QB第二号ファンド「スペクトロニクス株式会社」への出資について【NCBベンチャーキャピタル】

2024/03/07  株式会社 西日本フィナンシャルホールディングス 

2024 年 3 月 7 日

QB 第二号ファンド
「スペクトロニクス株式会社」への出資について


当社のグループ会社である NCB ベンチャーキャピタル(代表取締役 井上 一成)は、本日、「QB 第二号ファンド『スペクトロニクス株式会社』への出資について」を公表しましたので、お知らせします。

詳細は、別紙をご参照ください。

以 上

2024 年 3 月 7 日

QB 第二号ファンド
「スペクトロニクス株式会社」への出資について

NCB ベンチャーキャピタル(代表取締役 井上 一成)は、QB キャピタル合同会社(代表社員坂本 剛、本藤 孝)と共同で運営する、「QB 第二号ファンド」(以下「本ファンド」)において、「スペクトロニクス株式会社」(代表取締役 長岡 由木彦、以下「当社」)に出資しましたので、お知らせします。

NCB ベンチャーキャピタルは、地域金融機関として、本ファンドを通じて積極的な創業支援を行い、地域産業の発展や雇用の創出に貢献してまいります。



1.対象企業の概要

会社名 スペクトロニクス株式会社
本社住所 大阪府吹田市垂水町 3-28-15
代表者 代表取締役 長岡 由木彦
設 立 2004 年 4 月
事業内容 微細加工用レーザ発振器の開発・生産・販売、OEM 事業

2.対象企業の特長

? 当社は、半導体や電子部品等の微細加工用レーザ発振器※1 を開発・製造するスタートアップ企業です。

? 当社は、高品質な微細加工を実現する上で重要となるレーザのパルス※2 や波長の点で従来技術を凌駕する世界初の「ピコ秒※3・深紫外※4 レーザ発振器」の開発に成功していることに加え、レーザ発振器を含む加工装置の開発を目的とした大阪大学との共同研究や、東京大学との連携実績を有しています。

? 当社は、日本の半導体業界の発展に貢献することが期待され、今後の更なる成長が期待されます。

※1 レーザ発振器とは、レーザを発生させる装置のこと。
※2 パルスとは、ごく短時間だけ流れる電流や電波のこと。
※3 ピコ秒とは、1 兆分の 1 に等しい時間単位のこと。
※4 深紫外とは、可視光線よりも波長が短い光である紫外線の中でも、特に短い波長域のもの。

以 上

本件に関するお問い合わせ先
NCB ベンチャーキャピタル TEL 092-731-8010
担当 仲尾・原田

参 考

『QB 第二号ファンドについて』

1.本ファンドの概要

名 称 QB 第二号投資事業有限責任組合(通称:QB 第二号ファンド)
ファンド総 額 約 70 億円
無限責任組合員(GP※2)
QB2 パートナーズ有限責任事業組合※1(QB キャピタル)
株式会社 NCB ベンチャーキャピタル
有限責任組合員(LP※3)
株式会社西日本シティ銀行、株式会社産業革新投資機構
民間企業、金融機関 他
設 立 日 2021 年 4 月 30 日(存続期間 10 年)

※1 QB2 パートナーズ有限責任事業組合:本ファンドを運営するために QB キャピタル等が設立した組合
※2 GP(General Partner):ファンドの運用主体となる無限責任組合員
※3 LP(Limited Partner):ファンドの出資者となる有限責任組合員

2.ファンドスキーム図

※4 GP 出資:ファンドの運用主体となる無限責任組合員が約束する出資金額
※5 LP 出資:ファンドの出資者となる有限責任組合員が約束する出資金額

3.運営会社の概要

商 号 株式会社 NCB ベンチャーキャピタル
所 在 地
福岡県福岡市中央区天神 2 丁目 5 番 28 号
天神西通りセンタービル 8 階
事業内 容 投資事業有限責任組合財産の運用および管理
株 主 株式会社西日本シティ銀行(100%)
代 表 者 井上 一成

商 号 QB キャピタル合同会社
所 在 地 福岡市早良区百道浜 2-1-22 SRP センタービル
事業内 容 投資事業有限責任組合財産の運用および管理
出 資 者
株式会社産学連携機構九州
株式会社西日本シティ銀行 他
代表社 員 坂本 剛、本藤 孝

以 上

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