作業範囲を拡大! 全ての測位衛星信号を受信可能 GNSS受信機 『HiPer VR』を発売

2020/03/26  株式会社 トプコン 

ニュースリリース : 2019年度

作業範囲を拡大! 全ての測位衛星信号を受信可能 GNSS受信機 『HiPer VR』を発売

発表日 2020年03月26日

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、多彩な衛星測位システムに対応する小型・軽量なアンテナ一体型GNSS受信機『HiPer VR』を発売します。

米国のGPSに始まった衛星測位システムは、日本、ロシア、中華人民共和国、EUなど多くの国や地域で測位衛星の運用を開始され、受信できる衛星数が大幅に増えてきています。『HiPer VR』は1kg*1という軽量なボディーながらも複数の衛星信号を補足することで、従来では観測が困難であった環境でも安定性の高い高精度な位置を算出します。

また、LongLink無線技術のほかデジタル簡易無線*2や4Gセルラー通信モジュール*3を内蔵するなど豊富な通信デバイスを備えることで身軽な装備でRTK観測*4やネットワーク型RTK観測*5がケーブルレスで行うことができ、現場の状況に合わせた最適なGNSS測量ができる受信機となっています。

【主な特長】

■ マルチGNSS対応

米国のGPSに加え、ロシアのGLONASSや日本の準天頂衛星、中華人民共和国のBeiDou*6が受信可能なため、これまでに比べ多くの衛星が受信できることで、従来観測に不利であった上空視界の狭い急峻な地形等の環境下であっても、RTK初期化時間の短縮や測位率の向上、精度の安定化などに効果を発揮します。また、初期化待ちなどのストレスからも解放され、工事測量等で作業の生産性を向上させます。

受信チャンネルには、ユニバーサルトラッキング技術を搭載し、信号をさまざまな環境下で的確に追跡し、フレキシブルに信頼性の高い高精度な位置情報を提供します。



■ 長時間の連続観測が可能

大容量内蔵バッテリーを搭載し、デジタル簡易無線を使用しても約12時間の連続使用が可能です。

■ 小型軽量で堅牢なボディー

手のひらに収まるコンパクトなボディーには、筐体にマグネシウム合金を採用し、バッテリーを含めても1kgと軽量で、長時間にわたるRTK測量での負担が軽減されます。また、防塵防水性能JIS保護等級IP67に準拠し過酷な現場にも耐えうる性能を備えています。

■ デジタル簡易無線内蔵*2で手軽に広範囲のRTK観測が可能

免許や通信費不要の、デジタル簡易無線(申請制)を内蔵したモデルをラインアップしています。外部に無線機を接続することがないシンプルなスタイルで、広範囲でRTK観測を行えます。従来よりも多くのデータを送受信することが可能な大容量通信モードも搭載しました。

■ 4Gセルラー通信モジュールを搭載*3

本体にSIMカードを挿すことで、スマートフォンなどによるテザリングを利用することなくネットワーク型RTK観測が行えます。

*1:LongLinkモデル

*2:GGTM/GGBTM/GGTM-C/GGBTM-Cタイプ

*3:GGTM-C/GGBTM-Cタイプ

*4:Real Time Kinematicの略。リアルタイムに数ミリ~数センチ精度で位置座標を算出するGNSS測位手法。2台のGNSS受信機を使用し、固定局側に設置されたGNSS受信機から移動局側のGNSS受信機へ通信手段を利用して補正データを転送し、リアルタイムに移動局の位置座標を解析します。

*5:RTKの観測手法の一種で、電子基準点からの合成波を補正データとして利用する手法です。観測現場にGNSS固定局を必要とせず、GNSS移動局1台で観測を行います。

*6:GGBT/GGBTM/GGBTM-Cタイプに標準、それ以外はオプション対応。

【その他】

発売時期 :2020年3月



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