夏季企画展「山梨にでっかい古墳ができたわけ。─上の平遺跡発掘40周年─」(県立考古博物館)

2019/07/13  山梨県  

夏季企画展「山梨にでっかい古墳ができたわけ。─上の平遺跡発掘40周年─」(県立考古博物館)

上の平方形周溝墓・発掘調査の様子

県立考古博物館では令和元年度夏季企画展「山梨にでっかい古墳ができたわけ。─上の平遺跡発掘40周年─」を開催いたします。

甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園内に所在する上の平遺跡は、昭和54年(1979)より発掘が行われ、今年度で発掘開始から40周年を迎えます。調査では東日本随一の密集度を誇る125基もの周溝墓が検出され、この周辺に隣在する遺跡や古墳時代前期の前方後円(方)墳などと併せて、古墳の発生や権力の生成といった研究上の主要論点にアプローチ可能な好例としてこれまで重要視されてきました。
一方で、近年この時期の甲府盆地を取り巻く様相は変化のさなかにあります。平成20~21年(2008~2009)の静岡県沼津市高尾山古墳の発掘を契機として、東日本レベルでの古墳時代開始の年代は更にさかのぼりつつあり、交通や交流の様相などが改めて見直され、これまでとは異なった論点なども噴出するに至っています。
今回の企画展では、こうした近年の研究動向に、上の平発掘40周年の節目を踏まえ、改めて東日本随一の密集度を誇る上の平方形周溝墓群のありかたや特質を明らかにし、169mという古墳時代前期における東日本最大級の墳墓を生み出すに至った弥生時代後期~古墳時代前期における甲府盆地の様相をあらためて考えます。
大勢の皆さまのご来館をお待ちしております。

詳しくは県立考古博物館のホームページをご覧ください。

上の平方形周溝墓出土・土器

甲斐銚子塚古墳出土・玉類

令和元年度夏季企画展のご案内

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