食品小売事業者との連携による食品ロス削減の取組を実施します

2023/06/01  三重県庁 

令和05年06月01日

食品小売事業者との連携による食品ロス削減の取組を実施します

期限切れや期限間近で廃棄されることによる食品ロスの発生を削減するため、県内の食品小売事業者と連携して食品ロス削減を呼びかける啓発を行います。

1 実施内容
食品ロス削減の啓発資材として作成した「すぐ食べるなら、期限の近い食品から順番に購入する」こと
を呼びかけるレールポップ及びポスター※1を店内の食品陳列棚等に掲示していただき、啓発活動を行う
ことにより、消費者の行動変容を促し、期限切れや期限間近が原因により発生する食品ロスの削減につな
げます。

※1 レールポップとは、小売店などの商品陳列棚に設置したレールに差し込んで使用する店頭広告の一
種です。細長い形状で、プライスカードや商品の販促ツールとして使われています。
なお、今年度のレールポップ及びポスターのデザインは、令和4年度の環境省のモデル事業で食品ロ
ス削減に取り組んだ三重県立特別支援学校伊賀つばさ学園高等部の皆さんに作成していただきました。

2 実施期間
令和5年6月1日(木)から令和6年3月31日(日)まで
(6月の環境月間、10月の食品ロス削減月間、3R推進月間を含む10か月間)
※店舗により実施期間が異なる場合があります。

3 参加企業・事業所(五十音順)
スーパーマーケット
イオンリテール株式会社 東海カンパニー(三重県 イオン・イオンスタイル店舗) 17店
株式会社大光 アミカ事業本部(業務用食品スーパーアミカ) 2店
株式会社ぎゅーとら 28店
株式会社主婦の店 7店
株式会社とよはた(生鮮市場ベリー) 3店
株式会社バロー 7店
株式会社マルヤス(マルヤス、コスモス、BASIC) 11店
株式会社八百彦商店(スーパーヤオヒコ) 2店
スーパーサンシ株式会社 16店
マックスバリュ東海株式会社 46店

コンビニエンスストア
株式会社セブン-イレブン・ジャパン 174店
株式会社ファミリーマート 393店
株式会社ローソン 130店

ドラッグストア
株式会社スギ薬局 10店

三重県下JA直売所 19店

計865店
※参加店舗数はプレスリリース発表時点での数です。

4 取組の背景
食品ロスは、農林水産省と環境省が行った調査によると、日本全国では令和2年度に年間522万トン
(推計)発生しており、食品関連事業者から発生する事業系食品ロスは275万トン(推計)、家庭から
発生する家庭系食品ロスは247万トン(推計)となります。県内では令和4年度の調査の結果、事業系
食品ロスは4.3万トン(推計)、家庭系食品ロスは3.2万トン(推計)発生しています。
令和4年度の消費者庁の意識調査において、食品ロスの問題について80.9%と多くの方が認知して
いることが分かりました。食品ロスの認知度が広がってきた現在において、その削減のために、より具体
的な行動につなげていく取組が必要です。
食品ロスの発生原因のひとつとして、消費者が食品を購入する際に、期限の長い方から選んで購入して
しまうことが挙げられます。その結果、期限の近い食品が売れ残り、廃棄されてしまいます。
このような背景から、本県では、令和3年度から県内の食品小売業と連携した啓発活動を行っていま
す。

関連資料

  • レールポップのデザイン(一覧)(PDF(557KB))
  • レールポップ①(40×205㎜)(PDF(277KB))
  • レールポップ②(40×205㎜)(PDF(251KB))
  • レールポップ③(64×182㎜)(PDF(362KB))
  • レールポップ④(64×182㎜)(PDF(249KB))
  • ポスターのデザイン(PDF(314KB))