「M&A仲介協会、 倫理規程と業界自主規制ルール3規程を策定」に関するお知らせ

2023/12/15  名南M&A 株式会社 

2023 年 12 月 15 日

名南 M&A 株式会社

「M&A仲介協会、 倫理規程と業界自主規制ルール3規程を策定」に関するお知らせ

名南M&A株式会社(本社:愛知県名古屋市)の代表取締役社長 篠田 康人が理事をつとめる一般社団法人 M&A 仲介協会(以下、M&A 仲介協会・ 所在地:東京都千代田区・ 代表理事 荒井 邦彦 / URL:https://www.ma-chukai.or.jp/)は、業界初の倫理規程と業界自主規制ルール 3 規程(広告・営業規程、コンプライアンス規程、契約重要事項説明規程)を策定いたしました。また、会員拡大により規程の実効性を高め、業界全体の健全な発展に寄与するため、2024 年 4 月より入会金・年会費等の会費体系を全面改定することを決定しました。 2024 年 1 月 23 日には、中小企業庁登録 M&A 支援機関を対象とした「M&A 仲介協会 入会説明会」を実施いたします。

倫理規程と業界自主規制ルール策定の背景
日本国内では、少子高齢化の急速な進展により、中堅・中小企業においても経営者の高齢化が進んでいます。2025 年に後継者不在の約 60 万社が黒字廃業の危機にさらされていると言われる中、事業承継の一つの手段として第三者承継(M&A)が件数・割合ともに急増しています。中小企業庁によると、事業承継・引継ぎ支援センターで 1,681 件(2022 年度)、中小企業庁登録 M&A 支援機関で 3,403件(2021 年度)の M&A が実施され、その件数は右肩上がりで増加しています。これに伴い、登録 M&A 支援機関数は 2,900 件を超えるなど、M&A 専門業者の数が顕著に増加し、支援の質等の課題が顕在化してきています。M&A は、中小企業の業績のみならず、経営者やその家族、従業員の人生にも大きな影響を及ぼす可能性があり、M&A 仲介は企業価値評価や事業承継に係る専門的な知識をもとに、中立的な立場からの適切な助言が求められる高度な業務であるといえます。

M&A 仲介協会は、中小企業庁が中堅・中小企業の M&A を推進するために取りまとめた「中小 M&A 推進計画」に基づき、公正で円滑な取引を推進し、M&A 仲介業界の健全な発展に取り組むことを目的に 2021 年 10 月に設立しました。中小企業庁の中小 M&A ガイドラインに関する啓発と遵守の促進、M&A 支援人材の育成サポート、M&A 仲介に係る苦情相談窓口の運営等に取り組んでおり、2023 年 12 月現在、M&A 仲介協会の設立趣旨に賛同いただいた 17 社の M&A 仲介業者及び金融機関と幹事会員 3 社の計 20 社で活動しています。

業界の課題解決とさらなる質の向上に取り組むべく、M&A 仲介協会がこのたび、M&A 仲介業界のあるべき姿を倫理規程として定め、広告・営業、コンプライアンス、契約重要事項説明という M&A支援における重要な 3 つの領域における自主規制ルールを策定いたしました。中小 M&A ガイドライン(第 2 版)においても、M&A 支援の質の確保・向上に関し業界全体での取り組みが求められる中、名南M&A株式会社は、倫理規程や業界自主規制ルールを遵守することで、業界全体の信頼性向上、ひいては中堅・中小企業の持続的成長に寄与してまいります。

倫理規程と業界自主規制ルール
https://www.ma-chukai.or.jp/pdf/regulations.pdf

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7076/ir_material1/219797/00.pdf

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