三菱総合研究所とのブロックチェーン技術を活用したデジタル地域通貨事業に関する基本合意書締結

2024/05/29  株式会社 山陰合同銀行 

株式会社山陰合同銀行
2024 年 5 月 29 日

三菱総合研究所とのブロックチェーン技術を活用したデジタル地域通貨事業に関する基本合意書締結
~山陰地域の経済活性化に向けた事業の共同実施の検討~


ごうぎんは、株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:籔田健二、以下 MRI)と山陰地域におけるブロックチェーン技術を活用したデジタル地域通貨事業の共同実施に向けた基本合意書を締結しましたのでお知らせします。当行は本事業を通じ、持続的な地域社会の実現に貢献していくことを目指します。



1. 背景・経緯

人口減少や東京一極集中の進行、コロナ禍によるオンライン取引の普及など、地域経済を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。このような中、地域コミュニティの再興と地域経済の活性化は、いずれの地域においても重要な社会的課題となっています。

当行は、地域のデジタル化推進や経済活性化を目指し、MRI とのデジタル通貨事業の共同実施に向けた基本合意書を締結しました。

2. 概要・特徴

当行は、MRI とともに域内で利用が可能なポイントや地域通貨を発行・管理する「さんいんウォレット基盤(仮称)」の構築を目指します。この基盤を自治体や事業者が広く活用することで、各種行政施策の円滑な実現や経済取引の活性化を促進します。将来的には、地域内で共通に使えるポイントサービスの提供や、地元事業者へのハウスポイントやハウス電子マネーサービスの提供も視野に検討を進めてまいります。

今回の取り組みは、ブロックチェーン技術を活用した MRI のデジタル地域通貨プラットフォーム「Region Ring(R)」を用いて検討します。ブロックチェーン技術の活用により、高いセキュリティと情報信頼性を確保しつつ、これまでよりもリーズナブルに地域通貨や地域ポイントを導入することが可能となり、山陰地域に新たな経済的・社会的価値を生み出します。

当行は、引き続き、新技術も積極的に取り入れながら、地域やお客様への新たなサービスや価値の提供、地域のデジタル化、経済活性化への貢献に努めてまいります。

株式会社三菱総合研究所 概要

企業名 株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長 籔田健二)
所在地 東京都千代田区永田町二丁目 10 番 3 号
事業内容 シンクタンク・コンサルティングサービス、IT サービス

関連情報

三菱総合研究所プレスリリース
地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring(R)」

以上

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