プライバシーとセキュリティをシンプルに

2019/10/10  グーグル 合同会社 

プライバシーとセキュリティをシンプルに

2019年10月10日木曜日

Google は、常に直感的に使え、シンプルで、便利な製品の開発を目指しています。その姿勢はプライバシーやセキュリティにおいても変わりません。データの管理も、レストランの予約や家までの最短ルートを地図で検索するのと同じくらい簡単であるべきです。

Google では 今年上半期に、設定ページをより分かりやすくした他、Google アプリのシークレットモードに加え、ロケーション履歴、検索などのアクティビティを自動削除する機能を公開しました。検索や地図といった Google のコア製品におけるデータ管理方法を統一することで、ユーザーの皆さんにとって親しみやすく、より使いやすいものにしていきたいと考えています。本日はその目標に向けた取り組みについて、進捗とアップデートをご紹介します。

シークレットモードが Google マップにも

2008 年に Chrome で提供を開始したシークレットモードは、最も広く利用されているプライバシー管理機能のひとつです。今年はじめには YouTube に、そして新たに Google マップにもシークレットモードが加わります。
Google マップでシークレットモードをオンにすると、検索した場所といった、その端末で行われた Google マップ上でのアクティビティは Google アカウントに保存されず、Google マップをあなた向けに最適化するパーソナリゼーションにも使用されません。シークレットモードを有効にするには、プロフィール写真をタップして開いたメニューから選択するだけです。シークレットモードはいつでもオフにし、通勤に関する情報やレストランのおすすめといった、ユーザー毎に最適化された状態に戻すことができます。Google マップのシークレットモードは、今月から Android 版アプリで提供を開始し、今後 iOS 版でも提供を予定しています。

自動削除を YouTube にも拡大

今年 5 月に、「ロケーション履歴」と「ウェブとアプリのアクティビティ」に自動削除の機能を追加しました。そして、本機能をより多くの製品でお使いいただけるようにすることをお約束していましたが、今回、同機能が YouTube にも対応しましたので、ご紹介します。「YouTube の履歴の保存期間」 (「ロケーション履歴」や「ウェブとアプリのアクティビティ」と同様に 3 か月、18 か月、自分で削除するまでの 3 つから選べます) を設定すると、設定した期限より古いデータは自動的に削除されます。

Google アシスタントのプライバシー管理も簡単に

Google アシスタントでのデータ管理を簡単にするための機能も、今後新たに追加します。Google アシスタントに「OK Google, データの管理について教えて」等と話しかけると、データやプライバシーを安全に守る Google の取り組みについて、情報をお返しします。さらに加えて、シンプルな音声コマンドで、プライバシー管理をできる機能も追加します。たとえば、スマートフォンの Google アシスタントに「OK Google, データを消して」等と話しかけることで、「 Google アシスタント アクティビティの削除」ページが表示されます。これらの機能は、個別に設定する必要はなく、Google アシスタントに話しかけるだけで利用可能で、日本では来月から提供開始を予定しています。

さらなるパスワードのセキュリティ強化

オンラインでプライバシーを保護するためには、堅牢なセキュリティが不可欠であり、そのために Google は世界でも最先端のセキュリティ インフラストラクチャを構築し、ユーザーのデータを安全に管理しています。

「セキュリティ診断」等のツールは、Google アカウントの潜在的なセキュリティ リスクを自動的に検出し、ユーザーが自分のアカウントを安全に保つための対策(たとえば、使っていない古いデバイスやアプリからの Google アカウントへのアクセスを遮断する)を簡単に行えるようにサポートしています。

また、私たちは、Google アカウントの安全だけにとどまらず、広くインターネット上でユーザーを守ることにも注力しています。その中でも、他のオンライン アカウントのパスワードをユーザーが覚えておけるように手助けすることは非常に重要な意味を持っています。日常的に多数のアカウントを持つ状況では、決して好ましくありませんが、複数のサービスで同じパスワードを使ことは珍しくありません。しかし、パスワードを使いまわしているような場合、アカウントの安全性は、もっとも脆弱なサービスに左右されることになります。もしパスワードが一度でも漏洩してしまったら、同じパスワードを利用しているすべてのサービスで、あなたの情報が脅威に晒されることになります。

Google のパスワード マネージャは、あなたが利用する複数のサービスのパスワードを自動的に保護します。今回、同機能の強化を目的に追加した新機能「パスワード チェックアップ」は、保存されているパスワードを分析し、脆弱なパスワードの検出に加え、パスワードの使いまわしや、第三者による漏洩等でパスワード自体が危険な状態になっていないか、をワンクリックで確認します。パスワード チェックアップに関する詳細は、こちらをご覧ください。

Google は、この瞬間にも、数十億人のユーザーが使用している製品の改善に常に取り組んでいます。また、Google は、私たちを含め、他社や様々な組織が、プライバシーとセキュリティを基本原理として、新しい製品を開発したり、技術革新に取り組むよう努力しています。今年 5 月には、Google Safety Engineering Center を新規開設し、今年中にはプライバシー エンジニアの人数も倍増を予定しています。加えて、差分プライバシーライブラリPrivate Join and ComputeTensorflow Federated など、技術のオープンソース化も行っており、これらは医療機関や政府から非営利団体まで、あらゆる機関が人々のプライバシーを保護しつつデータから有用なインサイトを得るために活用されています。

テクノロジーの進化に伴い、セキュリティとプライバシーに対する皆さんの期待値も高まります。Google は、そうした期待に十分に応えるべく、今後もセキュリティとプライバシー保護の取り組みに関する進捗をお知らせいたします。

Posted by: Eric Miraglia, Director of Product Management, Privacy and Data Protection Office

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