保守部品配送のBCP強化に向けて「相模原テクニカルセンター」を開設～9月8日（金）に開所式を行います～

2023/09/05　ＮＥＣフィールディング　株式会社　

NECフィールディング、保守部品配送のBCP強化に向けて「相模原テクニカルセンター」を開設
～9月8日（金）に開所式を行います～

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2023年09月05日
NECフィールディング株式会社

NECフィールディング株式会社（本社：東京都港区三??丁?4番28号代表取締役執?役員社?：形山嘉浩）は、メンテナンス事業に必要な保守部品を一元管理し、全国に配送するための一大パーツ拠点である既存の川崎テクニカルセンターのBCP倉庫として、神奈川県相模原市に「相模原テクニカルセンター」（以下「本センター」）を開設しました。

今回の開設により、万が一災害が発生した際のBCP倉庫として2024年4月から活用できる他、メンテナンス事業受託時にメーカー様からお預かりする保守部品の保管スペースの拡充と、近隣にある保守部品保管倉庫２箇所の集約による効率化が見込めます。
メンテナンスサービスを提供する際、対応スピードの速さや確実性が求められる中、本センターの開設により、より安定した品質でのサービス提供に努めると共に、約60年に渡りICT領域の保守サービス提供で培った膨大なナレッジと技術力でメンテナンス事業を推進していきます。

１．本センター開設の背景と目的

当社がメンテナンスサービスを提供する際、お客さまシステムにトラブルが発生した場合、お客さま先にカスタマエンジニアの他に、復旧に必要な保守部品も手配して対応します。その為、全国約150箇所に倉庫を設置して保守部品を配備し、お客さまシステムに近接した倉庫から配送することで、迅速な対応が可能となります。その保守部品を一元管理し、全国にある小規模倉庫に24時間365日供給するのが神奈川県川崎市にある川崎テクニカルセンターです。
近年、集中豪雨や台風、地震による災害が頻発していることから、万が一の災害時、川崎テクニカルセンターが機能停止した場合でも、本センターより全国約150カ所の小規模倉庫に保守部品を供給し事業継続性を高めるために、この度、本センターを開設しました。
また、当社はNEC製品に加えて各社のICT機器、店舗系設備、医機器等についてもサポート領域を拡大して対応しています。今後、更にメーカー様からお預かりする保守部品数も増えることが予想さる為、その保管スペースも本センター内に設けます。
さらに、近隣の保守部品供給倉庫２箇所について、充実したBCＰ対策を施した本センターに集約させ、効率化を図ります。

２．本センターの特長

本センターは神奈川県相模原市にある大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK相模原」内に開設致します。「GLP ALFALINK相模原」は都心から40km圏内で、東名高速や圏央道へアクセスがよく、関東広域配送の物流拠点として最適な立地となります。又、地震等の災害対策として免振構造でできており、最大24時間利用可能な非常用電源等を設置しています。

３．施設概要（施設写真）

【外観：GLP ALFALINK相模原】

名所：相模原テクニカルセンター
住所：神奈川県相模原市中央区名字白雨台3532-15
GLP ALFALINK相模原2 3階
総坪数：1,987坪
アクセス：電車 JR横浜線・JR相模線・京王線「橋本駅」より約4.5km
JR相模線「上溝駅」より約2km
車圏央道「相模原愛川IC」より約4.3km
圏央道「相模原IC」より約7.1km

【内観：GLP ALFALINK相模原2 3階】

４．開所式のご案内

開所式を下記日程で開催致します。当日は会場にて取材頂くことも可能です。ご希望の場合は、メールにて事前にご連絡くださいますようお願い致します。
日時：2023年9月8日（金）
① 15:00～16:20 神事・開所式
② 16:30～17:00 相模原テクニカルセンター・GLP ALFALINK
相模原見学会

５．今後の予定

NECフィールディングは2017年より社内DX化を推進しNECのAIや量子コンピュータ等最先端の技術を社内システムに実装し、サポートサービフォーメーションの生産性・品質向上に努めてきました。2021年からはロジスティクスのDX化に取り組み、保守部品の需要予測による最適配置や、量子アニーリング技術を活用した保守部品の配送計画立案等継続的に取り組んでいます。本センターに於いても、GTP（自動倉庫）^※1やAGV（無人搬送車）^※2等のロジスティクス領域のDX設備導入を2025年度上期に予定しており、倉庫内作業の効率化・省人化を推進していきます。
その他、東京、大阪にあるコールセンターについてもハザード地区を考慮した安全なビルに移転しました。
NECフィールディングは、メンテナンス事業におけるサポートサービスフォーメーションをより強固なものとし、万が一お客さまシステムが停止した際もスピード感をもって復旧させ、持続可能性を高め安心・安全な社会を創造することを目指します。

※1：
GTPとは、Goods To Personの略称で、物流倉庫において荷物をピッキングする作業者の場所や、棚入れする場所まで荷物を運んでくるタイプの物流ロボットのことを指します。
※2：
AGVとは、Automatic Guided Vehicle（無人搬送車）の略で、工場や倉庫で従来は人が行っていた搬送作業を代替するロボットのことを指します。

以上