住友共同電力株式会社向けのシンジケートローン「トランジション・ローン」への参加

2022/03/31  住友生命 

2022 年3月 31 日

住友生命保険相互会社

住友共同電力株式会社向けのシンジケートローン
「トランジション・ローン」への参加

住友生命保険相互会社(取締役 代表執行役社長 高田 幸徳、以下「住友生命」)は、住友共同電力株式会社(以下「住友共同電力」)向けのシンジケートローン「トランジション・ローン」(以下「本件」)に参加しました。本件は、経済産業省が策定した「経済産業分野におけるトランジション・ファイナンス推進のためのロードマップ」を活用した国内初のローン案件である他、トランジション・ファイナンスモデル事業において国内化学分野で初めてのモデル事例に選定されています。

トランジション・ファイナンスとは、脱炭素社会の実現に向けて長期的な戦略に則り、着実な GHG(温室効果ガス)削減の取組みを行う企業に対し、その取組みを支援することを目的としたファイナンス手法です。本件により調達した資金は、住友化学株式会社・愛媛工場構内にて、住友共同電力が新設する LNG 発電施設などに充当されます。石炭・重油から LNGへの段階的なエネルギー転換を促進し、1年間に愛媛工場から排出される CO2 の約 13%に相当する約 65 万トンを削減する計画です。

【本件の概要】
借入人
住友共同電力株式会社
アレンジャー/ストラクチャ
リング・エージェント
株式会社三井住友銀行
実行日
2022 年3月 31 日
組成金額
80 億円(うち住友生命5億円)
貸付人
国内金融機関 12 社

住友生命は、「なくてはならない」生命保険会社の実現を目指し、事業活動を通じた SDGsの達成に向けて取組みを進めています。

今後も、責任投資を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくとともに、運用収益の向上に取り組んでいきます。

【本件を通じて貢献すると想定される主な SDGs 項目】

以上

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