「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」に参画

2024/01/22  太平洋セメント 株式会社 

2024年1月22日

「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」に参画

太平洋セメント株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:不死原正文 以下、当社)は、セメント産業でのカーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーを共に推進するため、経済産業省の「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」に参画いたしました。

現在、経済産業省は同省が 2023 年 3 月に策定した「成長志向型の資源自律経済戦略」を踏まえ
て、サーキュラーエコノミーに野心的・先進的に取り組む、国、自治体、大学、企業・業界団体等による「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」の構築を進めています。本パートナーシップは経済成長と資源リスク緩和を目的としたサーキュラーエコノミーの実現に向けて、ビジョンやロードマップ、情報流通プラットフォーム、さらには地域循環モデルの構築などに取り組んでいくものです。

当社グループは、セメント産業の特徴を最大限に活かし、1990 年代から本格的に他産業で発生する各種廃棄物・副産物を燃料や原料として活用することで、持続可能な循環型社会形成の重要な役割を担ってまいりました。現在、わが国のセメント産業の廃棄物・副産物の使用量は、国内循環利用量の約 10%にも相当します。

また当社グループは、「カーボンニュートラルの実現」ならびに「サーキュラーエコノミー実現への貢献」をサステナビリティ重要課題と捉えており、CO2排出削減とともに高品質なセメントの供給を続けながら、他産業では処理困難な各種廃棄物・副産物を燃料や原料として、高度に活用する技術開発を進めています。これらの取り組みは、本パートナーシップが目指すサーキュラーエコノミーの実現に有効と考えています。

今後も当社グループは、保有する技術やプロセスを通じて業界をこえて皆様とつながり、協働することでサーキュラーエコノミーの高度化のみならず、カーボンニュートラルへの着実な移行に貢献していきます。

[関連サイト]
・サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップについて(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/press/2023/09/20230912002/20230912002.html
・太平洋セメントのサステナビリティ
https://www.taiheiyo-cement.co.jp/csr/index.html

<本件に関するお問い合わせ先>
太平洋セメント株式会社 総務部IR広報グループ
TEL.03-5801-0334 FAX.03-5801-0344
e-mail.ir-com@taiheiyo-cement.co.jp

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