「J-Startup CENTRAL(第二期)」参加スタートアップを選定しました!

2021/11/01  愛知県  

「J-Startup CENTRAL(第二期)」参加スタートアップを選定しました!

印刷用ページを表示する掲載日:2021年11月1日更新

愛知県、一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、名古屋市、浜松市等で構成する「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」は、中部経済産業局と連携し、2021年1月から、経済産業省が実施する「J-Startupプログラム」の地域版である「J-Startup CENTRAL」を開始しました。

この度、今年度の「J-Startup CENTRAL(第二期)」として、当地域からグローバルな活躍を目指す参加スタートアップ3社を選定しましたのでお知らせします(募集については、9月6日発表済み)。

1 「J-Startup CENTRAL(第二期)」の選定について

2021年1月に選定した「J-Startup CENTRAL(第一期)」に続き、この度、「J-Startup CENTRAL(第二期)」として、愛知県内及び浜松市内に本社があり、ビジョン、先進性・独創性、優位性、成長性、国際性に優れたスタートアップを選定しました。今後、選定したスタートアップに対し、以下の内容を中心に、集中的な支援を実施していきます。

《参加スタートアップへの支援内容》

・ J-Startup全国版との連携

・ サポーター制度による企業連携強化

・ 行政・支援機関等によるビジネスマッチング支援

・ ウェブサイト等での優先的・積極的プロモーション

・ 「J-Startup CENTRAL」ロゴの使用

・ 内閣府「スタートアップシティ・アクセラレーションプログラム」への推薦・優先参加

※支援内容は、随時追加予定

2 「J-Startup CENTRAL(第二期)」参加スタートアップ一覧

地域企業名代表者氏名事業内容
愛知・名古屋地域

AZAPA株式会社

(名古屋市中区)

近藤康弘モビリティを中心とした機能・性能設計、制御最適化、計測適合などのソリューション提案。

株式会社テラ・ラボ

(春日井市)

松浦孝英無人航空機設計開発、コンサルタント業務、運行管理、観測オペレーション、災害時等地理空間情報取得、解析。
浜松地域

ジーニアルライト株式会社

(浜松市)

下北良光学技術と電気回路設計技術を融合したPOCT医療機器及び生体計測センサの開発・製造販売、医薬品の販売。

※ 五十音順、敬称略

3 「J-Startup CENTRAL」参加スタートアップ一覧(22社)

地域企業名代表者氏名事業内容
愛知・名古屋地域

株式会社iCorNet研究所(名古屋市千種区)

秋田利明治療効果が高く安全性の高い心不全・不整脈治療デバイス植込型医療機器「心臓サポートネット」の研究開発。

iBody株式会社

(名古屋市千種区)

天草陽ヒトが持つ抗体産生細胞から、無細胞タンパク質発現系により抗体を取得する特許技術を活用した医薬品開発。

株式会社Acompany

(名古屋市中村区)

高橋亮祐複数組織による価値創出の実現のため、データを暗号化したまま分析する秘密計算システムの設計開発。

AGREEBIT株式会社

(名古屋市西区)

桑原英人大規模な意見収集・集約・合意形成支援ができるAIクラウドサービス「D-Agree」の研究開発。

AZAPA株式会社

(名古屋市中区)

近藤康弘モビリティを中心とした機能・性能設計、制御最適化、計測適合などのソリューション提案。

グランドグリーン株式会社

(名古屋市千種区)

丹羽優喜名古屋大学発の接木技術及びゲノム編集等による新種苗創出事業、接木生産システム販売事業。

SyncMOF株式会社

(名古屋市千種区)

畠岡潤一ガス資源を利活用する上で不可欠なガスの吸着・分離材(MOF)の製造、技能評価を行う総合コンサル会社。

株式会社Sonoligo

(名古屋市中村区)

遠山寛治「文化の発展」をビジョンとした文化イベントに気軽に参加できるサブスクリプションサービスを提供。

株式会社テラ・ラボ

(春日井市)

松浦孝英無人航空機設計開発、コンサルタント業務、運行管理、観測オペレーション、災害時等地理空間情報取得、解析。

株式会社トライエッティング

(名古屋市中区)

長江祐樹サプライチェーン領域における業務特化型拡張知能(AI)技術の研究開発およびライセンス販売事業。

ピノベーション株式会社

(名古屋市西区)

鳥羽伸嘉製造業向けIoTデバイスの研究開発、「アウトレプレナー(外部起業家)」支援企業。

株式会社PREVENT

(名古屋市東区)

萩原悠太医療データ解析による疾病発症予測、医療費適正化支援、慢性疾患既往者に対するオンラインでの重症化予防。

株式会社プロドローン

(名古屋市天白区)

河野雅一産業用ドローンの研究開発・製造及び当該技術を活用したソリューションの提供。

株式会社ヘルスケアシステムズ

(名古屋市昭和区)

瀧本陽介生活習慣のミスマッチをゼロにするための未病領域に特化した郵送検査事業とヘルスケア製品の臨床試験事業。

株式会社U-MAP

(名古屋市千種区)

西谷健治世界で唯一の独自素材"Thermalnite"の開発・製造および、機能性複合素材の開発。

株式会社LOZI

(名古屋市中区)

Martin Robertsサプライチェーン全体を可視化する、QRコードをベースとした「SmartBarcode®」の開発。
浜松地域

株式会社ANSeeN

(浜松市)

小池昭史高感度・高精細を実現する直接変換型X線カラーカメラの開発。

株式会社シルバコンパス

(浜松市)

安田晴彦人材不足である薬剤師の調剤業務の分業化を可能にするピッキング支援システムの企画・開発。

株式会社SPLYZA

(浜松市)

土井寛之スポーツの教育的価値の向上を目的としたアマチュアスポーツ向けの映像分析ツールの開発、販売。

ジーニアルライト株式会社

(浜松市)

下北良光学技術と電気回路設計技術を融合したPOCT医療機器及び生体計測センサの開発・製造販売、医薬品の販売。

パイフォトニクス株式会社

(浜松市)

池田貴裕遠方に視認性の高い光パターンを形成できるLED照明「ホロライト・シリーズ」の開発・製造・販売。

株式会社Happy Quality

(浜松市)

宮地誠客観的データや農学理論に基づいた再現性の高い『データドリブン農業』を実現し安定生産を図る事業。

※ 五十音順、敬称略、太字は今回選定企業

各社の情報については、名古屋スタートアップ推進ポータルサイト「NAGOYA EVOLVES」特設Webページに掲載しています。 ( https://nagoya-innovation.jp/program/startups/

参考

1 「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」の概要

内閣府が、我が国の強みである優れた人材、研究開発力、企業活動、資金等を生かした世界に伍する日本型のスタートアップ・エコシステム拠点の形成を目指し、地方自治体、大学、民間組織等が策定した拠点形成計画を認定するもの。

2020年7月、「グローバル拠点都市」が4か所、それに準じる「推進拠点都市」が4か所認定され、愛知・名古屋及び浜松地域が、そのうちの「グローバル拠点都市」に認定されました(2020年7月14日記者発表済み。)。

2 Central Japan Startup Ecosystem Consortiumについて

日本を代表する世界的な製造業の集積地として、日本経済を牽引する「Aichi-Nagoya Startup Ecosystem Consortium」と「浜松市スタートアップ戦略推進協議会」の2つのコンソーシアムが、「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」を形成しました。(構成:一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市(事務局)、浜松市始め172企業・団体・大学等)

両地域が、共通の基盤である産業基盤と地域間の密接なつながりを生かし、共通のビジョンをもって、革新的なイノベーションとスタートアップの創出、シナジー効果の発揮に一体的に取り組み、世界に伍するグローバルなスタートアップ・エコシステムを形成することを目指します。

3 Aichi-Nagoya Startup Ecosystem Consortiumについて

一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市等が連携し、当地域の強みであるものづくり産業と基礎研究の集積から生まれるディープテック※1を生かした世界的に求心力のあるイノベーション、スタートアップ・エコシステム※2を愛知・名古屋をハブとした中部圏に形成することを目指します。

※1 ディープテックとは

大学や研究機関で研究開発された技術を基に、世の中の生活スタイルを大きく変えたり、社会の大きな課題を解決したりするテクノロジーのこと

※2 スタートアップ・エコシステムとは

起業希望者に対して、企業や弁護士等の専門家、地域資源などを有機的に結びつけ、循環させながら、スタートアップの創出を地域で戦略的にバックアップしていく仕組み

4 J-Startupについて

グローバルに活躍するスタートアップを創出するために、経済産業省が中心となって2018年6月に立ち上げたプログラムです。実績あるベンチャーキャピタリストやアクセラレータ、大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、J-Startup企業を選定し、官民で集中支援を行います。

経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり、プログラムの運営を行っています。

J-Startup選定企業:188社(2021年10月20日現在)

なお、当地域からは、以下の6社が選定されております。

※2021年には、「J−Startup2021」として2社(PDエアロスペース株式会社、株式会社 Magic Shields)が選定されました。 (https://www.j-startup.go.jp/

愛知・名古屋及び浜松地域の「J-Startup」参加スタートアップ一覧

地域企業名代表者氏名事業内容
愛知・名古屋地域

株式会社オプティマインド

(名古屋市中区)

松下健ラストワンマイルのルート最適化サービス「Loogia」の開発と提供。

株式会社ティアフォー

(名古屋市中村区)

武田一哉

出川章理

世界初のオープンソース自動運転OS「Autoware」の開発、自動運転EVサービスの提供。

PDエアロスペース株式会社 ※2021年選定

(名古屋市緑区)

緒川修治宇宙機開発、宇宙旅行および附帯事業、宇宙輸送事業(宇宙港含む)。

株式会社Photo electron Soul

(名古屋市中区)

鈴木孝征名古屋大学の研究成果をもとに、主に半導体検査装置用の半導体フォトカソード電子ビーム生成システムを開発。
浜松地域

株式会社Magic Shields ※2021年選定

(浜松市)

下村明司高齢者の転倒による骨折を防ぐ、転んだときだけ柔らかい床「ころやわ」の開発・販売。

リンクウィズ株式会社

(浜松市)

吹野豪インテリジェントロボットシステムソフトウェアの開発・販売・技術コンサルティング。

※五十音順、敬称略

株式会社 Magic Shieldsは、2021年10月を以って、J-Startup CENTRAL企業からJ-Startup企業となりました。

5 J-Startup地域版について

スタートアップ・エコシステムの構築に積極的な自治体を中心に構成される各J-Startup地域事務局が、地域に根差した有望スタートアップを選定し、公的機関と民間企業が連携して集中支援を提供することで、選定企業の飛躍的な成長を図ります。

当地域では、J-Startupプログラムだけでなく内閣府のスタートアップ・エコシステム拠点都市とも連動して、各地域のスタートアップ・エコシステムの更なる強化を目指します。

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