392-4371 / FAX:06-6391-5600
https://www.osaka-bunka.com/

■大阪中之島美術館について
1990年に準備室が設置されてから30年の年月を経て、2022年2月2日、大阪の中核であり、水都のシンボルである中之島に誕生した美術館。19世紀後半から今日に至るまでの国内外の近現代美術・デザインなどを所蔵している。
所在地:大阪市北区中之島4-3-1
館長:菅谷富夫
TEL:06-6479-0550
https://nakka-art.jp/

■この件での取材・お問合せは以下まで
大阪文化服装学院
経営企画本部:加藤 圭太、豊田 晃敏 IR・広報課:齋藤 佳孝
TEL:06-6392-4371 / FAX:06-6391-5600
e-mail: ir_oif@osaka-bunka.com

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