国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム」への参画について

2024/03/07  株式会社 レナサイエンス 

2024 年3月7日
株式会社レナサイエンス

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム」への参画について


当社は、東北大学が研究代表機関として採択されている国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(以下、「OPERA」)における「自律分散協調型直流マイクログリッドの全体最適化を実現する電力・通信融合ネットワーク基盤技術の創出」事業に分担研究機関として参画し、災害医療の質を維持向上するための人工知能(AI)を活用した医療ソリューションに基づくデジタルツイン*1モデルを開発することとなりましたので、お知らせいたします。

プログラム概要
代表研究機関:国立大学法人東北大学
領域統括:東北大学災害科学国際研究所・尾辻泰一教授
実施期間:2025 年 3 月 31 日まで
総事業費(全期間累計):8.2 億円
参画機関(予定):
■大学等
東北大学、金沢工業大学、千歳科学技術大学、立教大学、東北学院大学
■民間企業
日本電信電話(株)、古河電気工業(株)、パナソニックホールディングス(株)、NITTOKU(株)、ビヨンドエス(株)、イオンモール(株)、(公財)イオン環境財団、日本工営(株)、三和テクノロジーズ(株)、(株)フクダ・アンド・パートナーズ、東北発電工業(株)、ファイトケミカルプロダクツ(株)、(株)レナサイエンス

当社は、医療現場の課題を解決するため、東北大学及び複数の研究及び医療機関と共同で、維持血液透析医療支援プログラム医療機器や糖尿病治療支援プログラム医療機器など人工知能(AI)を活用した様々な医療ソリューション(プログラム医療機器)を開発しています。このような医療ソリューションは平時だけではなく、災害時等の緊急事態に医療関係者が不足する被災地などにおいて、地域医療を支える基盤技術となることが期待されます。

本OPERA事業では、情報通信と電力のネットワークを融合させることにより、災害時等の緊急事態に医療分野を含めたレジリエント*2 なネットワーク基盤を構築するための研究開発を行っております。

2024 年 4 月1日から当社も本 OPERA 事業に分担研究機関として参画し、発災時の災害医療の質を維持向上するためのデジタルツインモデルを開発することになりました。医療分野でのレジリエントな環境整備に向けての検証を行い、開発したデジタルツインモデルを災害時の治療における基盤技術として実用化を目指してまいります。

なお、本件による業績への影響はありません。

*1 デジタルツイン

インターネットに接続した機器などを活用して現実空間の情報を取得し、サイバー空間内に現実空間を再現すること

*2 レジリエント

ストレスや困難な問題に直面しても受け止め跳ね返し成長し続けること

以 上

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