2022年度難病医療費受給者証更新申請に係る不承認通知の写しの誤送付

令和４年度難病医療費受給者証更新申請に係る不承認通知の写しの誤送付

（要旨）
難病医療費受給者証更新申請に係る不承認通知の写し24件について、本来の送
付先と異なる医療機関に誤送付した。
通知写しには、申請者の住所、氏名、疾病名の個人情報が記載されているが、
誤送付先の医療機関からの更なる情報の流失は確認されていない。

（概要）
１ 経緯
疾病対策課が送付した難病医療費受給者証更新申請に係る不承認通知の写しに
ついて、複数の難病指定医療機関から宛先の誤りに関する指摘が寄せられた。
そのため、送付先を確認したところ、不承認通知の写し249件のうち24件につい
て、過去に受診歴のある別の医療機関16施設に誤って送付していたことが判明し
た。

２ 原因
・宛先として、難病台帳システム上に登録されている複数の医療機関から、
誤った医療機関を選択し、通知の写しを封入する際、本来行うべき確認を
怠った。
・正規職員と会計年度任用職員が連携し、正規職員の指示の元で事務を行う体
制が十分に取れていなかった。
・迅速さを優先し、通常と異なる手順で作業をしていた。
・正規職員と会計年度任用職員の役割分担が曖昧となっていた。

３ 対応
４月11日から12日にかけて、申請者24人及び医療機関16施設宛て電話又は書面
送付により謝罪し、医療機関に写しの廃棄を依頼するとともに、本来送付すべき
医療機関宛て写しを送付した。

４ 再発防止策
・正規職員による会計年度任用職員の事務の進捗管理
・業務マニュアルに基づくリスト作成や封入時の読み合わせを改めて徹底
・正規職員と会計年度任用職員の役割分担を明確化し、体系的に業務を管理
・コンプライアンス所属意見交換会での研修実施に加え、課内ミーティング
で作業手順や個人情報の取扱いに関する注意事項を再確認

■ 添付資料