2024 年 5 月 20 日
株式会社北洋銀行
株式会社北海道二十一世紀総合研究所
「ほくよう農業地域活性化ファンド」の出資先が決定しました
～株式会社 ヴァン・メティス様に 1,000 万円を出資～
株式会社北洋銀行、株式会社北海道二十一世紀総合研究所は、株式会社日本政策金融公庫と共同で設立した「ほくよう農業地域活性化ファンド」から、株式会社 ヴァン・メティス様（所在地：栗山町）に1,000 万円の出資を行うことを決定いたしました。本件は当ファンドの第 6 号出資案件となります。
当社は、栗山町にて醸造用ぶどうの栽培を行う農業法人です。栗山町で初の醸造用ぶどう栽培事業者となるとともに、北海道や北海道大学を中心に 2022 年 4 月に設立された「北海道-ワインプラットフォーム」が就農支援を行った初の案件となります。
代表であるヴァインシュトック ロマン レオン氏(以下、ロマン氏)は、母国であるフランスでぶどう栽培や醸造学を学び、世界各国のワイナリーで勤務。2009 年に来日され、栃木県足利市や岩見沢市のワイナリーでの勤務を経たのち、今年度から栗山町にて醸造用ぶどうの栽培を開始します。ロマン氏がこれまで培ってきた豊富な経験を活かしたワイン造りは、栗山町におけるワイン事業の振興および新たな地域産品の創出などによる地域活性化が期待出来ることから、出資を決定いたしました。
当行では農業者の皆さまに対し、出資等による資金供与を含め、経営支援・ビジネスマッチング等のソリューション提供の取組みを進めております。今後とも、農業者の皆様の多様なニーズに的確に対応しながら、農業への支援を通じ、農村地域の活性化に積極的に取り組んでまいります。
記
【出資案件概要】
出 資 先 名
株式会社 ヴァン・メティス（代表取締役 ヴァインシュトック ロマン レオン）
所在地
北海道夕張郡栗山町字継立 9 番地 7
出 資 決 定 額
10,000,000 円
出 資 形 態
無議決権株式引受
資 金 使 途
運転資金
事 業 内 容
醸造用ぶどうの生産
以上
北洋銀行グループは、2018 年 12 月「北洋 SDGs 宣言」 を表明し、地域の持続的成長支援と社会的課題の解決に取り組んでおります。なお、SDGs に関連するプレスリリースには、該当する SDGs のアイコンを明示しております。
【SDGs】2015 年の国連サミットで採択された、持続可能な世界を実現するための 2030 年までの国際目標。17 のゴールと 169 のターゲットで構成される。
■ 「ほくよう農業地域活性化ファンド」事業スキーム図
■「ほくよう農業地域活性化ファンド」 概要
以上
項目
内容
フ ァ ン ド 名 称
ほくよう農業地域活性化ファンド投資事業有限責任組合
フ ァ ン ド 設 立
2019年11月29日
ファンド存続期限
2034年11月28日
無限責任組合員
株式会社北海道二十一世紀総合研究所
有限責任組合員
株式会社北洋銀行、株式会社日本政策金融公庫
総出資約束金額
2億円
【内訳】
株式会社北海道二十一世紀総合研究所 40万円
株式会社北洋銀行 1億円
株式会社日本政策金融公庫 9,960万円
出資対象事業者
北海道内の農業法人（農地所有適格法人を含む）等
