英国・洋上風力発電所向けに132kV海底電力ケーブル新規受注

住友電気工業株式会社（本社：大阪市中央区、社長：井上 治、以下 「当社」）は、英国Gwynt y Mor Offshore Wind Farm （グウィンティーモール オフショア ウィンドファーム、以下 「GYM洋上風力発電所」)向けに132kV海底電力XLPEケーブルを新規受注しました。

今回受注した132kV海底電力XLPEケーブルは、英国・ウェールズ北岸に位置するGYM洋上風力発電所と陸上送電網を繋ぐケーブルとして採用され、再生可能エネルギーによる電力供給を支える重要な役割を担います。なお、今回のGYM洋上風力発電所向けは、2021年5月に続く受注となります。

当社は、欧州にて、再生可能エネルギーの送電・連系線構築に必要となる電力ケーブルを長年にわたって供給しており、特に2019年1月から商業運転を開始した英国－ベルギーを結ぶ100万kWの国際連系線NEMO LINKでは、その後5年間において99.5％という高い設備稼働率を実現しています。
近年では、英国のエネルギー安定供給を担う洋上風力発電においても、当社は重要な役割を果たしており、今回の受注により、英国での再生可能エネルギーによる電力供給の拡大、安定供給に寄与することが期待されています。

今後も国際連系線建設や洋上風力発電プロジェクトに欠かせない送電技術で、当社は脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいきます。

■ご参考
・当社プレスリリース：2021年5月14日
イギリス・Gwynt y Mor OFTO社より洋上風力向け132kV海底電力ケーブルを受注
https://sei.co.jp/company/press/2021/05/prs038.html