<クリアフィル>40周年記念講演会を開催 ~ 歯科医療従事者など約200名が参加 ~

2018/12/07  クラレノリタケデンタル 株式会社 

2018.12.07

お知らせ

<クリアフィル>40周年記念講演会を開催
~歯科医療従事者など約200名が参加~

クラレノリタケデンタル株式会社
(クラレグループ)

クラレノリタケデンタル株式会社の歯科充填・接着修復システムのブランドである<クリアフィル>が、発売から40周年を迎えました。これを記念して、2018年11月23日、「<クリアフィル>40周年記念講演会~最新審美治療とそのエビデンス~」を、株式会社モリタとの共催により開催しました。
臨床・学術分野において国内外で活躍されている先生方が、接着性レジンの開発の歴史や、「接着」を応用した最新充填修復(歯の色をした詰め物による治療)、補綴修復(セラミックス等の被せ物による治療)について講演を行い、歯科医療従事者など約200名が参加しました。

会場の様子

<講演内容>

東京医科歯科大学 理事 ・ 副学長 田上 順次氏
「クリアフィルがもたらした歯科医療の変革と未来」

歯科医療における20世紀後半の大改革をあげるとすれば、接着技術とインプラントの実用化である。1978年に接着性を持つ歯科充填修復システムとして<クリアフィル>が登場し、新たな修復学が展開されることとなった。いまや接着性レジンなしでの歯科医療は成り立たない。接着性レジンの開発の歴史を振り返りながら、歯科医療の将来を考える。

田代歯科医院 院長 Direct Restoration Academy of Composite Resin主宰 田代 浩史氏
「コンポジットレジン修復の発想転換 Good Balance of“ MI” and“ Esthetic Dentistry”」

歯質への高い接着能力を獲得したコンポジットレジン修復(充填修復)関連材料の進化は、様々な臨床状況での接着修復の有効活用を促し、一口腔単位の治療計画に新しいオプションの提案が可能となった。保険診療では賄えない臨床状況に対して自費診療としてのコンポジットレジン修復を患者に提案し、この方針を積極的に活用する医院の体制作りについて解説するとともに、精度の高い接着修復実践のために必要な修復手順の学術的根拠、材料選択の基準を整理する。

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 助教 高垣 智博氏
「ユニバーサル接着システム新時代~エビデンスから視る直接法、間接法での臨床応用~」

歯質接着システムの進化は21世紀に入ってからも留まるところを知らず、近年発売された最新の歯科用接着材は、「処理時間の短縮」ならびに「多用途」という機能を備えながらも、高い接着性能を示すまさにユニバーサル接着システムに新時代をもたらす材料だ。臨床例を交えながら最新の歯科用接着材の臨床応用について検討する。

日本臨床歯科医学会 理事長 山﨑 長郎氏
「これからの歯科医療の未来 ~デジタルテクノロジー~」

現在の歯科治療において、審美の重要性は不可欠となっている。インプラント治療においても、機能の回復は勿論のこと、審美性の回復も求められ、これらを実現させるためには現在考えられる最新のデジタルテクノロジーを駆使して、最良の治療を選択しなければならない。審美・インプラント治療の将来について、デジタルテクノロジーを見据えて検討する。

<クリアフィル>ブランドについて

当社の歯科材料事業は、1970年初頭に米国で開発された、薬剤でう蝕(虫歯)を選択的に除去するシステムの国内導入を検討したのが始まりです。その過程で、う蝕を除去した保持形態のない窩洞に使用できる接着・充填材料が必要となり、開発をスタート。1978年1月、製品第1号となる<クリアフィル ボンドシステムF>の発売を開始しました。「接着」により充填修復材を維持するという概念は、それまでの歯科治療を大きく変える画期的なものでした。
1981年には、歯質だけではなく、ジルコニアなどに対しても優れた接着力・耐久性をもつ高純度な<MDP>(リン酸エステル系モノマー)を開発しました。独自性の高い接着技術は、接着・充填材料だけではなく、セメント材料<パナビア>に応用され、新たな治療方法の確立に寄与しました。
誕生から40年を迎えた<クリアフィル>ブランドは、世界の接着・充填材料の一翼を担う世界的ブランドに成長し、処理時間の短縮や多用途ニーズに応えるワンボトルタイプの製品など、より高性能な製品へと進化しています。

<クリアフィル ボンドシステムF>を再現した模型を展示

(左から)田代氏、田上氏、山﨑氏、高垣氏

以上

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