『Ruby biz Grand prix 2023』表彰式を開催!9つのサービスを表彰

2023/12/18  Ruby biz グランプリ実行委員会 

新たなビジネス価値を創造するサービスや商品 計29事例の中から株式会社ウーオとピクシブ株式会社が大賞を受賞

Ruby biz グランプリ実行委員会(事務局:島根県)は、『Ruby biz Grand prix 2023』の表彰式を、2023年11月8日(水)、島根県の松江テルサにて開催しました。


開催の様子を収めた動画を公式YouTubeアカウントに投稿しておりますので、下記動画、またはQRコードよりご確認ください。




「Ruby biz Grand prix」は、プログラム言語「Ruby」を活用して、ビジネスの領域で新たな価値を創造し、今後の発展が期待できるサービスや商品を表彰するビジネスコンテストです。第9回目の開催となる『Ruby biz Grand prix 2023』では、暮らしやビジネスをより豊かにするための様々なサービス・商品、計29事例のなかから、事業の新規性、優位性、成長性、将来性などを総合評価し選ばれた、大賞2点と特別賞3点、ソーシャルインパクト賞4点を表彰しました。

式では最初に主催者を代表して実行委員会 委員長 井上 浩より、「今年は第9回目となりまして、29サービスにエントリーいただきました。コロナが明けて松江で開催されるようになり、引き続き多くのエントリーをいただき、 まだまだRubyが可能性を秘めている表れではないかと感じており主催者一同非常に喜んでいます」とご挨拶し、『Ruby biz Grand prix 2023』の概要説明や実行委員会委員のご紹介しました。

■受賞企業について

メインイベントとなる表彰式では、審査委員長のまつもとゆきひろ氏を始めとするプレゼンターから、表彰状やトロフィ等の授与が行われました。グランプリにあたる大賞には「株式会社ウーオ」「ピクシブ株式会社」 、特別賞には「ウィルポート株式会社」、「株式会社KabuK Style」、「レンティオ株式会社」、そしてソーシャルインパクト賞には「株式会社ヴァル研究所」、「株式会社タイミー」、「ファインディ株式会社」、「Yoom株式会社」がそれぞれ選出されました。

表彰式の後、大賞と特別賞の受賞者には、受賞事例のプレゼンテーションを行っていただきました。プレゼンテーションでは、サービスの紹介に加え、Rubyを活用した理由や優位性などもお話いただきました。そして式の最後には、「Ruby」開発者であり審査員長を務めるまつもとゆきひろ氏が、第9回目となった本グランプリに対する想いと各賞の選考理由についてお話され「受賞した9社はRubyを使った素晴らしいサービスを提供してくださっているので本当に感謝しています。Rubyが未来をつくり、社会を良くしていくのを、Rubyを創造したものとしていつまでも見届けたいと思っています」といったコメントをいただき、Rubyのもたらす革新性とRubyを活用したビジネスの発展性や将来性を改めて感じられる機会となりました。

各賞の受賞者やまつもと氏のコメントについては下記をご参照ください。

■主催者代表挨拶(実行委員会 委員長 井上 浩)



■ソーシャルインパクト賞表彰




株式会社ヴァル研究所より山崎 恭史様、株式会社タイミーより亀田 彗様、ファインディ株式会社より浜田 直人様、 Yoom株式会社より石井 淳史様が表彰され、受賞された喜びと感想を述べられました。


■特別賞表彰、受賞者プレゼンテーション



ウィルポート株式会社より秋山 亮介様、株式会社KabuK Styleより勢田 圭剛様、レンティオ株式会社より紀見 岳雄様が表彰され、代表してコメントを述べられました。また受賞事例のプレゼンテーションも行っていただきました。


◆ここでワンポイント…「Ruby」とは
Rubyは、オープンソースの動的なプログラミング言語で、シンプルさと高い生産性を備えています。エレガントな文法を持ち、自然に読み書きができます。
Rubyの作者である、Matzこと まつもと ゆきひろ 氏が、好みの言語(Perl、Smalltalk、Eiffel、Ada、Lisp)の一部をブレンドし、関数型プログラミングと命令型プログラミングが絶妙に調和された新しい言語をつくりました。
まつもと ゆきひろ 氏はよく、「Rubyをシンプルなものではなく、自然なものにしようとしている」と言います。「Rubyの外観はシンプルです。けれど、内側はとても複雑なのです。 それはちょうど私たちの身体と同じようなものです」(まつもと ゆきひろ 氏)
1995年の一般公開以来、Rubyは世界中から熱心なプログラマーを集めています。2006年になると、Rubyは大量の支持を集めました。 現在では、世界中の主要都市に活発なユーザーグループが形成され、そしてRubyに関する大規模なカンファレンスが開かれています。
英語でRubyについて会話するためのメーリングリストであるruby-talkでは、2006年には平均して日に200通ものメッセージがやりとりされていました。 最近ではそういった大きな場所での流量は低下しているものの、たくさんの小さなグループに分かれて、さまざまな会話がされています。
TIOBE指標のような、人気や成長の度合いからプログラミング言語を測る指標のほとんどで、 Rubyはトップ10内にランクインしています。こうした成長は、Rubyで書かれたソフトウェア、とりわけWebアプリケーションフレームワークRuby on Railsの人気に起因しています。
また、Rubyはフリーソフトウェアです。 無料とか自由に使えるといったことだけでなく、コピー、変更、および再配布の自由を約束しています。



■大賞表彰、受賞者プレゼンテーション


株式会社ウーオより土谷 太皓様、ピクシブ株式会社より道井 俊介様が表彰され、代表してコメントを述べられました。また受賞事例のプレゼンテーションも行っていただきました。


■審査委員長挨拶(まつもとゆきひろ氏)



■『Ruby biz Grand prix 2023』 表彰式の様子



■『Ruby biz Grand prix 2023』表彰式 

名称:Ruby biz Grand prix 2023
日時:2023年11月8日(水)15:10~16:40
会場:松江テルサ(島根県松江市朝日町478-18)
プログラム:主催者代表挨拶/表彰式/フォトセッション 
【各受賞企業】
大賞:株式会社ウーオ、ピクシブ株式会社
特別賞:ウィルポート株式会社、株式会社KabuK Style、レンティオ株式会社
ソーシャルインパクト賞:株式会社ヴァル研究所、株式会社タイミー、ファインディ株式会社、Yoom株式会社

●審査選考委員 ※委員は50音順
委員長:まつもと ゆきひろ / 一般財団法人 Rubyアソシエーション 理事長
委員:笹田 耕一 / 一般財団法人 Rubyアソシエーション 理事
委員:寺田 雄一 / マジセミ株式会社 代表取締役社長
委員:中村 建助 / 株式会社日経BP 技術コンテンツユニット 編集委員
委員:森  正弥 / デロイト トーマツグループ 執行役員・パートナー

<Ruby biz Grand prixについて>
Ruby biz Grand prixは、プログラム言語「Ruby」を活用して、ビジネスの領域で新たな価値を創造し、今後の発展が期待できるサービスや商品を表彰するグランプリです。企業はRubyを使った開発により、時代の変化に柔軟に対応し、企業・社会が抱える課題に対してスピーディーにアプローチすることができます。本グランプリを通して、Rubyがもたらす革新性を国内外に広く発信し、IT産業全体の振興に貢献いたします。
専用サイト:https://rubybiz.jp/

【過去の「大賞」受賞企業一覧】
2022年度:JUKI松江株式会社、株式会社Shippio
2021年度:株式会社HIKKY、株式会社ヤマップ
2020年度:株式会社tsumug、株式会社メディカルノート
2019年度:クックパッド株式会社、GMOぺパボ株式会社
2018年度:株式会社コークッキング、スタディプラス株式会社
2017年度:株式会社あしたのチーム、Wovn Technologies株式会社
2016年度:株式会社Misoca、ラクスル株式会社
2015年度:トレジャーデータ株式会社、株式会社ユビレジ

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