２０２２ 年 １ 月 １４ 日
一般財団法人日本ＧＡＰ協会
損害保険ジャパン株式会社
JGAP/ASIAGAP認証 取得 農場向け専用保険制度の提供開始 一般財団法人日本 ＧＡＰ協会（代表理事 荻野 宏、以下「 GAP 協会」）、損害保険ジャパン株式会社（代表 取締役社長 西澤 敬二、以下「損保ジャパン」） および 株式会社ウィズアイ（ 代表 取締役社長石田洋、以下「ウィズアイ」） は共同で、 JGAP/ASIAGAP 認証取得農場向けの専用保険制度 を発足 させ 、２０２２年２月から 提供を 開始しま す 。
「食の安全」の確保や持続可能な農業に向けて、JGAP/ASIAGAP認証プログラムを通して、農場の皆さまの事業継続をサポートすることで、日本の農業の発展に貢献していきます。
１. 背景・目的
GAP協会は、日本のスタンダードとなるGAP認証※の構築と普及に向けて、農業関連事業者に対しさまざまな取組みを行ってまいりました。食の安全性へのニーズの高まりや食のグローバル化、持続可能な農業につながる取組みとして、GAP認証取得農場数は年々増加しています（2021年3月末現在・約7,500農場）。
一方で、事業の拡大や多角化を図る経営が増加するなど、日本の農業をめぐる状況が変化する中で農業経営に伴うリスクも多様化しています。また、農作業中の事故は依然として多く、労働安全管理の強化についても、対策の重要性が問われています。
そこで、有事の際の農場の経営を守り、事業の継続をサポートする専用の保険制度をGAP協会、損保ジャパン、ウィズアイが共同で発足させ、提供を開始することとなりました。
※ GAP認証とは
GAPとは、Good Agricultural Practiceの略称であり、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組みを指します。農林水産省もGAPの普及に取り組んでおり、中でもJGAP/ASIAGAPに基づいて「GAPが正しく実施されている」という認証を受けることは流通・小売業者や消費者に対する信頼の証となります。また、持続的な農畜産物の生産に寄与し、貧困をなくす、飢餓をゼロにといった面だけでなく、地球温暖化への対応や働きがいのある職場づくりなど「持続可能な開発目標（SDGs）」の達成にさまざまな側面で貢献します。
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2021/20220114_1.pdf?la=ja-JP