教育:最近の取組「令和4年度教育における広域なデジタルコンテンツの利活用環境の整備に向けた調査研究(令和3年補正予算)」等を掲載しました

2023/04/14  デジタル庁  

教育

生活に密接に関連し国による関与が大きく他の民間分野への波及効果が大きい準公共分野(教育)のデジタル化を進め、データの連携と活用のための整備に取り組みます。これにより、個人のニーズに応じた最適なサービスが提供される、豊かな国民生活を実現します。

概要

これからの時代に必要な効果的な学びを実現する上では、一人一人のニーズに合った教育が重要です。GIGAスクール構想による端末配備に留まらず、教育データの標準化やクラウド上での多様な教育教材の提供を進めていくことが必要であり、学校内外のデータの将来的な連携を見据え、こうした取組を関係省庁がワンチームとなって推進していきます。

関連資料

関連情報

関連政策

準公共分野のデジタル化(こども)

教育データの利活用に向けたロードマップ策定

デジタル庁ほか関係省庁で今後の教育データの利活用に向けたロードマップ策定に着手しており、教育データを利活用するに当たり今後留意すべき点などについて、令和3年10月25日から11月26日まで、「デジタル庁アイデアボックス」を活用した国民からの意見募集を行いました。いただいたご意見や有識者との意見交換も踏まえ、令和4年1月7日にロードマップを策定しました。
なお、国が個人の教育データを一元的に管理することは考えておりません。

本ロードマップについて、皆様により理解を深めていただくべく、Q&Aを作成しましたのでご覧ください。

GIGAスクール構想に関するアンケートの実施

令和3年7月1日から31日まで、GIGAスクール構想に関する教育関係者(児童生徒、教職員、保護者等)へのアンケートを実施し、こどもから約21.7万件、大人から約4.2万件の意見をいただきました。これについて、9月3日に取りまとめ結果を関係大臣共同メッセージ等とあわせて公開しました。

最近の取組

調査研究結果等

令和4年度教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究(令和3年補正予算)

教育データ連携を進めるため、公募により採択された校務支援システム、学習支援システム、学習アプリに関わるデータ連携の仕組みの実装とテスト環境での実証、データ仲介機能を用いた連携基盤の調査、教育デジタルコンテンツ利活用事業との連携に関する調査を行いました。

取組例 公募事業者によるデータ連携の仕組みの実装

  • 公募事業者による実装は、「学習eポータル標準モデル」等の公開文書や文部科学省の「CBTシステムの拡充・活用推進、教育データの利活用推進事業(学習e-ポータル標準化推進事業)」等の内容と連携し実施
  • ICT CONNECT21や日本IMS協会等、主体情報や学習情報に関する国際規格に沿った標準化を進める業界団体等が公募事業者の実装を支援

成果報告

テスト環境での実証に関する定量データ集(PDF/526KB)

参考:実証研究に参加する事業者の公募の結果

令和4年度教育における広域なデジタルコンテンツの利活用環境の整備に向けた調査研究(令和3年補正予算)

教育におけるデジタルコンテンツの利活用を促すため、学習指導要領を踏まえた個々の指導内容に対応する学習指導要領コードと国立国会図書館等に登録されている個々の書籍・画像・動画との紐づけや、学校教育等で活用できるようにするためのAPIやAIモデルの作成等を行いました。

成果報告

令和4年度 大学等の研究活動業務のデジタル化・DXに向けた課題抽出・改善方策調査研究

大学等の研究活動における競争的資金関連業務のデジタル化、DXの実現に向け、現場の課題調査や関連データ群・システム群の調査を通じ、報告項目や連携データの整理、アーキテクチャの将来像の提示等を行いました。また、研究活動に関わる研究者等へのアンケート調査も実施しました。

成果報告

大学等における研究活動等のデジタル化・DXに関するアンケート

公募等

令和5年度教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究に参加する事業者・地方公共団体を公募

「令和5年度教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究」(令和5年2月21日公告)により、本実証調査研究に参加を希望する複数の事業者及び地方公共団体を公募します。初等中等教育における学習支援システム(LMS、LRS)と関連する学習アプリとの間の教育データ連携に関する実証研究や調査研究を行います。

会議等

現在、該当する情報はありません。

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