新型射出成形機「SEEV-A-SHR」を発売

2019/10/10  住友重機械工業 株式会社 

お知らせ 2019年度
製品 新型射出成形機「SEEV-A-SHR」を発売

2019年10月10日

当社は新たに超高速全電動射出成形機SEEV-A-SHRの販売を開始しました。SEEV-A-SHRは薄肉成形を可能にした中型高速機SEHDZ-HPの後継機です。SEEV-Aシリーズの特徴である不良・無駄・面倒の3つのベクトルを限りなく0へと近づけるZero-moldingの機能に加えて、高応答・高速射出装置や高応答・高負荷型締圧縮装置を搭載することで、さらなる薄肉化を実現しました。

1)高応答・高速射出装置
・最大射出速度 1000mm/s (当社従来機 800mm/s)
・射出時の加速・減速度 6.0G (当社従来機 2.4G)
低慣性・大容量サーボモータ採用の射出装置により、従来機種と比較して約1.25倍充填速度が短縮されました。射出速度、加速度の向上により、金型内に樹脂を均等に流すことができ、薄肉化の弊害であるゲートバリ、偏肉、反り(※1)の低減化を実現しました。これにより薄肉光学成形品に求められる高い光学品質に寄与します。

2)高応答・高負荷型締圧縮機構
導光板や5G携帯電話用透明筐体などの光学成形品の薄肉化・低歪化には圧縮成形が有効な手段となります。型締圧縮機構の性能を向上(※2)させることで、成形工程中に型締力を複雑に変化させる圧縮成形を可能にしました。これらの要素技術と組み合わさることで、射出成形でのさらなる薄肉化・低歪化を実現します。

※1)ゲートバリ:成形品に付着した余計な樹脂、偏肉:成形品の厚みのばらつき、反り:成形品の変形のことです。
※2) 型締デューティ(型締モータの定格能力)を従来機種のHDZ-HPと比較して約2倍に向上しました。

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