NetAppとデータマネジメントインフラでのパートナーシップを強化

2020/06/30  富士通 株式会社 

PRESS RELEASE

2020年6月30日
富士通株式会社

富士通、NetAppとデータマネジメントインフラでのパートナーシップを強化

当社は、NetApp(本社:米国カリフォルニア州、CEO:George Kurian、以下、NetApp)と2019年12月に締結した、デジタルトランスフォーメーションを支えるデータマネジメントインフラの提供に向けた戦略的パートナーシップの第一弾として、NetAppの高度なデータマネジメントソフトウェアを活用したストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS」の4シリーズを6月30日より販売開始(注1)します。

今後は、従来のストレージシステムに加え、お客様のビジネスを加速させるデータの効率的な管理とスピーディーな活用を実現するデータマネジメントインフラとして、両社の商品や技術力を組み合わせた、AI、ハイブリッドクラウド、HPC向けのソリューション開発を検討していきます。

今回の戦略的な取り組み

データマネジメントインフラの提供に向けた取り組みとして、お客様が保有する膨大なデータの効率的な管理と活用を促進し、運用管理コストの低減を実現するエントリとミッドレンジのストレージ4シリーズ「ETERNUS AB」、「ETERNUS HB」、「ETERNUS AX」、「ETERNUS HX」を販売します。

「ETERNUS AB」「ETERNUS HB」シリーズは、お客様の基幹システムに活用されるデータベースや高度な科学計算システムに活用されるHPCに適したストレージです。SSD(注2)の性能を最大限まで引き出した高速データ処理(注3)と、サーバとの大量のデータ通信(注4)を実現します。また、お客様のオンプレミスやパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド環境では、バックアップ・アーカイブ用のデータをパブリッククラウドに転送することで、運用、管理のコストを削減することが可能です。

「ETERNUS AX」「ETERNUS HX」シリーズは、仮想化システムやファイルサーバに適したストレージです。仮想化システムで求められる、ブロックアクセスによる高いレスポンス性能と、ファイルアクセスによる簡易なデータ管理を、一台のストレージで柔軟に実現します。また、容量や性能の増加の要求に応じて、システムを停止させることなく、ストレージのノードを最大24ノード、26ペタバイトまで拡張できるほか、データのアクセス頻度に応じてデータセンターやパブリッククラウドにデータを自動で振り分け、コストとのバランスをとった効率的な運用を可能とします。

今後の展望

今後、両社の商品や技術力を組み合わせた、AI、ハイブリッドクラウド、HPC向けソリューションの共同開発を進め、2020年内を目標に順次提供していきます。

例えば、AI向けに、当社のサーバとNetAppのストレージを組み合わせ、AIシステムの設計や構築、膨大なデータの学習にかかる作業時間を大幅に削減するソリューションや、HPC向けに、当社の高性能スケーラブルファイルシステムやデータ高速処理技術とNetAppの高速通信技術をもつストレージを組み合わせ、複雑な条件下で高度なシミュレーション・分析が可能なソリューションを開発していきます。

このほか、データセンター内のプライベートクラウド環境とパブリッククラウド環境を一つのストレージで管理できるNetApp Cloud Data Servicesを活用したハイブリッドクラウドソリューションなどの開発も予定しています。

NetApp, Inc. Executive Vice President and General Manager, Hybrid Cloud Group, Brad Anderson氏のコメント

富士通はNetAppにとって、20年以上の関係を持つ戦略的なビジネスパートナです。今般、その関係性をさらに拡大できたことを非常に嬉しく思います。富士通が考えるお客様のデジタルトランスフォーメーションを支えるデータマネジメントインフラ戦略と組み合わせた今回のパートナーシップ強化により、企業の基幹アプリケーションはもちろん、エッジ、コア、そしてマルチクラウド環境まで、幅広いプロダクトポートフォリオとソリューションをお客様に提供します。

富士通 理事 インフラストラクチャシステム事業本部長 坂井 賢一のコメント

デジタルトランスフォーメーションの成功には、お客様がもつあらゆるデータから新たな価値を生み出し、それらをビジネスの中核にしていくことが重要です。今回のNetAppとの戦略的パートナーシップの強化により、お客様のデータを効果的に管理し、活用していくことを可能とすることで、デジタルトランスフォーメーションを支えるために非常に重要な一歩と認識しています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 販売開始:
「ETERNUS AB/HB」は日本と欧州で先行販売し、順次グローバル展開。「ETERNUS AX/HX」は日本で先行販売し、順次欧州を除く各国に展開。
注2 SSD:
Solid State Driveの略。半導体記憶素子であるフラッシュメモリを用いたドライブ装置。
注3 高速データ処理:
サーバとストレージ間の通信を行うホストインターフェースと、ストレージ内でデータを格納するSSDに、SCSIやSASに代わる接続規格であるNVMeを採用。1秒間に100万回ものデータの読み込みと書き込み処理を実現。
注4 大量のデータ通信:
サーバとストレージ間の通信を広帯域でつなぐプロトコルであるInfinibandを採用し、大量データの送受信を実現。

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