[発表] JAXAとスカパーJSAT間の小型実証衛星4型の譲渡完了について

2019/12/03  宇宙航空研究開発機構(JAXA) 

JAXAとスカパーJSAT間の小型実証衛星4型の譲渡完了について

2019年(令和元年)12月3日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
スカパーJSAT株式会社

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川宏、以下JAXA)とスカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉英一、以下スカパーJSAT)は、2019年4月に締結した譲渡契約※1に基づき、JAXAが保有・運用していた小型実証衛星4型(以下、SDS-4)※2が、2019年12月2日17時をもって、スカパーJSATに譲渡されたことをお知らせいたします。
 本件はJAXAが開発した人工衛星を民間企業に譲渡した初めての事例であるとともに、スカパーJSATが低軌道衛星を初めて自ら保有・運用することとなります。現在、SDS-4は順調に運用されております。

12月2日JAXAとスカパーJSAT間の譲渡式の様子(JAXA東京事務所)

©JAXA/スカパーJSAT

 1989年のサービス開始以来、スカパーJSATは静止軌道上に通信衛星を保有し(本日現在、軌道上に17機保有)静止衛星ビジネスを展開してまいりました。近年の技術発展に伴う衛星の小型化や、廉価な衛星打ち上げサービスの拡大を背景に、低軌道衛星は革新的成長を遂げる可能性のある分野として注目されており、低軌道衛星SDS-4の保有は、2018年度よりスカパーJSATが掲げている宇宙・衛星事業ビジョンの一環としての取組みとなります。

SDS-4の運用に使用する低軌道衛星用アンテナ

©スカパーJSAT

 また、JAXAが運用中の人工衛星のなかには、今回のSDS-4のように当初のミッション目的を達成し後期利用段階の衛星が有ります。これらの人工衛星を民間企業が主体となり活用することは、新たな宇宙産業の拡大に繋がると期待され、今回のSDS-4の譲渡はその第一歩と位置づけています。
 JAXAは日本の宇宙開発利用機関として、スカパーJSATは宇宙ビジネスのパイオニアとして、それぞれの強みを活かし、宇宙産業全体の市場規模拡大を目標とした「宇宙産業ビジョン2030※3」を踏まえ、宇宙産業の活性化を目指してまいります。

※1 2019年4月24日付プレスリリース「JAXAとスカパーJSAT間の小型実証衛星4型の譲渡契約締結について」
http://www.jaxa.jp/press/2019/04/20190424a_j.html
https://www.skyperfectjsat.space/news/files/pdf/t_news20190423200319_1419_ja.pdf
※2 小型実証衛星4型(SDS-4)
http://www.jaxa.jp/projects/sat/sds4/index_j.html
※3 宇宙産業ビジョン2030について
https://www8.cao.go.jp/space/vision/vision.html

【国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)】

理事長 :山川 宏
本社所在地 :東京都調布市深大寺東町7-44-1
JAXAとは :JAXAは政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関であり、同分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行っています。
公式サイト http://www.jaxa.jp/

【スカパーJSAT株式会社】

代表者 :代表取締役 執行役員社長 米倉 英一
設立 :1994年11月
本社所在地 :東京都港区赤坂1-8-1
事業内容 :放送と通信融合のトップランナーとして、アジア最大の17機の衛星を保有する、衛星多チャンネル放送と衛星通信を提供している国内唯一の事業会社です。加入者数約300万を誇る衛星多チャンネル放送プラットフォーム「スカパー!」を通じて多種多様なエンタテインメントをお届けし、衛星通信サービスにおいては、日本・アジア・オセアニア・ロシア・中東・ハワイ・北米をカバーし、「社会の安心・安全」を支えています。
公式サイト https://www.skyperfectjsat.space/
宇宙事業サイト https://www.jsat.net/jp/index.html
スカパーJSATグループミッション https://www.skyperfectjsat.space/company/mission/

関連リンク

他の画像

関連業界