北海道美幌町と連携、「美幌峠牧場」で酪農本格展開し新事業モデル確立へ

2018/09/25  ワタミ 株式会社 

2018 年 9 月 25 日

ワタミ×北海道美幌町 酪農事業(東京ドーム 60 個分)を本格展開
地域と連携し新たな事業モデル確立へ

ワタミ株式会社(東京都大田区・代表取締役社長 清水邦晃、以下ワタミ)のグループ会社、有限会社ワタミファームは酪農事業を本格展開します。北海道網走郡美幌町の「美幌峠牧場」では酪農事業を手掛けるとともに、将来は乳加工品の製造・販売までを行う酪農事業モデルの構築を目指します。

■酪農従事者と生乳生産量の減少が社会課題に

国内の酪農家は減少しており、その影響から生乳生産量も減少が続いていて大きな問題となっています。国内の生乳生産量は、2017 年 728 万t(前年比 98.5%)、乳用牛飼養戸数は 2017 年1万 6400 戸(前年比 96.4%)といずれも減少しました。こうした傾向をふまえて美幌峠牧場で酪農事業を本格展開し、国内の酪農事業の活性化に貢献してまいります。
※1農林水産省「畜産統計」

■酪農事業から乳加工品製造事業へ拡大し、6 次産業モデルを強化

ワタミファームは、安全・安心な農産物を提供したいという思いから2002 年に有機農業を開始し、現在では、北海道から九州まで全国12箇所で有機農業、酪農事業(1次産業)など 623 ヘクタールの規模で展開しています。生産物の一部は、ワタミグループの食品加工工場(2次産業)を通じて、全国にある外食・宅食事業(3次産業)で提供しています。

2018 年、新たに開業した「美幌峠牧場」では、美幌町の広大な放牧地を活かして全国でも数少ない放牧型酪農(冬期は除く)に取り組むとともに、自家牧草などによって飼育できる仕組みを構築します。

放牧型酪農とは乳牛を放牧して管理する仕組みのことです。国内では牛舎飼育が一般的ですが、放牧型酪農はアニマルウェルフェア(快適性に配慮した家畜の飼養管理)と呼ばれる考え方に基づき、できるだけストレスフリーな環境で飼育をすることにより安全・安心な生乳の生産を行っていきます。

美幌峠牧場は、面積 279.5 ヘクタール(東京ドーム約 60 個分)の規模で、飼育頭数約 300 頭(2018 年 9 月時点)、酪農事業の生乳生産量は日産5tを目標にしています。中期的には、外部企業と連携することで乳加工事業への事業領域拡大を計画しています。チーズやヨーグルトなどの乳加工品を製造し、ワタミグループの外食事業や宅食事業での使用や外部企業への販売を視野に入れています。

■美幌町と連携、酪農事業活性化で地域振興目指す

美幌峠牧場は、標高が高く、夏期間も比較的涼しい環境であるため 放牧型酪農事業を本格展開するには適した土地です。美幌峠牧場の運営に当たっては「美幌町畜産クラスター協議会」を美幌町と設立しました。国が実施している畜産クラスター制度を活用して、美幌町での畜産事業を活性化して地域振興に貢献できるよう取り組んでいきます。

■持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて

私たちは、グループとしてSDGs(国連で採択された「持続可能な開発のための 2030 年までの目標」)の目標達成に向けて積極的に事業活動を推進していきます。 ワタミファームでは、有機農業や放牧型酪農事業などを通じて資源が循環する持続 可能な社会の実現を目指しています。

■ワタミファーム美幌峠牧場

◎住所/北海道網走郡美幌町古梅 607 番地 1
◎事業内容/酪農
◎面積/279.5ha

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