「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」を踏まえた当社取組状況について

2024/05/31  日本生命保険 相互会社 

2024 年 5 月 31 日

日本生命保険相互会社

「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」を踏まえた当社取組状況について

1.はじめに

生命保険各社がお客様一人ひとりと真摯に向き合い、社会的使命を果たし続けることを後押しすることを目的として、2023 年 2 月 17 日に、生命保険協会は「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点※1」(以下、「着眼点」)を公表しました。「着眼点」には、各社がリスクに応じた管理態勢の整備を進めるにあたり対応・留意すべき 6 つの項目について、16 のプリンシプル(原理・原則)や、各社の参考となる取組例等が記載されています。

当社では、昨年度の公表以降も、全国のコンプライアンス担当者を増員する等、管理者も含めた営業職員チャネルに対する管理・牽制機能を強化してまいりました。

また、不適正事案の未然防止等に向けては、こうした機能強化に加え、従業員一人ひとりが、お客様・社会の信頼に応え誠実に仕事をしていくという信念を持って日々の職務に臨むことが非常に重要と考えており、意識の浸透・醸成にも努めています。

コンプライアンス・リスク管理態勢の高度化に向けた取組にゴールはなく、当社の取組状況を定期的に振り返り、実効性の向上に向け、不断の努力を積み重ねていくことが重要と考えています。こうした認識のもと、今般、「お客様本位の業務運営」の取組状況と合わせ、生命保険協会から公表された「着眼点」も踏まえた当社取組状況を公表します。

2.当社取組状況

(1) コンプライアンス・リスク管理態勢
〈「着眼点」の記載内容(生命保険協会より)〉
「コンプライアンス・リスク管理態勢」は、各社の業務運営の基礎となる組織体制の構築や企業文化の形成等を指す。営業職員チャネルの特徴・強みであるお客さまとの強固な信頼関係に応え変わらぬ安心をお届けしていくためには、目指す理念や価値観の共有、実効的な統制策を遂行する強固な組織体制の構築等、健全なコンプライアンス・リスク管理態勢の整備・維持が求められる。

※1 生命保険協会 「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」
https://www.seiho.or.jp/info/news/2023/20230217_1.html

○当社は、経営基本理念として「国民各層が真に求める保険を提供し、充実したサービスを行い、契約者に対する経済的保障責任を誠実に果たすことを第一義とする」旨を掲げ、「お客様本位の業務運営」に取り組んでいます。今後も、管理者・従業員一人ひとりに経営理念を浸透させ、健全な企業文化を形成するため、経営陣主導のもと、管理者・従業員への語りかけを継続することで、コンプライアンス・リスク管理態勢の維持を図ってまいります。また、不適正の未然防止・早期発見に向け、管理者も含めた営業組織に対する牽制体制・機能を強化するとともに、近年、管理者の評価面における中長期評価の拡充等の対応を図っており、引き続き更なる対応の高度化に向けた検討を進めてまいります。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.nissay.co.jp/news/2024/pdf/20240531a.pdf

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