2024 年 4 月 1 日
エムスリー株式会社
医療機関向けに夜間休日往診代行サービス「バディ往診(TM)」を提供する株式会社当直連携基盤を子会社化
～日本の在宅医療インフラの構築を目指す～ エムスリー株式会社（本社： 東京都港区、代表取締役： 谷村 格、URL
：https://corporate.m3.com/、以下「エムスリー」）は、医療機関向けに夜間休日往診代行サービス「バディ往診™」を提供する株式会社当直連携基
盤（本社： 東京都中央区、代表取締役： 中尾 亮太、URL
：https://tochoku.com/）を子会社化いたしましたのでお知らせいたします。
背景
エムスリーは、日本の医師の約 9 割にあたる 33 万人以上が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービスに加え、クリニックを対象とした医療現場 DX 化支援サービス等を提供しています。
クリニック向け DX 化支援サービスにおいては、AI 搭載クラウド電子カルテの「エムスリーデジカル」や、予約、自動受付、問診、キャッシュレス決済、CRM の機能をワンストップ化し、患者の診療体験をより便利にする「デジスマ診療」等を提供し、診療プロセス全体の生産性向上に寄与するべく、DX 化支援を推進しその範囲を拡大しており、医療機関に提供する付加価値の更なる拡張を図ってまいりました。
当直連携基盤との今後の取り組みについて
株式会社当直連携基盤は、かかりつけ医の負担が大きい夜間休日の緊急対応を支援する「バディ往診™」「バディコールセンター™」を提供する、日本初の在宅医療特化型往診支援会社です。日本社会の高齢化に伴い在宅医療に対するニーズが拡大している中、同社は独自の在宅医療専門教育を受けた「メディカルバディ™」による往診現場のマネジメント・かかりつけ医へのレポート共有等により、顧客医療機関の高い満足度を実現しております。同社は 2018 年に関東エリアから事業を始め、愛知県（2020 年）、大阪府（2022 年）、福岡県（2023 年）とサービス提供エリアを拡大してまいりました。2024 年 4 月現在、支援先医療機関数は 350 施設超、看取り数7,000 名超の実績があります。
今後は、エムスリーグループが保有する国内医師会員基盤を活用し、バディ往診™のサービス提供エリアの加速的な拡大を支援し、日本全国の在宅医療の現場を支えるインフラの構築を目指します。さらにはエムスリーグループが保有するグローバルな医師会員基盤を活かし、日本で培った在宅医療ノウハウを世界に展開してまいります。
今後も、エムスリーグループでは、「インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を 1 人でも増やし、不必要な医療コストを 1 円でも減らす」というミッションのもと、社会的なインパクトをもたらし医療課題の解決に貢
献していくことを目指してまいります。
■当直連携基盤の会社概要
【設立】 2018 年 4 月
【所在地】 東京都中央区日本橋本石町三丁目 2 番 3 号 日本橋オリーブビル９階
【URL】 https://tochoku.com/
【代表取締役】 中尾 亮太
【事業内容】 在宅医療機関向け往診代行サービス・コールセンターサービス
