志賀原子力発電所1号機
非常用ディーゼル発電機の通常の状態への復帰について
本日、北陸電力から、志賀町での震度5弱を観測(1 月 16 日)
したことから社内規定に基づき行った志賀原子力発電所1号機の非常用ディーゼル発電機の試運転で3台のうち1台が起動後自動停止した件について、原因及び対策を取りまとめるとともに、通常の状態(使用可能な状態)に復帰したことの報告があった。
→外部電源は確保されており、非常用ディーゼル発電機3台のうち2台が使
用可能な状態であったことから、安全上の問題はなかった。非常用ディー
ゼル発電機3台とも使用可能となる。
原因:地震直後の変圧器の油漏れにより1号機は2号機を
経由するルートで電気を取り込んでいたため、規定時間内に出力上昇ができず自動停止となったもの
対策:非常用ディーゼル発電機が一定の出力を保てるよう、
1号機内の電気の接続先ルートを変更
県では、今後、定期の立入調査により、現場確認を行い、対
応状況の確認を行うこととしている。
令和6年1月30日
危機対策課原子力安全対策室
室長 小坂 幸生
県庁内線 4310
外線直通
076-225-1465