キヤノンITSの特許「需要予測モデルの動的決定技術」が令和元年度近畿地方発明表彰において「発明奨励賞」を受賞

2019/12/04  キヤノン 株式会社 

キヤノンITSの特許「需要予測モデルの動的決定技術」が
令和元年度近畿地方発明表彰において「発明奨励賞」を受賞

  • ニュースリリース

2019年12月4日

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、公益社団法人 発明協会が主催する「令和元年度近畿地方発明表彰」において、R&D本部 数理技術部の「需要予測モデルの動的決定技術(特許第4339769号)」が「発明奨励賞」を受賞したことをお知らせします。

流通業や製造業では、商品の調達や生産を適量かつタイムリーに行い直接コストや機会損失を低減することが、企業競争力の向上に不可欠な経営課題となっています。企業においては、不確実で短納期の需要に対応するために在庫を過剰に確保する傾向があり、消費期限切れによる食品の廃棄ロスや物流オペレーション増大など、近年の深刻な社会問題につながっています。
これらの問題には、需要を的確に捉えることが必要であり、需要予測技術・システムの適切な活用が一つの解決策となります。しかしながら、需要予測には多くの予測モデル(予測値の算出手法)があるため、商品毎にどの予測モデルを使用するかの判断は、担当者の技術力に加え勘と経験にも大きく依存され、需要予測を業務で活用する上でのネックとなっていました。

本発明は、商品の需要特性に応じた複数の予測モデル候補を用いて過去の一定期間を予測し、実際の需要量との差である予測誤差を評価することにより、最も評価の高い予測モデルを決定します。これにより、商品毎に適切な予測モデルを決定し、需要特性の変化にも柔軟に対応することが可能となりました。予測精度の向上だけでなく予測モデルの決定業務を軽減します。

キヤノンITS R&D本部 数理技術部が開発したこの技術は、需要予測・需給計画ソリューション「FOREMAST」に搭載し、「業務で使える需要予測システム」として導入企業から高い支持を得ています。
今後もキヤノンITSは、これまで培ってきた需要予測技術をはじめ、数理最適化技術などを生かした製品開発やソリューションを提供することで、企業の経営課題や社会問題の解決に貢献していきます。

需要予測モデルの動的決定技術 イメージ図

■需要予測・需給計画ソリューション「FOREMAST」の概要

「FOREMAST」は、欠品削減と在庫削減の実現を支援する需要予測・需給計画ソリューションです。科学的な需要予測に基づき在庫管理を行い、在庫削減、需給計画業務の改善を実現します。また、需給計画システムの導入にあたっては、業務分析・データ分析からユーザー要件にあわせた予測エンジンや計画画面のカスタマイズ開発、導入後の運用定着化まで、キヤノンITSがトータルで支援を行います。

■地方発明表彰

地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に1921年(大正10年)に創設されました。全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方に分け、各地方において優秀な発明、考案、又は意匠を完成された方々、発明等の実施化に尽力された方々、発明等の指導・育成・奨励に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。

■公益社団法人発明協会の概要

協会名称 公益社団法人 発明協会
設立 1904年(明治37年)5月 「工業所有権保護協会」として創立
本部所在地 東京都港区虎ノ門3-1-1 虎の門三丁目ビルディング
URL

http://koueki.jiii.or.jp

本件についてのお問い合せ先

  • 報道関係者のお問い合わせ先:キヤノンITソリューションズ株式会社
    企画本部 事業推進部 コミュニケーション推進課 03-6701-3603(直通)
  • 一般の方のお問い合わせ先:キヤノンITソリューションズ株式会社
    SIサービス事業部 ソリューション推進本部 ソリューション企画部 03-5730-7929(直通)
  • FOREMASTホームページ:https://www.canon-its.co.jp/products/foremast/
  • ニュースリリースホームページ:https://canon.jp/newsrelease/

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