２０２４年５月２１日
ダイダン株式会社
ダイダン北陸支店が「第22回環境・設備デザイン賞」に入賞
ダイダン株式会社（本店：大阪市西区、代表取締役社長：山中康宏）の北陸支店が、一般社団法人 建築設備綜合協会の主催する第22回環境・設備デザイン賞において、建築・設備統合デザイン部門（応募件数20件）に入賞しました（代表応募者：ダイダン株式会社、共同応募者：株式会社プランテック）。
「伝統的なまちなみと調和しながらも脱炭素に貢献する建物づくりに向けた積極的な木材利用」「自然風や自然光を上手く活用した建築設備に頼らない工夫」などが評価されました。
ダイダン北陸支店 外観
？ 環境・設備デザイン賞とは
建築設備分野において従来あまり意識されることのなかった審美性などの「感性」に関する要素に焦点をあて、これに「機能性」「経済性」と環境問題も視野にいれた「社会性」を加えた4つの評価軸により、総合的かつ客観的な評価を行い、優秀な「環境・設備デザイン」を表彰するものです。
主催：一般社団法人 建築設備綜合協会（会長：村上 公哉 芝浦工業大学 教授）
概要：下記3部門でそれぞれ最優秀賞・優秀賞・入賞・BE賞・特別賞・奨励賞を授与
Ⅰ．設備器具・システムデザイン部門
Ⅱ．建築・設備統合デザイン部門
Ⅲ．都市・ランドスケープデザイン部門
？ ダイダン北陸支店の概要
ダイダン北陸支店は「伝統」と「革新」の融合をコンセプトに、地域と調和する次世代オフィスビルとして計画した建物です。
建築構造や受水槽に木材を活用することで建設段階での脱炭素化を図るだけでなく、執務空間に自然を感じられる要素（木の仕上げや植栽）を効果的に取り入れるバイオフィリックデザインを採用することで、執務者が心地よさ・安らぎ・愛着を感じられる空間を構築しています。
① まちなみに調和する建物
？ 金沢市が定める「金沢ミライシナリオ」「木の文化都市金沢」といった取り組みに賛同し、持続可能な社会・木の文化都市実現に貢献できる建物を計画した
？ 木質建材や一文字瓦の活用、さらに櫛引左官仕上げを採用するなど、伝統的な建物が立ち並ぶ百万石通りに調和した趣のある意匠とした
② 環境負荷低減に向けた取り組み
？ 建設段階から脱炭素化に貢献するため、建築構造に木材を活用（CLT※1・集成材）
？ 本建物では約65tのCO2貯蔵量を確保
③ 自然と調和した働きやすい環境づくり
？ 木質仕上げや建物内外の植物を取り入れたバイオフィリックデザインを採用
？ ABW※2を取り入れたオフィスデザイン取り入れ、多様化する働き方に対応できる環境を整備
※1 Cross Laminated Timber：ひき板を並べた層をクロスに重なるように板を貼り合わせた分厚い素材
※2 Activity Based Working：社員自らが働く時間と場所を自由に選択するワークスタイル
？ 建物概要
・所 在 地 石川県金沢市尾張町
・延床面 積 998 ㎡
・階数・構造 地上3階 / 鉄骨造 + 木造 (CLT、集成材) の混構造
・設 計 ダイダン株式会社、株式会社プランテック
・内装設 計 株式会社丸田絢子建築設計事務所
・施 工 ダイダン株式会社、共立建設株式会社
・竣 工 日 2022年5月28日
【お問合せ先】
ダイダン株式会社
経営企画本部 コーポレートコミュニケーション部
長田 悠梨
〒102-8175 東京都千代田区富士見 2-15-10
Tel: 03-5276-4568
E-mail: PR@daidan.co.jp osadayuri@daidan.co.jp
